130,000部発行
2019年4月5日
通巻第271号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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読者アンケート
テーマ「沖縄の基地問題」
 沖縄の普天間基地は周辺に小学校や住宅が密集して危険な基地と言われ、政府は辺野古沖に新しく基地をつくり移転する計画を立て現在その埋め立て工事を開始しています。これに反対する沖縄県民は70%占めるといわれています。日米安全保障条約でアメリカは他国から日本を守るという意味で米軍基地を容認しています。
 そこで、「沖縄の基地問題」特に沖縄県名護市辺野古移転についてアンケートをお願いしました。その結果、反対は36%、賛成は26%という結果になりました。

反対36%、賛成26%、どっちとも言えない15%
 沖縄の基地反対
 県民が70%以上反対しているのだからもっと県民の声をきくべきです!美しい島国を政治的理由で破壊しないで(穴川・中村紀子)。沖縄の人が気の毒です反対です(桜木・西出寛子)。反対沖縄を本当の意味で自由にしてあげたい。国の施策の為に戦後のすべての日々が沖縄県民を苦しめ悲しめている。沖縄は日本国(本土)を守る為の島でも観光だけの島でもない。あの戦火を生き延びた県民に、年号が変わろうとしている今日平安を与えて欲しい(作草部・浅野信)。2年前に沖縄を旅行した時、運転手さんに高速でいくより下の道で米軍基地を見ませんかといわれ、基地の広さ公園、学校、広々とした住宅これらは全部国の税金、軍事費用として出しているといわれ二度びっくりしました。これ以上、軍事費用として基地を広くすることや埋め立てなどは、絶対してはいけないと思う。反対です。政治家の皆さんもう少し毅然とした態度を望みます(六方・阿部ちい)。県民投票に法的拘束力ないことに政府のごり押しは暴挙。基地は沖縄にする、沖縄差別です(朝日ヶ丘・横須賀和男)。わが身を沖縄島民に置き換えて考えますと敗戦時の大きな犠牲と戦後の基地による島民の数々の被害を思い反対です(園生・古矢クミヱ)。反対です。沖縄県民は移転は70%反対しているのですから(桜木・小野智子)。反対です、それでなくとも沖縄県民は大変な思いをしているので基地を作ることで自然も破壊されている(あやめ台・一森万亀美)。移転に賛成か反対でなく基地がある事が問題です(白旗・青坂美代子)。多分住民の方々は米軍航空機関連の事故が多く、いつ自分がそんな事故に巻き込まれるか不安をかかえながら生活することが苦痛だと思う(長作・足立由美)。反対、日本全体の問題として考えなければならない時が来たのではないでしょうか(小倉台・小野島さおり)。美しい海を壊してほしくない。沖縄の財産(幸町・山崎優子)。米軍のための基地は反対(花見川・文生)。絶対反対。こんなに環境破壊してどうするんだろう?
国会議員さん全員沖縄に住んでみて実感してほしい。(花園・吉武希)。沖縄県民は大変だと思います諸手当に税金を使って条件をととのえてあげて下さい(小深・北村勝)。沖縄にだけ基地を押し付けるのはいかがなものか(匿名)。

 辺野古移転反対
 沖縄県民の投票結果を重く見て政府は移転することを断念すべきであると思います(稲毛東・島津千代子)。県民の半数以上が反対している移転には反対です(小仲台・横田千恵)。県民の70%が反対で、漁業の影響、環境汚染問題に疑問が残っている限りは移転を止めた方が良いと思います(小仲台・木村美樹夫)。沖縄の普天間基地の辺野古移転反対。沖縄はかわいそう。強くアメリカにノーと言ってほしい(小仲台・宮本ひろ子)。辺野古周辺に住む貴重な海洋生物のすみかをつぶしてしまい、多様
性が失われるから(宮野木・日向野良治)。反対です。美しい海、自然をこわしてまでなぜ基地を建設するのでしょうか。後世の日本人から一体何していたのかと笑われるはずです(小仲台・河内桃子)。反対です。普天間基地は何のため、いつまで使用するのですか。辺野古はいつ使用できるのでしょう、そのころには米国も撤退しているのでは(四街道・粟村道生)。地盤がゆるいらしいのでお金がかかりすぎるので(花見川・相馬
英治)。沖縄の人も大多数反対しているから(小仲台・小室良満)。沖縄県内での
基地移転ディスカッションではなくて、全国視点での基地移転問題にすべき。このままでは沖縄県独立の気運が出かねない(白旗・佐々木英咲)。サンゴやジュゴンなど生態系への影響が気にかかる環境汚染などに関しては人間の自業自得なのでそもそも反対7割以上なのになぜ強行しようとするのか理解に苦しむ(みつわ台・金子祐介)。辺野古に基地はいらない。国外に移設すべき(天台・山本信夫)。地盤が弱く埋め立て年数も当初の計画より長くかかるとニュースで伝えてました。なによりもサンゴが潰されてしまいます。かと言っていつまでも普天間にあるべきではないです。そこを考えるのが政治家だと思うのですが…(小仲台・菅野啓子)。

 辺野古移転賛成
 辺野古沖移転賛成。普天間基地を移転することは安全面から必要なことで問題が発生すると後悔することになるから(高洲・東孝男)(天台・山本富子)。辺野古沖の方が民家から遠いので(小仲台・横田邦明)。沖の方が騒音が少ない。安全(小仲台・寺阪和久)。すでにアメリカと日本が辺野古沖に移転する契約しているので(高洲・橋本洋二)。事故が起きてからでは取り返しがつかない。人命が何よりも優先。たとえ自然が破壊されたとしても(西都賀・小林正和)。普天間は住宅・学校の上空を飛び非常に危険だが、辺野古基地は、海上設置を予定しているので、騒音や事故の危険を削減できそうだから(高浜・住村直希)。賛成!国の防衛は国に任せるべきであるが、国の防衛には限界があり話し合いでかいけつできないくにが近くに押し寄せてくる可能性に対して強大な軍事力の米軍に駐留してもらうのが最善と思う(みつわ台・宇都俊一)。賛成である。普天間の返還が条件であるが移転しなければ返って来ないので、自国で防衛できないのであれば基地はしかたがないと思う(六方・泉谷正誼)。普天間基地周辺の住民を早く基地から解放してあげたい(真砂・羽賀久雄)。むずかしい問題ですが現状を考えると町の中に基地があるのはキケンが多すぎます(高浜・鈴木晴)。辺野古問題は日本にとって仕方ないと思います。賛成(園生・小寺カネ子)。賛成、とにかく賛成の一言につきます(八千代・牧けい子)。賛成。町中の今の場所より沖縄市民にとつて辺野古沖の方がよいのでは。もっとよい移転場所がないのですから難しい問題ですね(園生・柴田京子)。国防上移転に賛成
(船橋・平野泉・澄子)(船橋・土屋直子)(千草台・中山量雅・泰正・真紀)。
普天間基地の危険から住民を守るための移転であるので反対しようがないのでは…(椿森・本間まこと)。

 反対しても無理
 日米地位協定を変えなければ、基地はなくならない。そもそもアメリカによる占領政策の一環なので反対しても無理(真砂・工藤正生)。基地は無い方が良いと思いますが、日本国を守ってもらうためには致しかた無い。自国がもっと強い国になることが大切現在の日本では致し方ない(松波・中村勇)。県民に従えばと思うが残念ながら政府と米国の決まりで実行すると思う。県民の意思も聞いて欲しい。美しい自然の海が滑走路に変貌してしまい残念ですね(幸町・中村春雄)。普天間基地を辺野古沖に移転をすることに県民反対70%強を占めましたがどの地に移転するにしても該当地は当然反対します。国の防衛の為、国政計画は変更なく進行しているのでやむをえない(稲毛海岸・長堀幸子)。いくら反対してあらそっても結局は押し切られてしまい、そんな沖縄をはがゆくてなりません。どうに他の場所に移す事は出来ないのでしょうか?(長沼・佐々木キヨ子)。

 どちらともいえない
 辺野古移転はどちらとも言えません。移転すれば困る人達もいる事でしょうし生活がかわってくると思いますので(作草部・林田静江)。辺野古近くに住んでいたら私も反対すると思う。でも国のためと思うと移転も仕方ないのかなと思います(松波・中村チズ子)。辺野古沖移転には現時点では賛成、反対どちらとも言えません。理由、現在の日米同盟の関係、日本政府の方針、沖縄県民の意向を思えば移転の賛否は軽々しく答えられません(浜野・柳澤範光)。沖縄の投票のように賛成、反対だけでなくどちらともいえない、という選択肢があるのならどちらとも言えない。沖縄の投票結果を見るまでは基地があって恩恵を受けている人もいるわけだから賛成でいいんじゃないかとずっと思っていたが、反対が70%以上を占めたことで、それはあくまで沖縄に住んでいない自分だから言える事なのだと思った。他県民は賛成も反対も言う立場にはないと思う(松波・熊倉絵里佳)。沖縄の基地については私はいまいちピンとこないので賛成でも反対でもないです(真砂・豊田美奈子)。特に反対でも賛成でもありません。詳しい事がわからないので、判断できません。がキレイな海を埋めるのは嫌だなあと思います(園生・伊藤美乃)。

 その他
 生活の形態が変わる。あたらしい所での生活の不安(さつきが丘・新井郁子)。辺野古基地建設やイージスアシヨアーなんかで大金を使うより、超大型航空母艦を5〜6隻作りアメリカに貸与して沖縄の陸上基地をそっくりそちらに移ってもらえないものか(あやめ台・藤原健次)。感情論は抜きにして、沖縄は日本の国境に位置するのだから、シーレーン確保や地政学上基地は必要。これは沖縄の方々に理解して頂くしかない。その上で沖縄だけに過度の負担を与えず、木更津でのオスプレイ運用等、他の県も出来うる限りの分担をすべき。更に、日本が『動く航空基地』である空母を数隻保有すれば、その分沖縄基地の航空機を減らす事も可能だ(千城台北・小室茂雄)。沖縄の基地は日米共に場所を沖縄県から移動しょうという考えは無し。こだわっている。普天間の人は喜んで、辺野古の人は悲しみ、つらいものがあります。夢・希望を他のもので与えて頂きたいです(高洲・戸沢恵子)。沖縄の基地移転についてはなるべく早く移転がよろしかろうと思う。日本の立場、沖縄の地政学による場所を考えれば基地移転を喜ばないのは周辺の国そこから反対派に資金が出ているのではないかと余計な事を考えてしまいます(宮野木・横山繁)。沖縄だから基地があるのではなく、日本の防衛戦略として沖縄にあるのが適している。日本周辺のくにが事を荒立てているので、沖縄県民には大変申し訳ないですけど必要だと思います(作草部・立花裕司)。難しい問題ですね(穴川・前林勝美)。知事選には拘束力がない。基地がなくなれば仕事がなくなる、沖縄以外に移転するしかない。今の所ギブアンドテイクしかない(高洲・佐々木靖隆)。とてもむずかしい問題でよくわかりません(花見川・斎藤邦昭)。基地はあるだけで莫大な税金がかかりますが、移転するとさらに余計な税金がかかります。沖縄の人にばかり負担がかかるのも確かですが、地元の方々の保障等にも税金が使われているので、他県の私達も僅かですが協力できているのではないかと思う(花見川・山下盛雄)。普天間基地は危険撤去を、辺野古移転は投票で反対が多く、結果を尊重したい。日米で海兵隊のグアム移転を話し合ったら…(宇都宮亮)。政府はもっと民意の意見をきくべきである(朝日ヶ丘・上田正広)。どちらでもよい(千種・土谷よし江)。沖縄に行くと基地の多いことに驚かされます。辺野古に移転の是非の前に、国防について根本的に考える時期にあると思います。原発も地方に負担を掛けすぎだと思います(黒砂台・中村博之)。 以 上

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読者の声
介護士と国会議員
 介護士の30%が毎年辞めていくという。超低賃金が原因だという。現場は人手不足だという。国会議員1人養うのに1億3千万円かかる。その内訳は歳費が1500万円、賞与が1000万円、文書通信交通滞在費が1200万円、立法事務費が780万円、三人の公設秘書1人2600万円、合計すると1億3千万円になる。
 722人の国会議員が一斉に辞めても国民は何も困らないが、全国の介護士が一斉に辞めてしまったらこの国はめちゃくちゃになる。それほど大事な仕事をしている介護士を超低賃金で使っているこの国はおかしいのではないのか。
 高齢者はどんどん増える、要介護者は増える。介護士は足りなくなる。介護士は社会の底辺を支える貴重な存在だが国会議員はいてもいなくてもよい存在だ。今では安部自民党一党独裁政治の悪を隠蔽するイチヂクの葉っぱだ。そして事があたかも民主的に運ばれているように見せかけるに過ぎない装置だ。国はどうするつもりなのか。介護士を増やすには、賃金を大幅に増やさなければならない。
 その財源はどこにあるのか。有る、この国には無駄が多い。国会議員も無駄な存在だが、それだけではない。官僚も多すぎるし給料も高すぎる。
 年収2千万、3千万の官僚が山ほど居る。官僚も閣僚も大幅に削減すべきだ。省庁を大幅に整理統合するのだ。都道府県も整理統合すべきだ。
 都道府県を廃止して道州制にする。
 全国を七つか八つの道州にする。市町村も大幅に整理統合する。一つの県に三つか四つの市を置く。そういうことによって大幅に無駄が省ける。
 国会議員ひとりにかける経費を10分の1にする。米国の国会議員の年収は1700万円、英、仏、独は1000万円程度だ。スェーデンの首相の月収は128万円、国会議員は104万円、あとは推して知るべしということだ。
 日本の国会議員の年収がべらぼうに高い。無駄の極みだ。これらの無駄をやめれば介護士の収入を大幅に引き上げることが出来る。そうしないとこの国の将来は暗黒だ(宮野木町・藤本 豊)。

 命を守る仕事
 テレビ未来世紀ジパング「世界を救う日本の医療」でカンボジアで今まで生存率0の小児がんの子どもの手術をして助けている九州大学医学部の田口智章教授やベトナムで心臓の手術をする順天堂大学の浅井徹教授の紹介があった。
 「世界なぜそこに日本人」ではアメリカで3千人以上の命を救ったスーパードクターの豊田吉哉医師や、アフリカ・ザンビアの僻地で巡回診療を無料でする山本香代子医師、同じくマダガスカルで手術料無料で多くの命を救う与座聡医師、ミャンマーで2万人以上の命を無給で救い現地で神様とまで言われている吉岡秀人医師。こう言ったテレビで拝見する医師には只々尊敬の念を持つのみだ。単に仕事としてやっている以上のものを感じる。実は自分もまさかだが鼻のてっぺんに癌(病名、顔面基底細胞癌)が出来、近くの総合病院で手術を受けた。今回知ったことだが、手術のために首から上のMRI(断層写真)をしたが入れ墨をした人は検査が出来ないとの由だった。
 今回お世話になった形成外科は内科とは異なり頭だけでなく手先の器用さも大事だと思った。天皇陛下の手術を行った順天堂大学心臓血管外科の天野篤教授(日大医学部出身)の例もある。過去に私は近くの個人病院へ行って風邪だと診断されたが、夜熱がひどいので別の総合病院で診てもらったら「肺炎です、すぐ入院して下さい」と言われたことがある。あやうく命を失うところだった。自分を風邪と誤診した医師の趣味は後で知ったのだが骨董収集だったとのこと。医師と言う仕事は他人の命と対峙しているのだからあまり他のことに時間を費やさないで欲しい。趣味をするなと言っているのではない本務をおろそかにしないで欲しいのだ。他の職業と異なり医師だけは医学部を卒業しなければならない。弁護士も教授も正直卒業学部は問われない、それだけエリートなのだ。
 命を守るのは決して医師だけではない。多勢のユダヤ人の命を守った外交官の例もある。国家の中心で戦争を回避すれば何百万人の命を守れる。今回の戦争で、途中で戦争を止める決断をしてくれていれば多くの命が守れたはずだ(参照・文春新書鳥集徹著「医学部」)。
 野田市立小4年の栗原心愛さんの命どうして守れなかったのだろう。仕事にたいする自覚はあったのだろうか(鎌ヶ谷・元稲毛小校長・島津 幸生)。

 日米同盟はガンだ
 世界中が注目したトランプ・金氏の会談は予想通り物別れとなった。トランプ氏は核の全廃絶を目的とし金氏はヒミツの場所は残し経済の全面解除を考えているので合意に達することはない。金氏は米に核を取り上げられた後で攻撃さ
れ打ち首になることを百も承知でイラク・カダフィ大佐の様な目に会いたくないと思っている。
 トランプ氏は金氏を煽てたり脅かしたりしているが金氏は安倍氏の様に言い成りにならない役者が上でトランプ氏は3回目の会談と言っているが何回やっても結果は同じで北は会談後にも核の再建作業が確認されている。地球上の国々は平等であるべきで北が核を持つことに他国の口出しは無用と思う。日本は核がないため核保有国の傘下におかれ中露韓北になめられており大国とは言えない。北が米に届く核を所持したことで米は慌てているが北は米を攻撃するとは言っていない。
 トランプ氏は言い成りにならない金氏にいじめを考えているが金氏が堪忍袋の緒が切れて米と戦争となれば先ず米軍基地のある日本が標的となり千葉県の我々は殺されることになる。韓国の文氏も南北鉄道を建設したいが米北の問題で米に止められている。
 拉致問題も話題に上がったがトランプ氏は関心がないのでどの程度の話だったのか明らかにして欲しい。拉致は日本と北との問題なのに米にわたりをつけてではまとまる話もまとまらないし日米同盟がある以上解決しない。
 世界中の国々が力をつけてきており米国第一主義は通用しないことを米は真摯に受け止めるべきある中国の習氏は米露を大国とし、日本をベトナム・ラオス諸国などと並ぶ周辺国に分類して格下と考えている。北と米の解決は核を認めるか戦争するかで拉致は日米同盟を止めることである。プーチン氏は北方領土を日本に引き渡した場合、米軍が駐留する可能性を考え日米同盟が交渉の障害との見方を示している。何れも日米同盟がガンである(花園 岩井秀夫)。

 気になる一冊
 『脱戦後のすすめ』佐伯啓思著、中公新書・本体780円。真正保守派の勝れし學者は、佐伯啓思である。
 此の國の道筋を真摯に語り、与党のグローバル資本主義と対米追従の危うさも指摘。其の一方、野党勢力の不甲斐ない時代錯誤(九条護持)の傲慢を切り捨ててをる。戦後の我が國の由々しき事態は、アメリカにより与えられた「近代主義」への極端な依存体質。欲望為る絶え無き金欲。其の結果もたらされた進歩は文明の衰退へと繋がる。
 また、戦争憲法が存在しない如く為る欺瞞の諸外國依存ー占領基本法護持。其れへの盲信の危険性を指摘。観念論為る平和擁護の歪み。日本人が殊の外慕うスイス國。然し、此の國は中立を護る術を〈徴兵制と重装備〉により守る。
一方、日本國は、國家を支える國防は無視。自衛権を放棄(戦力・交戦権否定)ー此のアナーキイズムに気付かぬ政党が存在する。
異常國家・日本の問題点(空想的自由主義)を的確に分析・解明してくれた名著だ。『従属国家論』PHP新書も推薦します(埼玉・きみちか)。以上

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