(株)創造的生物工学研究所及川胤昭博士
5月20日(土)稲毛サティ文化ホールでひらかれた稲毛新聞創刊10周年記念特別講演会は、及川胤昭博士((株)創造的生物学研究所所長・仙台市)を招き「如何にしてマイナス水素イオンの存在を証明したのか」と題する講演と、(株)新潟TLOの小島珠世博士による本邦初公開の水素分子を検出する実験が行われた。会場はほぼ満席となり、来場者は学術的で難しい内容にも関わらず熱心に聞いた。初めに佐藤主幹が挨拶、市会議員の宍倉清蔵氏が稲毛新聞10周年のお祝いの言葉。講演の最後には衆議院議員田嶋要氏が感想を述べた。
マイナス水素イオン検出実験成功!
【及川博士の講演要旨】
今日のテーマは「如何にしてマイナス水素イオンの存在が証明されたのか」についてであります。
先ほど佐藤社長が説明したように、これまでマイナス水素イオンの実態を解明したという報告は全くありませんでした。今年の3月、新潟大学工学部の原田修治氏と須田剛氏が開発したEMF型水素センサー(高感度の水素ガス検知器)があることを知り、私が開発した特殊セラミックボールとマイナス水素イオン粉末を持ち帰っていただき、それぞれのサンプルから水素ガス放出を測定したところ、H+H→Hの反応が実際に観察されました。結論を申し上げれば、私が世界で始めてマイナス水素イオンの実在を確認したことになります。その存在証明実験を(株)新潟TLOの小島珠世博士に、今、皆さんの前で行っていただきます。
模式図プレゼント
本日は稲毛新聞10周年記念にそのセラミックボールのマイナス水素イオンの発生メカニズムの模式図を皆さんにプレゼントさせていただきます。この模式図を完成させるのに、4年間かかりまました。この図は私の長年の研究成果であり、将来、教科書に載ることを願っています。
水素には水素原子、水素イオン、マイナス水素イオンがあり、イオンは400分の1秒で消えてしまう。九州大学の白畑實隆先生は還元水の実態は活性水素(水素原子)であるという仮説を立てていますが、私は「マイナス水素イオン」ではないかと考え、これを証明すれば糸口を見いだせると思いました。
そこで、独自に開発した磁性セラミックボール、またはマイナス水素イオン粉末を水道水に投入すると、あっという間に、水道水の水素イオン濃度pHが7・6から12・5へ、酸化還元電位(ORP)がプラス700mVからマイナス230mVとものすごい変化する現象を確かめました。これはカーネーションの花の実験でも明らかなように、ただの水道水では長持ちしなく、マイナス水素イオンが発生するセラミックボールを入れた場合、鉢植えの時と同じように成長し、どんどん花を咲かせます。【写真下参照】
このことから、生体内で酵素の存在下でしか起こらないとされていたNAD+→NADHの反応がマイナス水素イオンでも起こるのではと考え、セラミックボール細粒とマイナス水素イオン粉末をそれぞれNAD+を入れ、分光光度計で吸光度パターンを測定したところ見事NADHに特異的なパターンを観察することができました。私は、マイナス水素イオンを珊瑚カルシウムに取り込みパウダー化して食べてみたんです。死なないで、逆に元気になりました(笑い)。これは、体内の活性酸素が消去され水になるからです。
それではここで新潟TLOの小島珠世博士による水素分子の検出実験をご覧戴きましょう。
※実験には(株)新潟TLO代表取締役結城洋司氏も立ち会っていただき、試験管に水とマイナス水素イオン粉末を入れ、パソコンのグラフで徐々に水素分子の発生を確認した。
生活習慣病に効果
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マイナス水素イオンが発生するセラミックボールを入れた水道水とそのままの水道水に今年2月1日、カーネーションを同時(写真右)に入れて成長の過程を比較観察すると、22日後の2月24日(写真左)には、マイナス水素イオン入りのカーネーションは、まるで鉢植えの花のように、小さかったつぼみがどんどん成長し、花が咲き続けていることが分かります。 |
マイナス水素イオン粉末は抗酸化力があり、生体内で活性酸素を除去します。すでに4年前からいろいろな臨床データが報告されていますが、医師との共同研究から、うつ病、糖尿病、脳梗塞、動脈硬化、アトピー、白内症、認知症、頭痛・肩こり等の生活習慣病に効果があることが明らかになっております。
国の医療費削減が叫ばれていますが、マイナス水素イオンの活用により国民の健康に大きく貢献できると確信しております。当研究所ではさらに研究開発を続け、マイナス水素イオン放出に伴う水素イオン濃度をコントロールする体内に存在する新規タンパク質の存在も明らかになり、その精製を進めています。生体内での働きを解明することは今後、老化のメカニズム解明や減数分裂を含む細胞分裂の解明に大きな期待が持てると考えております。
最後に、新潟大学医学部安保徹教授は「免疫革命」という著書を著しています。健康に関心のある方は大変参考になる内容です。その一説に、ストレスは大量の活性酸素を発生させ、交感神経や副交感神経に異常を起こし、うつ病の原因となると述べています。
現代社会はストレスによる「うつ病」が多いので、私は「ストレス革命」という本を著したいと考えいます。発売されたら是非、読んでください。(拍手)
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