130,000部発行
2020年5月1日
通巻第284号
年間郵送購読料3,000円
発行責任者/佐藤 正成
発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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杓子定規なお役所仕事
身勝手な行政の対応に怒る地権者
不法投棄された産業廃棄物。現場の管理人は
いずれ撤去すると曖昧な説明した。
かつて山中の道であった土地で、現在は道としての用途を失い、法務局の図面上では存在が確認できるものの、外見上は周囲の宅地と一体化した土地に見えたり、山林の一部になっていたりする国有地のことを「赤道(あかみち)」というが、この地番が付られていない若葉区加曾利町の赤道を巡り、地元地権者と市の間でトラブルが発生している。
一方、地権者は近くに産業廃棄物処理業者が勝手に不法投棄している現場があるのに、これを見ぬふりをして、わずかな赤道への盛土を早急に取り除けというのは納得できない。しかも、市は地権者の土地に食い込むようにU字溝を敷設して平然としているのはあまりにも身勝手な行政だとして本紙に訴えてきた。
現場近くの不法投棄は黙認
地権者は周辺の土地一体の環境保全のため、地権者が所有する二つの土地の間にある赤道を含め自らの費用負担で整地を行ったところ、市の担当者が、僅か10センチ程度の盛土を赤道の部分だけ撤去するよう求めてきた。 赤道は国有地であり、許可のない盛土は違法だというのが理由だが、地権者は質の良い土を搬入するなどした善意を踏みにじるもので、現場を顧みないお役所仕事だと憤慨しながらも、地権者はやむなく10センチ程の盛土を撤去し復元した。
加曾利町の用水路わきに、低木が植えられている一枚の土地がある。一枚の土地に見えるが、図面上は地権者の持つ二枚の土地と間を走る赤道との3枚の土地からなっており、すぐ傍を市道が通っている。地元住民の散策の用に供したり、住環境の向上を図るため、地元地権者が一肌ぬいで自費で整備した。
整備した土地を資材置場や駐車場に使う意図はなく、ただ整地しただけであるから、地権者には国有地を侵害する意図がないことははっきりしている。
ところが市の担当者はこの地権者に対し、あたかも違法を承知で整地を行ったかのような物言いで迫り、速やかに原状回復するよう、強く求めたという。 本紙の取材に対し市は、「正当な手続きのないまま赤道に手を加えることはできない」としているが、市が「赤道を放置している」ことへの問題には回答がなかった。
実害がないどころか公共の福祉に寄与しており、赤道の部分の盛土を撤去することで段差が生じ、かえって危険が発生することを考えれば、「不必要な」指導はすべきでなかったのは明らかだろう。
その一方で、市道の側溝が地権者の私有地に食い込んで設置されたU字溝については市が全く対応策を提示していない。
私有地の侵害
問題の土地のすぐわきを走る市道に、最近、側溝が設置されたが、カーブの外側にあるこの地権者の私有地に深く食い込んでいることが分かった。
何らかの手違いがあったことは確かだが、地権者にとっては工事を発注した市のミスなのか、工事を請け負った建設業者のミスなのかは関係がない。どちらのミスであれ、工事を発注した市が責任をもって対応すべきであるのは当然だ。
正確な測量と工事の図面に従えば他人の土地を侵害することはないから、調べれば市側になんらかの問題があることは誰にでもわかることだ。新型コロナ対策で改修工事が大幅に遅れることはやむをえないとしても、どう対応するかはっきりさせることはできる筈である。不必要な行政指導には直ちに対応することを求める反面、自分たちのミスにはだんまりでは、行政に対する信用はがた落ちであることを肝に銘じてもらいたいものである。
産業廃棄物の放置
地権者の現場近くにヤードで囲われた区画に産業廃棄物が山積みされ放置されているのは問題ではないかと市に追及すると、「それはそれ、これはこれ」と突き返したという。
つまり、盛土撤去と産廃不法投棄は関係ないという意味だ。
良好な住環境を維持するために地権者の指摘を無視するのは問題ではないかと話す。
現場で作業している中国系の人に、話を聞いたら「ワカリマセーン」としか返ってこないありさまだ。
産業廃棄物処理業や中間処分場の許可票の表示が掲出されていないから明らかに不法投棄であり、事業者が誰であるかわからない状態である。しかも、このゴミの影響で市道が通行止めにされている。 千葉市は許可権者であるのだから、廃棄物の撤去や必要な行政指導を行うなどの対策を直ちに講じて欲しい。
不法投棄の量が膨大になってからでは撤去が困難になる。善意の地元地権者には意味のない行政指導を行う前に真に必要な対応をとらないでいることを反省してもらいたい。
特定健診・がん検診のご案内
新型コロナウイルス感染症の影響による検(健)診の延期・中止等も
受診の際には事前に医療機関へお問い合わせを
今年度の検(健)診受診券は、5月中旬から下旬に発送予定ですが、5月中は、殆どの協力医療機関が検(健)診の実施を見合わせている可能性があります。最新の情報は市ホームページでご確認ください。
緊急事態宣言中は原則として集団検診は中止、検(健)診・人間ドック・脳ド ックの延期、中止等をする場合があります。
受診の際は、必ず、事前に協力医療機関にお問い合わせください。
【受診時の注意事項】
体温が37・5度以上の発熱や普段より体調がすぐれない場合は、受診をお控えください。
がん検診の受診
肺がん、胃がん、大腸がん、子宮がん、乳がんの各検診があり有料ですが、70歳以上(肺がん検診は65歳)の方は無料で、検診期間は来年2月末までです。
事前に、必ず、協力医療機関に予約し、受診してください。節目年齢などの対象者には「がん検診等受診券シール」が5月中旬頃に郵送される予定ですが、この他の希望者は事前の申し込みが必要です。
がん検診で中止する事業
一部の子宮がん・乳がん検診で実施している集団検診会場の子どもの見守りサービスは9月末まで中止します。
今後の実施については、随時ホームページ等でお知らせいたします。
■がん検診の問い合わせ電話043・238・9930(健康支援課)
特定健診の受診
「特定健康診査」は、40歳〜74歳までの国民健康保険被保険者が対象です。5月中旬から下旬に「特定健康診査受診券」が郵送されます。
受診期間は、来年2月末まで、自己負担額は500円です。75歳以上(一定の障害があると認定された65歳以上も含む)の後期高齢者医療制度加入者は無料です。事前に必ず協力医療機関に予約して受診してください。
一日人間ドック脳ドックの受診
一日人間ドックは、千葉市国民健康保険及び後期高齢者医療制度加入者で7月1日現在35歳以上の方が対象です(定員あり)。自己負担額は、基本検査項目は1万8千4百円、オプション項目を選択した場合は、追加の自己負担があります。
脳ドックは、国民健康保険及び後期高齢者医療制度加入者で7月1日現在40歳以上5歳節目(40・45・50・55歳…)の方が対象です(定員あり)。検診費用の5割(限度額1万円)が助成されます。但し、検診費用は医療機関により異なります。申請期間は4月10日から5月1日まで。6月中旬頃に「承認・不承認通知書」を送付予定です。受診期間は、人間ドックは来年2月末まで、脳ドックは来年3月末までです。事前に必ず、協力医療機関に予約し、受診してください。
■特定健康診査・人間ドック・脳ドックの問い合わせ電話043・238・9926(健康支援課)
新型コロナウイルスに関する千葉市の対策
事業者向け臨時相談窓口
新型コロナウイルスの感染症の影響を受けている中小企業、小規模事業者、個人事業主等が、多岐にわたる各種支援策を活用できるよう専門家による相談や、手続きのサポートなどを行います。原則として、電話・遠隔・電子申請により相談を受け付けます。
開設日・受付時間
4月20日(月)より平日の午前9時から午後5時まで。中央コミュニティセンター 2階(千葉市国際交流プラザ会議室)電話043・245・5898
相談内容
(1)事業継続支援
セーフティネット(4号、5号)及び危機関連保証の認定など。
また、資金繰りに関する国等による支援策申請等の支援。
(2)雇用維持支援
雇用調整助成金の周知、申請等支援や雇用、労務相談を行います。
(3)その他経営支援
中小企業診断士による経営相談を行います。
(4)その他
臨時相談窓口では原則として、電話・遠隔・電子申請により相談を受け付けます。(当初は電話のみとなります。遠隔会議システムによる対応は準備中・別途ご案内します。)
社会保険労務士、中小企業診断士または市職員が対応します。
セーフティネット(4号、5号)及び危機関連保証の申請は対面業務が必要なため、感染防止対策を行った上で窓口を開設し、原則として即日認定書を交付します。
■地元のリフォーム工事店(有)マイケン
■出雲大社千葉、正式に発足
■世界初のSDGsユニットデビュー
■論壇 今こそ日本人の民度を示せ
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