155,000部発行
2007年2月8日
通巻第125号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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新春健康セミナー
医者も教えない癌も治る話
稲毛新聞では医療費が増え続けているわが国の現状にかんがみ、時々健康セミナーを開催してきたが1月17日、日本予防医療協会と共催で「新春健康セミナー」開催した。第1部は、銀座・医王クリニック院長の宗像久雄さんが「医者が教えない癌も治る話」というテーマで講演。第2部は「病気は細胞の故障〜糖鎖の仕組みと働き」と題してマナテックインストラクター服部庄司講師がパワーポイントで詳しく解説した。

最新のがん治療法と予防 宗像久雄先生
現在は30代から50代の働き盛りが癌で亡くなるケースが多いが、国は適切な対策を打ち出していない。
 国の政策を変えないと益々人口が減少してしまう。人間の体に白血球は約4000〜8000個あるが、そのうち「顆粒球」は55〜60%「リンパ球」は35〜40%「単球」は5%。癌になると割合が変わり、顆粒球は80〜85%、リンパ球は10〜5%程度になる。
 リンパ球はウィルスから身体を守る働きがあり、癌に勝つためにはリンパ球の数が2000個必要だ。
 慢性病は西洋医学では治せない。慢性病は薬ではなく食べ物と血流の世界。血流が悪いと癌になる。
 免疫学の権威で新潟大学教授・安保徹先生は「緊張すると顆粒球が増え、リラックスするとリンパ球が増える」と理論づけている。
 普通の人が1年間で自然界から受ける放射線量は2グレイだが、癌治療の放射線は1回で1年分かけて数十回も行うので、放射線治療で死亡することもある。
 また、抗がん剤を多量に服用すると血小板を作れなくなり、出血と止血の機能が働かないために血栓ができて、心筋梗塞や脳梗塞や多臓器不全になり、亡くなることもある。
 癌の治療法に「ITP療法」というやり方がある。これはインシュリンと抗がん剤を外から注入する治療法ですが、癌細胞だけ狙った療法で効率的に癌が小さくなっていく。これは癌が転移し、ステージ4の場合でも効果がある。抗がん剤の使用量も少なくて済むのが大きな特徴だ。この療法はアメリカや南米などで広く用いられている。
 日本では「ITP療法」を知らない医師も多く、病院や製薬会社の利益が上がらないという理由で、ほとんど実践されていない。
 また、「ゲルソン食事療法」というのがあるが、これはビタミン・ミネラルたっぷりの野菜や果物、牛レバーなどの生ものを食べることで癌を治す方法である。
 このほかオゾン(酸素)をたくさん運べるような物質を300の血液に入れて体内に戻す「オゾン療法」などいろいろな方法がある。
 こうした治療法は安上がりで効率的だが、医師の多くは栄養学を勉強していないので癌を治せない。

病気は最簿の故障 糖鎖の仕組みと働き 服部庄司
1個の細胞に数万本の毛がある
服部講師はまず、みのもんたの思いっきりテレビで放送された糖鎖のビデオを紹介。パワーポイントで次のように解説した。
 人間の体は約60兆個の細胞がある。健康を保つためには、細胞の1個1個が元気で、細胞間の情報伝達がスムースに行われていなければならない。例えば細胞に異変が起きたり、ウィルスなどが侵入すると細胞どうしがその情報を伝え合い、免疫システムが正常に働く。この情報伝達作用をしているのが「糖鎖」という物質である。糖鎖は細胞に付いている細長い突起で、1個の細胞に4〜5万本付いている。糖鎖は機能を持った糖たんぱく質。1本1本がアンテナの役割をしている。細胞間のコミュニケーションや外敵情報の感知、情報の発信・受信、免疫機能の調節機能を司る。糖鎖に異常が起きると、細胞どうしが体内異常を伝達できず、免疫力が低下し、癌や老化、様々な病気が発生する。
 糖鎖異常は、活性酸素やストレスなどが原因といわれている。癌になると糖鎖が異常な形になるので診断できる。糖鎖はグルコース、ガラクトース、マンノース、フコース、キシロース、グルコサミン、ガラクトサミン、ノイラミン酸の8種類で構成されその繋がり方で血液型も決まる。1991年アメリカで発見され、1996年に「ハーバー生化学」に掲載されたのでそれ以前に習った医師は知らない。この糖鎖を同年にサプリメント化したのはアメリカのマナテック社で「アンブロトース」という商品名でネット販売している。糖鎖栄養素は体の構造・機能に必要な栄養素がバランスよく入っているので様々な病気に対して良い結果が得られている。最後に、アンブロトースや固体水素イオンを用いて乳がんを治癒した都賀治療院の臨床データを紹介した

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千葉国際クロスカントリー大会
市民クロスカントリー大会も同時に開催
第42回千葉国際クロスカントリー大会が来る2月11日(日)に緑区土気町の昭和の森コースで開催されるが、これ以前にサブイベントとして、第20回昭和の森市民クロスカントリー大会が行われる。
 この大会では小学生男女の部(1500メートル)が午前9時30分スタート。中学生男女の部(3000メートル)は9時40分スタート。高校生・一般の部(3000メートル)は9時55分スタートとなっている。
 本番の国際カントリー大会は午前11時10分競技。
 今回は、スーパー高校生の小林祐梨子さん、アジア大会5000メートル2位の杉原加代さん、男子3000メートル障害の岩水嘉孝さん、箱根駅伝3区区間賞の中央大上野裕一郎さんも出場する予定! Tel294・2884

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サークル紹介 千葉アコーディオンサークル
20代から70代までの男女が練習に励む
稲毛区の穴川コミュニティセンターで活動中の「千葉アコーディオンサークル」は、2001年1月に結成された。20代から70代までの男女13人の会員が、熱心に練習を重ねている。
会員は以前からアコーディオン演奏に親しんできた人、ピアノやフルートなど別の楽器の演奏をしていた人など様々。音楽好きな人たちがアコーディオンの魅力にひきつけられ練習に励んでいる。
 サークル代表の嶺義輔さん(美浜区幕張西)は「音楽を通して平和で豊かな社会づくりに貢献したいと考えている。私は結成当初、65歳から始めた。アコーディオンの魅力は美しい音色。ピアノよりもやさしいし、伴奏も同時にできて、持ち運びができるので便利。簡単な曲は1〜2ヵ月で演奏できますよ。演奏の練習も楽しいが、会員の人たちと話をして交流ができることも楽しみの1つ。最近、稲毛新聞の佐藤主幹も習い始めました。音楽に年齢は関係ない。今後も頑張り続けたい」と語った。
 同クラブの練習は、穴川コミュニティセンター音楽室で毎月第1・第3土曜日の午後1時から5時まで行っている。専属講師は2人で第1土曜日に森陽介先生。第3土曜日は東京アコーディオン文化倶楽部代表で上海出身の虞錫安(グ・シアン)先生は個人レッスン。森先生はアコーディオンの合奏曲を中心に指導に当たっている。
 クラシックやタンゴ、アニメのテーマソング、ポップス、ロシア民謡、シャンソンから演歌まで演奏のジャンルは幅広い。
 1月20日には会員の演奏発表と先生の演奏によるミニコンサートも開催した。
 同クラブでは地域のイベントやコミュニティーセンターまつりなどにも参加しボランティア演奏を行っている。3月3日には養護学校の「ふよう祭り」で演奏を依頼され披露する。
 初心者でも基本からレッスンでき、楽器も借りることができる。練習の見学は自由。現在、会員募集中。 【サークルの問合せ】 Tel276・4625(嶺)

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たかが香りされど香り
デンタルサポート総合研究所 飛田知恵子
皆様は歯科医院に行って独特の臭いを感じたことがありますか?
あの臭いのせいで歯科医院は嫌だという人もいます。そのようなこともあって医院では消臭・防臭に気を配っていますが、最近ではアロマポットを置いて積極的に香りを出している歯科医院もあるようです。
 心地よいと感じる匂いは個人差があるので意見が分かれるところですが、最近の特に歯科医院では、治療のイメージから予防や審美、リラクゼーションと多種多様に特色を出そうとしている医院もあるので世の中の流れなのかもしれません。
 においは食欲にも大きく影響いたします。介護されている方から「食べない」という声を聞くことがあります。お口の中に症状があったり、入れ歯が合わなかったりすること以外にも食事環境が原因の場合もあるので、一緒に食事をしてみて臭いや雰囲気等がどうなのか確認してみることも必要です。
 子供の場合でも同様で、「食べない」のが「食べられない」とは限りませんので、何事もそうですけど生活の中でふっと立ち止まって相手の立場にたつことが大切ですね。
 さて、香りの効能を取り入れることは今から5000年も前から始まっていたと言われています。
 植物から抽出した100%天然の精油の香りが心身に働きかけ、治療効果や美容効果をもたらすと言われています。日本でも昔から炭を用いた消臭や香をたいて積極的に香らせることを行っていましたよね。
 皆様も香りのある生活を見直してみてはいかがでしょうか?

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