130,000部発行
2018年6月8日
通巻第261号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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千葉市美浜区の倫理経営講演会
「大転換の時代、つねに活路あり」

講演会会場と金英泰会長(円内)
 一般社団法人倫理研究所千葉市美浜区倫理法人会(金英泰会長)では、去る5月21日(月)午後6時半から「ホテルグリーンタワー幕張」にて倫理経営講演会を開催し同会の会員や市内の各単会会員など135名が参加した。
 はじめに金英泰会長が「年に一度の倫理経営講演会に大勢出席いただいたことに感謝しています。美浜区倫理法人会では毎週金曜日の午前6時からホテルニューオータニ幕張でモーニングセミナーを開催しているので是非参加してください」と呼びかけ、二人の講師による講演会に移った。
 今回の講師は愛知県豊田市中央倫理法人会の小林憲司氏(株式会社コバック代表取締役)と法人アドバイザーの三田望氏((株)三田商会代表取締役・岩手県花巻市)の二人。以下、その概要を紹介する。

 車検のコバックを全国展開
 小林憲司氏は「夢を実現する倫理経営」というテーマで、自身の事業経験における失敗や苦悩、倫理と出会って事業を発展させるまでの道のりを約一時間に渡り語った。
 車検のコバックの全国展開を目指したが、最初は経営が思うように行かず「父が創業した会社を自分の代で潰してしまうのでは」と思い悩んだ。しかし苦難を乗り越えた現在、民間車検直営店は全国で500店舗を突破、グループ企業として板金塗装館、オイル交換専門店、飲食店等を展開するまでに至った。

小林憲司氏
 小林氏の成功のきっかけは「苦難は幸福の門」という倫理の教えの下、苦境に負けずお客様の要望を素直に聞き入れたことから始まった。
 業界の常識を破り、時代の変化に合わせた新しいサービスの提供によって、400台の車検台数が3年で2800台まで上ったという。そして、常に感謝の心を持つこと、言われたら「ハイ!」と行動することで、20年以上続いた父との確執が解消された。倫理を実践し夢を実現させた小林氏は、自身の様々な体験を語り最後に「会社が上手く行かなければ経営者の心を変えることです」と講演を締めくくった。

 三田氏の講演要旨

三田 望氏
 冒頭で三田氏は、村山節氏の「東西文明800年周期交代説」について言及し「東西2つの文明が800年ごとに繁栄と衰退を繰り返している。今、日本は大きく変わる時期である」と説明。「大転換の時代に経営者は何をよりどころに舵取りを行うべきか」をテーマに講話を行った。
 「経営には不易(変えてはならないもの)と易(変えていくもの)の二つから成り立つ。不易は『徳』であり、理念や創業精神は変えてはならない。易は『才』であり、技術・戦略は時代の流れによって変えていく必要がある」と、純粋倫理の言葉「創業の精神を重視する」についてわかりやすく説いた。
 また、よい社風を作る秘訣は「自分が変わること、朝礼など小さいことでもきちんと継続すること、人に尽くす喜びを感じられることが大切だ」と述べ、丸山竹秋著「新経営理学」の一節に触れながら厳しい時代を生き抜くための経営者の心構えについて講じた。結びに「人は必要なときに必要な人と出会う。今日、みなさんが私と出会ったことで、一歩踏み出すきっかけになれば幸いです」と倫理実践を呼びかけた。
 【取材・真田はる代】

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毘沙門堂が本紙に記事訂正申入れ
記事の訂正や取材源の開示を要求
 宗教法人毘沙門堂が経営する納骨堂「稲毛陵苑」をめぐる問題で、本紙が4月号で報じた「固定資産税の課税漏れ」問題と、5月号で報じた「建築基準法違反」問題は、いずれも千葉市の隠蔽体質を問題視したものであったが、毘沙門堂の代理人弁護士から、記事の訂正や取材源の開示を求める文書が届いた。
 「固定資産税は適正に課税されている」旨の訂正記事の掲載と、建蔽率問題は誰に取材したかと取材源の開示や、建蔽率違反の根拠を求める内容であった。
 取材源の開示には応じられないが、毘沙門堂は、課税漏れについては、「登記上の地目ではなく課税は現況主義で行われるものであり、市の検査を受けて適正に課税されている」としている。
 登記簿上の地目(土地の用途に応じた分類)は公開されているが、課税台帳上の現況(実際の土地の用途)を判断する市は、情報を公開しておらず、問合せに回答しなかった。
 また、建蔽率超過の問題についても、毘沙門堂は「建築基準法を遵守し、適正に建築確認を受けている」としているが、この
問題に対する市の取扱いに大きな瑕疵がある可能性が浮上している以上、市のあいまいな対応は、当事者や市民の混乱を招くだけであり、開示すべきものは公表するよう、今後、大いに反省してもらわなければなるまい。
 毘沙門堂からは申し入れを受けただけである。むしろ本紙は毘沙門堂の取材対応を願っており、実現すれば詳細な続報をお届けしたいと考えている。

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千葉常胤誕生900年記念
騎馬武者行列イベント

行列の殿は熊谷市長
 千葉のまちの礎を築いた千葉常胤の生誕900年という節目の今年。これに合わせて、千葉の歴史や文化、千葉氏についての理解を深めてもらおうと、去る5月26日(土)と27日(日)に中央公園周辺を会場に千葉常胤生誕900年記念の関連イベントが開催された。
 イベントの目玉である「騎馬武者行列」は、26日に行われ、福島県から参加した国指定重要無形民俗文化財の相馬野馬追を先頭に、各自治体の首長が騎乗。きぼーるから千葉神社までの道のりを30分かけて練り歩いた。行列の殿(しんがり)を務めた熊谷俊人千葉市長は、大勢の拍手に迎えられ、沿道の人々に手を振って応えた。千葉のまちに繰り広げられた勇壮華麗な時代絵巻は、見物客を沸かせイベントを盛り上げていた。

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