150,000部発行
2004年10月8日
通巻第97号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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読者アンケート
「我が家の防災対策」
 今回は、9月の「防災の日」にちなみ、読者の皆様から「我が家の防災対策」というテーマでアンケートをお願いしたところ、有効回答数は218通ありました。このうち、何らかの形で防災に備えていると答えた方は178人(88%)、何もしていないと答えた方は40人(12%)でした。防災対策をしている内訳は下図の円グラフのように非常用の防災グッズが一番多く、次いで家具などの固定、避難場所、生活の中でいざというときに備えている、火の用心、その他として貴重品の持ち出し、懐中電灯、ラジオ、医薬品、縄梯子などがありました。

 防災対策している88%、していない12%
 何もしていない
 考えてたこともない。高台なので水害が起こらないし防災も一度もおこらないので安心している(穴川・能勢力)。全くしていない(花見川・昼八マユミ)(弁天・鈴木國司)(加曾利・斉藤勝也)(宮野木・匿名)(八街・ひろみ)。何もしてません…反省(さつきが丘・ソニア)。用意しなくてはと思っている(千草台・川瀬弘実)(小中台・久保浩志)(みつわ台・山岸知子)(小仲台・ジュニビ)(瑞穂・平成の仕掛け人)(高浜・猛婆)(高品・戸山)。毎年9月になると何とかしなくてはと思うだけです(小仲台・ヤコちゃん)(小深・石部伊都子)。このアンケートでどきっときた(若松・高野淳子)。何をどれ位用意してよいものかわからない(園生・山崎恵)(真砂・大越よう子・とも子)。美浜区に住み始めて4か月。ご近所にいろいろ聞いて防災対策をやっていきたい(幸町・青木優子)。11月に引越したら真剣に考えたい(真砂・宮崎明子)。居住しているマンションが実施している対策以外、特別にしていない(真砂・内山治子)。防災対策のため物置を借りているのに、まだ準備してない私、今回のアンケートで超反省(さつきが丘・板橋あや子)。10年ほど前までは救急袋を準備していたが、数本のペットボトルの水は7〜10日ごとに詰め替え、乾パンやイワシの缶詰など年に一回新品に替えねばならず、古い食品の処分も気が重い。いつか袋もどこかへ消えた(稲毛海岸・三岸ウミ子)。
 家具などの工夫
 タンスが倒れにくくするため棒をつけている(花見川・高島智子)。茶だんすなどは引越し時に倒れ防止のものをはさんでもらった(稲毛・増田八千代)。タンス、茶だんす、洋服ダンスなどは両先端にクギを打って家のハリに針金で結わえている(千草台・鎌田義房)。タンスや本棚は家具店で備品を買い、絶対倒れないようにしている(花見川・山本真由美)。大型家具はL型金具で固定(長沼・半谷貞辰)。(朝日ヶ丘・名雲洋子)(長沼・長谷信一)(高洲・安田朋豪)(松波・夏海)(登戸・大門和子)(西都賀・石井励子)(高洲・中塚広志)(東千葉・北沢和郎)(幸町・石黒完治)(検見川・まーこ)。(さつきが丘・山下美稚子)(黒砂・粟田二郎)(黒砂台・本多宏行)(磯辺・渡辺敏子)。窓にシールのようなものを張り割れにくくしている(花見川・高島智子)(東千葉・北沢敏子)。茶だんすに飛散フィルムを貼り廊下から玄関まで蛍光塗料を1センチ巾で塗っている(磯辺・田中真優美)。高いタンス類や三面鏡は倒れるため処分した(花見川・中野サヨ)。安定性の悪いタンスなどやめて低いタイプのものに変えている(高洲・佐藤秀樹)。マンションの3Fから縄はしごで降りられるように備えている(幕張本郷・高橋裕子)。
 防災グッズの常備・点検
 防災の準備している(園生・渡辺みち子)(長沼原・酒井百合子)。少しだけ(穴川・行木照子)。防災グッズを常備(真砂・岡野美喜子)(花見川・高島智子)(萩台・清水豊)。(高洲・高橋節子)(千草台・鈴木泰弘)(おゆみ野・宮下真由美)(中田・萩原千恵子)(さつきが丘・大井雄馬)(千城台東・渡辺敏子)(南花園・図書館通い)(花園・藤森貴一)(稲毛東・伊佐間雪絵)(稲毛東・師田幸子)(高浜・近藤悟)(園生・河合静子)(長沼・金沢智佳子)(おゆみ野・池田ケイ子)(あやめ台・山口江)(幕張・松澤恭子)(園生・結城優子)(磯辺・田中真優美)(みつわ台・水野崇)(黒砂・平出美代子)(幕張・中台美代子)(東千葉・北沢和郎)(大宮台・鳥海俊子)(みつわ台・松戸信男)(小仲台・田畑利江)(花園・林美智子)(小仲台・名畑恵子)(稲毛・牧野敏彦)(小仲台・辻久江)(あやめ台・岩崎良一)(真砂・木村雅江)(作草部・林田静江)。持ち出袋を用意、自分の住所を身につけている(野呂・石原成一)。バッグに水、下着、保険証のコピーと現金少々、避難場所の地図など詰めている(稲毛海岸・渡辺正男)。水、缶詰、懐中電灯、ラジオ、消火器を揃えている(みつわ台・佐藤和子)。飲料水の買い置き(幕張・中塚秀子)(園生・永野未華)(真砂・橋本貞)(あやめ台・石原静江)。保存食、水の買い置き(あやめ台・つな)(さつきが丘・井上憂子)(長沼・原囿君子)(幸町・吉川玲子)(真砂・池上実)(柏台・小嶋明子)。食料、飲料水の3日分準備(幸町・石黒完治)。缶詰は子供が食べてしまわないものを買っています(稲毛・増田八千代)。手の届くところに電気と靴は用意しておくこと(さつきが丘・岡野静江)。懐中電灯を備えつけている(高洲・安田朋豪)。貴重品をすぐ持ち出せるようにしている(幸町・佐藤律子)。非常灯、非常用のラジオ及び水程度、これを機会に地震や台風に対する物心両面の対策をしたい(花園・一老人)。夜間の災害対策としてライトなどの準備はしています(高洲・佐藤真理)(稲毛・増野忍)。大事なものはリュックにいつでも持ち出せるように(轟町・楠原イサ)(稲毛海岸・金子良子)。携帯、ラジオ枕元に携帯ラジオ、携帯電話懐中電灯を用意しているけどもっと充実させないといけない(朝日ヶ丘・那須親)。玄関横に何年か前につめた電灯などの入った持ち出しセットがあるだけ(穴川・前島敏子)。何年か前リュックに用意して以降そのままになっています(宮野木台・エムエム)。携帯ラジオ、懐中電灯を用意してあります。家具の固定もしなければと思っています、遅いですね(大宮台・瓦井綾子)。一般に言われているものの中に靴を加えています。室内のガラスなどで動けなくなった話を聞き、寝室に備えてます(高洲・石田やす子)家族一人ひとりがリュックの中に防災に必要な物を入れて、いざという時に備えている。またミネラルウォーターやカンパン等時々買っておいている。古くなったら買い替えが必要だから大変です(稲毛東・高橋友子)。それぞれのベッドの横に自分で必要な防災グッズをカバンにつめています。必要なものは少しずつ足しています(検見川・北原実幸)。非常持ち出し袋二つをすぐ避難できるように玄関に備えてあります。袋の中には夫婦二人が二日くらいなら大丈夫な一式が入って食料品は3年に一度点検(幸町・秋田キヌ子)。毎年防災の時、持ち出しのリュックの中の点検をやる(高浜・和泉)。非常持ち出し袋は用意、この何年間は開けずにいました。今年おそるおそる開けてみたら賞味期限切れや使えないものがあり、また非常袋を作り直そうと思います(さつきが丘・山本靖子)。リュックにタオル、下着、食料を入れて置いてある。飲料水はたえず新しいのを買っておく(みつわ台・磯山美保子)。非常用リュックを玄関先に常備、毎年9月1日にチェック(松波・夏海)。大きなペットボトルに水をいれ一週間ごとに取替え前の水は植木にやる(登戸・大門和子)。食料品の入れ替え(長沼・佐藤君子)。阪神大震災が起きた直後は食器戸棚の扉にストッパーを取り付けたり、リュックに保存食やミネラルウォーターなど詰め込み万が一に備えていたが、賞味期限切れ間近になって乾パンやおかゆを食べているうちリュックの中は軍手や懐中電灯だけが残ってしまった(高洲・平石亜由子)。
 家族の非難場所をきめる
 いざという時の集合場所を決めています(稲毛・増田八千代)。集合場所と合図を決めている(長沼・おはぎ)。我が家では万が一家族がバラバラになった時に小学校の校庭に集合する(長沼・金沢智佳子)。昼間の場合の待ち合わせ場所を決めておく(園生・宮沢慶子)(長沼・原囿君子)(幸町・鈴木よし子)(黒砂・平出美代子)(幸町・石黒完治)(都町・徳丸順子)(轟町・海老根恵美子)(小中台・川森紀郎)(花園・林美智子)(松波・夏海)(西都賀・石井励子)(あやめ台・谷川保子)(磯辺・間渕絵美)(大宮台・鳥海俊子)(みつわ台・松戸信男)。携帯電話が全く役に立たないので災害時用に伝言サービスで連絡を取り合う(高洲・佐藤真理)。家族バラバラになった場合は電話で171を使って生存確認(園生・結城優子)。
 火の用心
 残り湯を捨てないでおいておく。火元の再確認(高浜・林奈穂)。水の汲み置き(萩台・清水豊)。タンクに水をためておく(幸町・石黒完治)。台所にスプレー消化剤をおく(長沼・良君)。スプレー式消火器を手元にとどくところに置いてある(花見川・中野サヨ)。消火器を玄関に置いてありますがキッチンにも一つ柱に取り付けました。安全栓をはずして押すだけです(高洲・鈴木美枝子)。部屋ごとに消火器を置いてある(朝日ヶ丘・高嶋久代)。お風呂の水は翌朝まで抜かない(穴川・藤田栄一)(真砂・池上実)(園生・雑草)(穴川・藤巻兼吉)。消火器(花見川・長谷豊子)(みつわ台・松戸信男)。火災を出さないよう避難するときはブレーカーを切ることをしっかり頭に入れている(朝日ヶ丘・名雲洋子)。洗面所に蓋つきのバケツに水を一杯汲み置きしている(作草部・林田静江)。火事だけは出したくないので消火器(エアゾール式簡易消火具)を台所と玄関に置いてます(園生・河合静子)。おふろにいつも新しい水を。いざというときの飲み水や火災のときの防火用水に役立つ(高浜・梅の花通信)。常時大型バケツ2個に満水してある(あやめ台・小林達也)。
 防災の生活習慣
 ガス栓の元をしめて、出入り口のドアを開ける習慣をつけておく(おゆみ野・松原千代子)。地震の時ドアがあかなくなって焼け死んだ人がいる、先ず出口をすぐ開ける(花見川・中野サヨ)。(園生・宮沢慶子)。地震で倒れそうな物のそばでは寝ないようにする(花園・藤森貴一)(おゆみ野・宮下真由美)(さつきが丘・山下美稚子)(黒砂・粟田二郎)。出入り口はいつも整理整頓しておく(幸町・石黒完治)。台所の収納は重い鍋などは下の方に上の方に軽いものを入れている(稲毛東・伊佐間雪絵)。高い所に物を置かない、電池ラジオは決めた場所へ、非常口には物を置かない(園生・雑草)。懐中電灯とラジオを枕元に置く(稲毛海岸・吉田陞)。ガスの元栓を毎日しめる(さつきが丘・山下美稚子)。出かける時はガスの元栓を切る(あやめ台・小林達也)。ガスの元栓締めと地震の際のドア開け(柏台・溝上芳史)。災害時に一番困るのは水洗トイレの水ですから浴槽か洗濯槽に常に水を残しておくよう心がけている(小中台・田中豊三郎)。家具の上に倒れそうな物は置かない(小仲台・名畑恵子)。外出時に水分と飴やチョコレートなどちょっとした食べ物を必ず持つようにしている(あやめ台・谷川保子)。庭などの可燃物は片付けておく(穴川・藤巻兼吉)。各部屋に懐中電灯とラジオを置く(弁天・遠藤里香)。メガネ、コンタクトはケースに入れて、のりの缶に納め枕元に置いておく(大宮台・鳥海俊子)。枕元に携帯を置く(若松・小島陽子)。
 万全と思うけどコワイ
 家具を固定し、防災グッズも準備し、また災害時に家族一人一人がすべき事柄を書いたカードも作ってあるのですが、実際どこまで落ち着いて行動できるかちょっと不安ですね(高洲・水島あや子)。我が家の防災対策は自分では万全と考えているが相手がいつやってくるかわからないので不安でならない(稲毛海岸・野口幸男)。カンパンや飲料水、懐中電灯を入れたカバンを寝室においてますがこれでいいのか不安です(緑町・安藤泰子)。大きなバックにタオル、ペーパー等雑貨をまとめて入れてあり、ベットの上にタンスなど倒れてこないよう配置、水と食料は常にあるようにしてあるがほんとに来たら恐い(園生・小室敏江)。
 その他
 老人二人がいかなる時に非常袋を持って避難できるのか。臨機応変に対処していきたい(轟町・大川種義)。防災対策のことを聞かれるとはずかしいのですが、近いうちに来るような気配なので少しずつやり始めているところです(小仲台・伊東麻子)。家の耐震度測定をしました(幕張・中台美代子)。地震保険に入っている(園生・丸山宗男)。地震保険加入申込用紙が送られてきて考えているところです(高洲・古川千里)。防災の日を機会に必要な非常持ち出し品の確認と近くの災害時の飲用水井戸(市指定)見学と集合場所までウォーキングします(さつきが丘・小笠原君子)。ひごろからご近所とのおつき合いを大切に(市原市・小貫静枝)。ピッキング対策として警報機を(花見川・高島智子)。どんなに注意しても泥棒にねらわれたらおしまいだと思う。我が家では銀行の貸し金庫に重要な物は保管している(幸町・関義男)。  以 上
 ※匿名の方は10名ほどありましたが、紙面の都合上、同意見の方は省略させていただきました。
 以  上

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読者の声
 県警を装った詐欺電話
 先月28日正午頃「県警交通課」と名乗る電話があり、不審に思って問い返すと「おたくの○○さんが事故に遭われた」。この一言で驚いた私は完全に動転していました。続いて「被害者と話し合われた結果、示談と決まったのでお父さんに一時立て替えて頂いて、お金を持って来て下さい。金額は99万8千円です」。私は追突したらしい息子のケガの様子も知りたくて、本人の声での説明が欲しく「息子を電話に出してくれ」と頼んだのですが「どこへ行ったか分からない」とツンケンと態度が変わりました。
ここで『変だな』と気付き、更に追及しました。すると急に態度は豹変し、地金を出し始め「人をケガさせて、それで済むと思ってんのか?ワレッ」と怒声。「時間がかかりますが」「何時間?」「妻と相談もしないとなりませんから3時間位」「こっちは忙しいんじゃ、そんなに待っとられるかいッ」と、ヤーサン丸出しで、私も漸く落ち着きを取り戻しました。
気付いたのはその日の朝刊に山口系暴力団員の老化、それによる退職金の算段の事が三面に大きく出ていたので『これか』と思いました。追い詰められてナリフリ構わず数打ちゃアタル式で電話のかけまくりだと…。早速、Y紙気流欄宛投書したのも、警鐘を鳴らすつもりだったのがナシの礫。オレオレ詐欺の件が語られている先月号の『世相を斬る』の対談を読み、自分には関係のない事件と無関心な人と思われたくないので、敢えてY紙に出したのに一行の警告記事すら出さぬ大新聞。大新聞とは体制ベッタリでキレイ事だけ並べてりゃいい記事と知り、信用度が90%落ちました。
 このような新聞はただのゴミの山で、世相を反映するのではなく、薄汚れた世相の中の一部分だと思います。ニュースバリューばかり追わず、街の人の声もキチンと拾っていくのも新聞社かと愚考するが…(幸町・ストーン)。
 根拠がない特別処分
 千葉市が花沢三郎県議の滞納税を違法に免除した事件について検察は9月13日には大塚良光被告と西郡春男被告に対して論告求刑を行い、大塚には懲役1年6ヵ月、西郡には罰金百万円をそれぞれ求刑した。また、9月22日には、花沢三郎の公判が開かれ、花沢被告は罪状を全面的に認めた。三被告とも罪状を認めており、有罪は間違いなく、これで裁判は事実上終了した。しかし、千葉市はこの他にも「特別処分」で305件、9186万円の税金を免除したことを9月14日の市議会総務委員会で報告した。新聞によれば、免除の対象になったのは、8法人と個人10人で、特別処分の主な理由は「年金生活者」「経営不振の会社経営者で行方不明」「多額の借金を抱えて行方不明になった会社員」「経営が悪化した一般企業」などだという。地方税法15条の7には、1.滞納処分をすることができる財産がないとき。2.滞納処分をすることによって生活を著しく窮迫させるおそれがあるとき。3.その所在及び滞納処分をすることができる財産がともに不明であるとき。この三つの要件の一つに該当する事実があると認めるときは、「地方団体の長は、滞納処分の執行を停止することができる」と規定されている。しかるに千葉市長は「生活困窮者」や「行方不明者」の免税をなぜこの条項によって堂々と行わなかったのか。なぜ法的根拠のない「特別処分」で行ったのか説明が欲しい(宮野木・藤本豊)。
 銀行と郵便局
 稲毛新聞(読者の声)の『大銀行の増慢』を見て共感しました。大銀行の身勝手さは今に始まったものではありません。かつて三菱銀行にいた友人から聞いた話ですが、行内では個人の定期預金(百万円程度なら)を、ゴミと呼んでいるとのことです。みずほ銀行(旧富士)の稲毛支店でも、幾度となく不愉快な思いを経験させられました。
私は、給料の振込みから公共料金・税金などの引き落としまで、すべて同行で行っていましたが、軽い気持ちで年末に手帳が欲しいと窓口で頼んだところ、定期預金がいくらあるとか、口座引き落としをしているかなどと、都度上司に伺いを立てに席を離れ、長い時間待たされ、ついに要らないと断ったことを思い出します。最近では、大銀行のサラ金への進出も目立ちます。このところ、郵政民営化の議論が盛んですが、銀行側のいう郵政事業は民営を圧迫するとは片腹痛い屁理屈です。庶民の資産をゴミ呼ばわりし、窓口では長時間待たせるなどして当然のサービスを怠り、外貨預金だ、国債の売り込み(しかも口座維持費までとって)など、自分の都合ばかり優先したやり方は断じて許せません。一方では、大企業には数千億単位で債権放棄を行い、国民の税金を使った尻拭いをしてもらって平然としているのです。私も、かつて中小企業の経営に携わっていましたが、不良債権の発生は、貸す側の調査能力の欠除が問われるはずです。所詮、銀行経営者の資質の問題だと思いますが、誰も責任をとろうとはしません。
郵便局が庶民のベストなサービスをしているとは思いませんが、特定郵便局の政治への介入などのウサンくささはありますが、都市銀行よりは数段マシだと言えます(小中台町・怒れる小金持ち)。
 ごった煮の千葉市
 9月号の読者アンケート・千葉市のおくれているものは凄い反響です。あんな怒っているとは…。何だ、千葉市のこのぶざまはと…。昔の千葉市は千葉神社から半径数キロ範囲内の数万人の一寒村でした。房総半島の住民は海の幸・山の幸に恵まれ、のほほんとした性格で「千葉の赤とんぼ」とか「あばら骨が一本足りない人達」と言われていたそうです。やがて奈良屋デパート、吾妻百貨店、美鶴デパート、伊勢源人形店、紅屋茂三郎高利貸業等々、関西人に商業経済活動は握られる。戦後は千葉の政治家には操縦不能の巨大企業・川崎製鉄を誘致。完全に関西商人に経済は握られる。列島改造・政令指定都市の資格である人口百万人を目指し、北から南からそれぞれの地方の生活文化を持って、全国から千葉市に移住。新旧住民合併による新市街地等々、渾然一体、雑然とした千葉市となる。他の大企業も埋立地を始め、沢山来てくれました。しかし、本社は東京、勤務先も東京が多く、千葉都民誕生。千葉神社に安置されていた一個の御神輿を各町会持回りで借りて、一週間もかかる狭い範囲のだらだら祭りを「親子三代夏祭り」と何の関係もない地域に広げ、大千葉市の祭りに作り替えたのです。旧住民には考えられない発想です。千葉市は計画都市でもなく、うねうねと曲った農道のまま都市化。祭りといわず、道路といわず、すべてが旧住民から見ると、ごった煮の千葉市になった。今は旧住民の影も形もありません(天台・化石)。
 米国産牛肉は安全か
 米国から牛肉輸入再開をあの手この手で迫られている。選挙を有利に進めようとブッシュ氏までが入り込んできたが、米国の機嫌を取って決めるのではなく、我々消費者が判断する問題だと思う。12月に再開の予定との事だが、国民の90%が全頭検査を望んでいるのに米国の圧力に負けてはならない。BSEから引き起こされるヤコブ病の患者の予測を国民全体に対し、0・1〜0・9と食品安全委員会は試算したとの事だが、安全の確認を徹底し、万一狂牛病になったら一生を保証する制度を作ってから輸入再開をすべきである。
 水俣病のように認定された時には裁判が長過ぎて殆んどの人が亡くなっている。カナダの輸入禁止はどうするのだろう。日本で狂牛病が発生の折、有無を言わさず全頭検査を押し付けられた酪農家は商売ができず、破産した人もいると思う。政府は損害を弁償する義務があると思う。自分の身は自分で守るのが賢明であり、再開されても米国産の牛肉は食べない事にしようと思っている(花園町・岩井秀夫)。
 最悪だった挙式
 千葉市花の美術館隣接のレストラン『ラ・ミューゼ』で結婚式&披露宴をやったのですが最悪でした。進行の遅れを「祝辞が長いせい」「こちらの用意するプロの司会を頼まないせい」と言い訳のオンパレード。おかげでメインであった教え子のスピーチがほとんどカットされてしまい、自分の事より生徒がかわいそうで今も胸が痛みます…。それよりもひっかかるのは、当日「おめでとうございます」の一言もなかった。ウェディング・プランナーとは名ばかりのただの素人。気持ちのこもった挙式ではありませんでした(幸町・匿名)。

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