130,000部発行
2021年6月4日
通巻第297号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 節子  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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出雲大社千葉総国講社
七夕えんむすび祭り
 東寺山交差点、コメダ珈琲千葉東寺山店の真裏にそびえる出雲大社千葉総国講社。神殿には島根県の出雲大社から大国主大神の御分霊を拝し、日々、神事が執り行われている。
 数ある年間行事の中で、今年の7月から新たに執り行われるのが「七夕えんむすび祭り」だ。
 出雲大社は、そもそも「縁結び」で有名な神社であることにちなみ、様々な「縁結び」を取り持つことで多くの人々に神恩を享受してもらいたいと、小川恵光講長は語っている。
 七夕週間は7月1日から7日までで、期間限定の御朱印となる。
4日の18時から本殿で行われる本祭には、初穂料三千円でどなたでも列席が可能とのことであるから、これを機会に参詣されることをお勧めしたい。

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稲毛の「明治天皇行幸碑」、県内最古
民間歴史サークルの文献調査で判明
 明治15年の近衛師団の演習視察のための八街行幸の際の明治天皇のお立ち寄りを記念して建立された行幸碑は、県内に3か所あることが分かった。皇居からの道中、(1)馬加(まくわり、現在の幕張)の「明治天皇駐蹕所(ちゅうひつしょ)」の碑、(2)稲毛の「明治天皇御野立所(おのだちしょ)」の碑、そして(3)千葉県庁立体駐車場入口前にある「明治天皇行在きゅう蹟(あんざいきゅうせき)」の碑である。天皇に関する記念碑はほかにもあるもののこの3つが最も古いとされており、このなかでも稲毛の碑が県内最古であることが確認された。日本最古の行幸碑であるとの有力な説もあるが、そちらは残念ながら確認できていない。
 昭和5年に当時の千葉県教育会が刊行した文献や、稲毛図書館に所蔵されている稲毛小学校の記念誌の中の「稲毛小学校沿革」によれば、明治天皇の行幸のご様子が述べられている。
 これらによると、行幸は明治15年のことであるが、稲毛の碑は明治29年建立であり、幕張の碑は大正7年建立、県庁前の碑は昭和3年建立であることが確認されたほか、千葉県文書館は、「確認できた中では稲毛の碑が最古のものである」との見解を出している。
 碑の現場が荒れ果てていることについて、様々な歴史探索に取り組み、行幸碑にも詳しい歴史散策サークル「いなぎ会」の関係者は、「このような貴重な歴史遺産が放置されているのは見るに忍びない。何らかの方策が打ち出せないか」と語っている。
 千葉市は本紙の取材に対し、「市が直接廃棄物の撤去に乗り出すことには課題が多い」としており、地元との協議が必要との考えを示している。
 稲毛の碑がある土地の登記簿上の地目が「原野」であることは既報のとおりであるが、文献にはそれを示す写真も収録されていた。
 現在の写真の背景はビル群に囲まれているが、昭和5年頃の写真によれば碑の背景には建造物は見当たらず、当時はまさに原野であることが見てとれる。
 その時の地目が宅地に変更されることなく現在の登記簿に引き継がれている。地目変更は地権者からの申請が必要だが「現在の所有者がはっきりしていないから変更はできない」というのが千葉地方法務局の見解だ。
 本紙の追跡取材でも登記簿上の86名の共有者のうち、特定できているのは2名にすぎず、現在の所有権者の特定はさらに困難を極めているが、引き続き解決に向けて取材と調査を進めたい。

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6月15日は県民の日
 「県民の日」は、「県民が、郷土を知り、ふるさとを愛する心をはぐくみ、共に次代に誇りうる、より豊かな千葉県を築くことを期する日」として、県の人口が500万人を突破したことを記念し昭和59年に制定された。
 明治6年6月15日に当時の木更津県、印旛県の両県が合併して千葉県が誕生したことに由来しているという。
 県では、県民の日を記念して、6月15日を中心に様々なイベントや県内施設などの割引や無料開放を実施する。
 コロナ禍の今年は「県民の日」の記念行事として「県民の日ちばワクワクフェスタ2021」がオンラインで5月に開催された。当初は幕張メッセを会場とした開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客での開催となった。ステージの内容や出展する市町村等の紹介をオンラインで配信する方法に切り替え、ライブ配信は5月23日(日)にすでに終了している。

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死亡に伴う手続きをワンストップで
緑区役所に「おくやみコーナー」を開設
 千葉市は先月20日、死亡に伴う手続きを支援する「おくやみコーナー」を緑区役所に開設した。
 死亡に伴う必要な手続きが多岐にわたるため、遺族の負担を軽減させようと始まった行政サービスで、取り組む自治体が全国的に増えているという。緑区は区役所と保健福祉センターが離れており、窓口の移動に時間を要していることから、千葉市のモデル地域として緑区で実施されることになった。
 これまでは遺族が国保、年金、介護など、手続き毎に窓口を移動しなければならず、また各種申請書を記載する手間もあり、特に遺族が高齢の場合はとても負担が大きかった。
 緑区役所内の専用ブースでは、原則として電話による予約制で受付。予約の際、亡くなった方の情報(住所、氏名、生年月日等)をヒアリングし、区役所及び保健福祉センターの担当課と連携で申請書を事前に代行作成する。そして作成した申請書をワンストップで受付。遺族が来庁した際に、死亡に伴う手続きを網羅したパンフレット を配付して必要となる手続きを案内する。
※亡くなった方の住所が緑区の場合に利用が可能。

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