130,000部発行
2018年3月9日
通巻第258号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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星霜録
 いろいろ話題になった平昌オリンピック。これからパラリンピックが始まるが、北朝鮮の参加があるかどうかは不明だ。今回のオリンピックには北朝鮮から金正恩委員長の妹とナンバー2と言われる金永南最高人民会議常任委員長が出席し、つかの間の友好ムードを演出した。また、北朝鮮と韓国の統一チームのアイスホッケーは振るわなかったが、美女応援団の振る舞いは印象的であった▼今回のオリンピックで何といっても日本の女子選手の活躍は素晴らしかった。日本が獲得したメダル数13個の内、女子は金3、銀2、銅3で計8個。男子は金1、銀3、銅1で計5個。特に高木姉妹だけで金銀銅合わせて5個も獲得した。大和なでしこ天晴れである▼安倍首相は「女性活躍社会」を掲げたが平昌オリンピックは文字通り女性が大活躍した。なかでも女子カーリングではLS北見チームが初の銅メダルを獲得し、「そだね」の言葉を連発、巷で流行している。もしかして今年の流行語大賞に選ばれるかも知れない▼それにつけても韓国の文在寅大統領は韓国独立運動記念式典で慰安婦問題で「加害者である日本政府が『終わった』と口にしてはならない」とか「竹島は韓国固有の領土」と発言し反日の感情をむき出しにした。日韓合意で10億円を受け取りながら、約束を反故にした▼従軍看護婦はいたが従軍慰安は存在していなかったと、元日本兵は語った。慰安婦像は反日の象徴だ。台湾の元李登輝総統は「韓国は恩知らずの国」と筆者に語ったことがある。韓国はいつまで恩を仇で返す気だろうか。(正)

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痛みシリーズ(5) 間違いだらけの痛み対策
都賀治療院 院長 藤城 博

藤城 博 氏
 人間だけが間違うようになった原因は大脳が発達し、それが正しい知識ならいいのですが、問題は時々間違った知識を持つことです。その間違った理論が構築された時期の不完全な学問体系があり、それが間違っていればそのまま後世に引き継がれてしまうのです。しかも一旦定着してしまうと覆すのは大変困難です。間違いだらけの痛み対策に於いて、その原因は、社会にリハビリや運動、筋トレはいいことに違いない、という誤った固定観念が浸透しているからにほかなりません。
 皮肉なことに運動器疾患を扱う専門家(整形外科医、理学療法士、接骨師、鍼灸師、マッサージ師、カイロプラクター、整体師など)の多くが、痛みに対する考え方が誤って教育されていますから、運動療法やリハビリと称して、痛みを伴いながらの運動や過剰な運動量を指導し、明らかにその行為のために悪化したり、長引いたりしているケースが少なくないのです。
 例えば、某整形外科の膝関節治療の方針をホームページから引用し分析してみましょう。
(ウォーキングは最も安全で手軽な治療法と副題がありました) 
 ウォーキング
 痛みが軽くなったら運動量を増やす。平坦な道を20〜30分歩くことを目標とします。目標に向かって歩くのではなく膝の痛みと相談しながら歩くことが大切。 歩いていて痛みが出たら、すぐに中止し、翌日は歩く距離を少し短くします。痛みが翌朝回復する程度ならそのまま歩きます。翌朝までに回復しなければ、距離を少し短くします。
※このホームページからは、何としても痛みが出るまで運動するのが正しい、という意図がうかがえますし、そう教育されてきたし、信じているのでしょう。
 これら一連の指導は痛み(炎症)がまだ残ったまま歩くことになるので、治りきらない傷口を引っ掻いていることになりますから、炎症が悪化・長期化し、やがて関節が変形するのは必至です。仮に歩きながら治った人がいたとしたら、それは極めて軽症だったからで、もし、その人が発症直後から安静にしていたら、もっと短期間で治ったはずなのです。
 一般病院の治療と対策を翻訳すると、膝の場合、痛みが出るまで歩きましょう→再受傷(たとえば靴擦れの傷口が再び悪化)するまで負荷をかけ続けましょう。そして関節内に赤むけ(靴擦れ)が完成し、痛みが出たところで今日のリハビリは終わりです。また明日、再受傷するまで歩きましょう。そして慢性化・変形・悪化しながら生涯患者であり続けて下さいねと。これを悪魔のささやきと言いますが、ほとんどの患者さんは、その治療方針を信じて悪化の方向へ頑張るのです。
 治療家は悪意を持ってわざと悪化する指導をしているとは思えません。治療家自身が医学教育の過程で、マインドコントロールされているのだと思います。であればなお治療家も患者さんも余計に哀れなのです。
 患者さんも、いくつ病院を変えても同じような治療と対策と結果なので、この病気は歳のせいや手遅れなどもあって、こんなもんだと思い込み、諦めているふしがありますが本当にもったいないことです。
【都賀治療院の症例】
 変形性膝関節症の治療歴 8年 74歳(女性)
 4か所の整形外科を順繰りに通院しながら、8年間で72回水を抜きました。医師の指導のままに朝晩2回ずつ歩き続けた女性が痛みのために歩けなくなり、おんぶされて来院しました。 初診時、左右膝関節共に変形がひどく、水も多量に溜まっていました。私は初診時の生活指導として、痛みが出る原理を良く説明した上で、痛みの出る動作や姿勢は一切しないようにと、アドバイスしました。
 もちろん患者さんは高齢だし家族も、安静ばかりでは、寝たきりになりはしないかと心配します。しかし歩きを止めて、痛みを誘発する曲げ伸ばしの訓練や姿勢をしないように生活をしたところ1週間後はっきりと痛みが軽くなってきました。その時患者さんは喜びと同時に心底納得します。 そして次第に炎症が治まり、水と痛みが引いて楽に歩けるようになって3年が過ぎております。その間1度も水を抜いていません。患者さんは目からウロコと喜びました。同時に痛みが出始めた8年前に、この痛みの原理を知っていたらいち早く治り、こんなに変形や悪化はしていなかったのではないかと、悔しがってもいました。 (続く)

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主張 公共投資否定は共産主義である
稲毛新聞論説委員 入野 守雄
 日本経済がデフレなのは、安倍総理がマルクス経済学にタブラカされ、公共投資を実施しなかったからだ。
 その結果、国内需要が激減し、企業は工場を米国や中国に移転したので日本人の働く場所がなくなった。しかも人手不足で技能修習生と留学生を増大させて農業、コンビニ、居酒屋などに安い賃金で働く外国人が増えた結果、賃金は上がらない。さらに消費税増税をしたので消費が沈滞しデフレが深刻化し非正規社員や失業者が2千400万人も出現している。
 19世紀末に現れたカール、マルクスの共産主義で世界を統一するグローバル経済、即ちマルクス経済学、共産主義に世界が洗脳されたのだ。
 マルクス経済学は(1)労働価値説(2)剰余価値説が二本柱である。
 労働価値説は労働によってのみ価値が生まれるという哲学である。剰余価値説は賃金で支払った価値以上の価値が生まれるという哲学で、いずれもクソまじめな人間ほど洗脳される。
 1、労働価値説
 労働によって価値が発生するのは確かだが、労働以外からも価値が発生する。生産された商品は流通業を通って消費者の手元に届き、価値が増加する。運送業、卸業、小売業をマルクスは否定し経営者も否定する。そして金を貸して利息を取るのを不労所得と認めない。これでは銀行業は成立せず、資本金を集め株券を発行する株式会社も存在できない。即ち資本主義経済否定である。共産主義経済だから経済が成長出来ずソ連は崩壊した。ロシアに代わっても資本の蓄積がなく財政破綻しギリシャ、アルゼンチンも破綻した。
 2、剰余価値説
 労働者は働いて賃金をもらうが、労働で価値が生まれても資本家は発生した価値の半分しか労働者に配分しないと主張。資本家が労働者を搾取していると言う。
 労働者から奪った価値は全て資本家が手にするのではなく、資本金を集め、銀行から借金して会社が設立され、土地を買い機械を買い設備投資した資金の銀行への返済や利息、株主の配当金など、賃金に支払われた残りが充当される。
 さらに会社存続に必要な技術開発投資にも使われる。そしてデフレによる倒産を防ぐための内部留保金も必要だ。
 会社発展のM&A、企業買収の資金も必要である。いずれにしても労働者に支払われた残りの金は他の企業に回り、労働者の賃金ともなる。カネは天下の回り物であり経済は回転する。
 これを否定するのが19世紀のグローバル経済で、ヒト、モノ、カネが自由に国境を越えて、国家を否定する共産主義である。中央銀行が発行する紙幣に信用があるのは資本を蓄積した国家と勤勉な国民があるからだ。
 我国は世界一の債権大国で、借金大国ではない。然るに税金で存続する東京大学経済学部教授は国民国家を否定して中央銀行が発行する紙幣を認めず、財政が破綻すると主張する。

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短編小説 モノレールストーリー
幸せの動物公園  作・吉成 庸子
 直子は三十六歳。小学校一年生の女の子が一人いる。夫は子供が三歳の時突然他界してしまった。それからの直子は娘のルミを抱えて、会計事務所で事務員をしながら夢中で働き続けていた。 千葉駅から少し離れている団地に住んでいるが、日曜日の今日、モノレールで動物公園にルミを連れて行くことになっている。
 その話を聞いた事務所の中で一番若い男の職員八十島君が「僕も一緒に連れて行って下さいよ」といいだしたので、三人で行く事になったのだ。八十島君は六人いる職員の中で最年少たしか二十六歳の筈。そして独身だった。明るくて仕事熱心な人だ。直子は、朝早く起きてサンドイッチや鶏唐や玉子焼きを作る。温かい紅茶も用意した。
 モノレール港駅で待ち合わせ、動物公園に向かう。初対面だったがルミはすぐに八十島君になついた。初めて見るモノレールに大はしゃぎ。
 窓から下を眺めては「高い、高い」と叫んで大喜びだった。
 櫻にはまだ少し早い季節だったが、動物公園にはかなりの家族連れがいた。ルミはお目当てのライオンを観て興奮している。やがてサンドイッチや紅茶を出して野外宴会となった。
 八十島君は「おいしい、これ全部手作りですか?直子さんはお料理の天才ですねえー」とほめてくれる。
 「そんなんじゃないわよ。でもおいしいと思って下さったのなら嬉しいわ」と直子は心の底から言った。
 食事が終わった後はルミを真ん中に三人で手をつないで歩く。ルミは「ねえパパ」と八十島をよんだりした。
 その度直子は「パパじゃないでしょ、お兄ちゃまでしょ」と注意をしていたが。
 それから十日余りたった時、直子は「三十分ばかり会社の終わった後つきあって下さい」と言われた。
 指定された場所に着くと八十島君はすでに着いていて、いきなり「直子さん、僕と結婚して下さい」と言った。「だって、私はあなたより十歳も年上だし、子供もいるのよ。
からかわないで」と直子は言った。
 「年齢がなんだと言うのですか?ルミちゃんだってあんなに可愛いい。僕はこの事務所に入った時から、あなたがすきだったのです。お願いします。結婚して下さい。必ず幸せにします」直子も八十島のことは好ましい青年だと思ってはいた。でもまさか結婚なんて。
 「直子さん、今度の日曜また三人でモノレールに乗って動物公園に行きましょう。ルミちゃんの本当のパパとして」。

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「きさってぃ」の自転車コーナー
自転車競技トラック中距離選手
日本写真判定株式会社 中村 妃智

中村妃智選手
 みなさんはじめまして。自転車競技トラック中距離選手の中村妃智です。この度、隔月で稲毛新聞に記事を書かせていただくこととなりました。
 この欄では自転車競技のルール、そして自転車情報などをお伝えしていきたいと思っております。
 この様な形で新聞に掲載していただくのは初めてですが、皆さんに気軽に読んでもらえるようなコーナーを目指していきたいと思います。そして少しでも多くの方に自転車競技を知ってもらいファンを増やしていけたら嬉しいです。
 私の自己紹介はここまでにして、早速ですが先日行われたアジア選手権トラックのJAPANチームの結果報告からいきましょう。
 日本チームはエリート17名、ジュニア16名、パラサイクリング2名で挑みました。メダル数は合計25個。そのうち14個が金メダルとメダルラッシュ!今回の結果により3月にオランダで行われる世界選手権に派遣される人数も過去最大となりました。
 私の結果ですが、女子4kmチームパーシュートと30kmマディソンに出場し、どちらも金メダルを獲得することができました。イェイ。
チームパーシュートといえば平昌オリンピックでスピードスケートが世界新記録で優勝したあの種目です。同じようにチームで先頭交代しながらタイムを競います。
 マディソンはあいにくスペースの都合で文字数が足りないので、これは次回じっくり書きたいと思いますので楽しみに待っててくださいね。
 ではまたお会いしましょう!

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市民ガイド
家庭倫理講演会
▼日時・4月7日(土)開演10時(開場9時30分)終演11時40分▼会場・千葉市文化センター3Fアートホール(千葉市中央区2-5-1)☆講師・池田ふじゑ氏(一般社団法人倫理研究所理事)*聴講料一人1,000円▼主催・一般社団法人倫理研究所、後援・文部科学省/千葉市教育委員会/千葉市社会福祉協議会▼お問合せ・Tel090-9952-8147(堀田)または携帯090-3249-6939(内田)まで。
幕張メッセどきどき フリーマーケット2018
日本最大級のフリーマーケットが今年も開催されます。日替わりで各日約1500店が出店するほか、グルメコーナーなども充実!◆日時・5月3日(木・祝)〜5日(土・祝)10時〜17時(入場は16時30分まで)◆会場・幕張メッセ国際展示場1〜8ホール◆入場料 前売券600円/当日券800円(小学生以下入場無料)◆問い合わせTEL 043-296-9211
講話「チバニアンと地磁気逆転」
☆チバニアン発見者岡田誠先生の貴重なお話です▼日時・3月13日(火)17時15分受付開始・18時開会▼会場・京成ホテルミラマーレ(2階)▼講話者・チバニアン発見者、茨城大学理学部教授・岡田誠先生。主催「里山会」(代表・近藤文子)▼参加費7,800円(食事代・資料代を含む)▼問い合わせ・申し込み・090-3096-8425(近藤)
「日本国憲法のあり方」を考えるシンポジウム
▼開催日時・3月29日(木)18時30分開演▼開催場所・日本教育会館一ツ橋ホール(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)▼主催・夕刊フジ(産経新聞社)☆ジャーナリストの櫻井よしこ氏、米カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート氏、元陸上幕僚長の火箱芳文氏が日本の未来、理想の姿を示す憲法について語り合います▼入場料・お一人様2,000円*購入方法(1)・チケットぴあで販売中。Pコード638-054(2)ハガキ・往復ハガキに郵便番号、住所、氏名、同伴者を明記し、〒100-8160(住所不要)産経新聞社夕刊フジ新規事業推進室「日本国憲法のあり方」係にお申込み下さい。入場料のお振込先をご案内させていただき、入金の確認次第入場証を送付します。定員800人に達し次第締め切りとします▼問い合わせ・Tel03-3270-4689
車椅子ダンス
車椅子フォークダンス養成講座▼日時・4月24日(火)13時〜17時▼場所・千葉県障害者スポーツ・レクリェーションセンター▼費用・2,000円(DVD教材費)1,000円(入会費および年会費)合計3,000円*講習費は無料☆入会者は毎月ボランティアで老人ホーム・障害者施設訪問・各種イベントに参加(養成講座修了者にはインストラクター資格(但し年会費納入会員の方)▼募集締め切り・4月17日募集人員20名▼主催者・NPO法人車椅子レクダンス協会千葉市支部▼申し込み・問い合わせ・車椅子レクダンス協会千葉市支部 衣笠誠(TEL&&FAX 043-278-7108)
高齢者生活協同組合
☆「歌の会」(抒情歌・唱歌・歌謡曲・演歌など)▼日時・3月15日(木)10時〜12時☆映画鑑賞会・「日本沈没」日時・3月15日(木)13時30分〜16時30分▼会費・200円*どなたでも参加できます▼会場・高齢者生活協同組合(エルダーコープちば稲毛支部・千葉市稲毛区長沼町167-111*Tel080-5070-4596)☆エルダーコープちばでは「健康麻雀教室」(火曜・金曜、会費・組合員400円、非組合員500円)など。見学を歓迎。
第47回笠間つつじまつり 山一面が真っ赤に染まる絶景!
「笠間つつじまつり」は昭和46年に開園してから今年で47回目を迎えます標高143メートル、約7ヘクタールの園内には霧島・日の出など様々な種類約8,500(株)が山一面に植えられております。▼会期・4月中旬〜5月上旬、8時〜18時▼会場・茨城県笠間市笠間616-7笠間つつじ公園▼入場料・大人(高校生以上)500円(団体20名以上100円割引)*中学生以下、障害者手帳を提示の方と介護者1名は無料▼問合せ・連絡先笠間市商工観光課Tel0296-77-1101(内線517)担当渡部
第8回グループ・パレット展
▼3月29日(木)〜4月3日(火)11時〜18時*4月3日は17時まで▼会場・画廊ジュライ(千葉市中央区4-5-1きぼーる2F Tel043-224-4984)☆風景画を中心にした写実的でわかりやすい油絵約30点☆出品者・北大宮台自治会館を拠点に活動する社会人10名▼問い合わせ・グループパレット代表網野文子Tel043-237-3852
ギヤラリー古島
「平岩共代 楽しむジュエリー展」3月2日(金)〜3月12日*3月8日(木)休廊「清野一郎 陶と万華鏡展」3月16日(金)〜3月26日(月)*3月22日(木)休廊「小林孝子 かご展」3月30日(金)〜4月9日(月)*4月5日休廊▼ギャラリー古島 Tel043-243-3313 Fax 043-241-3041(西千葉駅徒歩2分)
多田屋稲毛店3月のお話会
3月のお話会(読み聞かせ会)は3月2日(第1金曜日)と3月16日(第3金曜日)となります。4月の第1回は4月6日(第1金曜日)です☆書籍、雑誌のご用命は多田屋稲毛店へTポイントカードご利用になれます。電話043-253-8145

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今月の人
建国記念を祝う県民の集いを実施して30年
千葉県民の集い実行委員長 藤井是寛さん 69歳
日本人の誇りと使命を伝えたい
 緑区誉田町にお住いの藤井是寛さん69才。山口県出身で、無垢の木を使ったこだわりの住宅の建築や家具等の製作を行う(有)新生住光の社長さんだ。藤井さんは、会社の経営をすると共に、昭和63年から30年以上に渡って続けてきた活動がある。それは、毎年2月11日に、建国記念の日を祝う千葉県民の集いを開催し、実行委員長を務めていることだ。
 建国記念の日といえば、昭和41年に制定された祝日で、日本書紀に伝えられる神武天皇を中心とする建国創業の歴史をしのび、日本人として国を愛する心を養う日、日本のお誕生日である。「この大切な日を、本来であれば行政主催の式典でお祝いして欲しいが、それが無理なら自分たち民間の手で何とかお祝いをしよう」と決意して、千葉市民会館小ホールで第1回目の式典を開催した。その時は、約150名の参加者だった。最初は、誰に呼びかけたら良いのか?誰に案内を出したら良いのか?全く分からず試行錯誤の連続で苦労した。それから31年、30回開催する中で参加者も次第に増えていった。
 今年の講師はノンフィクション作家の門田隆将氏を迎えて開催した。式典には、森田健作知事をはじめ多くの来賓が出席し、約700名もの県民が参加し、建国記念の日をお祝いした。31年間の会の運営は、多難であった。まず苦労するのが会場の確保である。年々増える参加者(嬉しい悲鳴)に対応するために、公共のホールを確保するには、他の団体、学校行事等との抽選で決まる。
 「私たちの行事は、この日でなければ開催出来ない。他の土日ではダメなんです」と何度も何度も懇願して、日時を交換してもらうこともあった。藤井さんの熱意に理解を示し、「それなら私も参加して、協力しましょう」と、言って運営の仲間になって頂いた方もいれば、「そんなの関係無い」と一蹴されることもあったそうだ。そして、何といっても毎回運営資金には苦労した。参加費やカンパなども多数集まるが、自身を含めて運営する仲間が毎回負担しているのが現実。切実なことではあったが、それでも毎回乗り切ってきた。そんな中でも、事前の案内や準備、当日の運営を手伝ってもらえる仲間には、本当に恵まれた。
「回を重ねる毎に、仲間が増え、自分の得意とする分野を積極的に担当してくれる様になった」とほほ笑むが、これも藤井さんの実直な人柄からであろう。式典と同時に行われる記念講演には、渡部昇一先生をはじめ毎回多彩な講師に登場して頂いているそうであるが、31年の間には、すでに鬼籍に入られた方もいる。31年という、それだけ長い間この式典を続けてきた。
 藤井さんは「国難と言われる時代だからこそ、日本創業の叡智に学んで誇りと気概を持つ必要がある。日本人として、生命を受けたことの意義と使命を知り、志ある方々とこれからもこの日をお祝いしたい」「日本は、世界的に大きな役割のある誇りある国だと思います」と熱く語る。 多くの仲間たちと運営している、建国記念の日をお祝いするという重要な行事。来年の会場も未だ決まっていない。そう、抽選で敗れたのだ。3月には、別の会場の抽選があるので藤井さんは、また挑む。常に前進の気持ちを持って。特定の団体などの運営ではなく、民間有志で開催されるこの日の行事は、次世代へとつなぎ、これからも続く。みなさんも来年の「第31回建国記念の日を祝う千葉県民の集い」に参加してください。
【取材・金子一之】

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随筆 北国の春

吉成 庸子さん
 春よ来い…早く来い…と唱いたい位い寒い毎日が続いてます。そんなことを理由に家の中の作業は一切目をつむってサボッている私。その結果我が家はまるで四街道のゴミ屋敷になってしまった。
 儀ちゃんが生きていたらどんなに怒るだろうと思って、仏壇の写真を裏返しにしちゃった。
 綺麗好きだった儀ちゃんは、いつも「お母さん、また掃除さぼったな。障子の桟にホラこんなにホコリがたまってる」と言ってホコリをすくった指を意地悪くわざわざ私に見せる。「あのね、ホコリじゃ人間は死なないの」と私は言った。「まったく何もしないくせに口ばかり達者な女だ」「悪かったわね。口が達者でさ。だけどお父さん、私子供の頃から無口でおとなしい子供だって言われてたんだよ」「そりゃ無口でなくて口が六つある位うるさいってことだろう」「そんなんじゃないってば。本当なんだから」そんな言い合いをしたなあと思い出しながら、いいや明日やろうと考えて、次の日が来てもまたやらないでいるほんとにダメな私だ。
 儀ちゃんと私がつれそった期間は正確に数えれば二十八年余りだった。
 その間ケンカらしいケンカは三度位あっただけだ。多分精神的には私の方が大人だったから、逆らえば逆らう程、儀ちゃんの方がいきり立って長引くので、私はさっさと謝ってしまう。コツをおぼえてからは静かなものだった。
 どなる声が止まらない時も私は神妙にかしこまって黙って聞いている振りをしている。だけどホントは聞いていない。今度あの帽子を買いたいなとか、今東京でやっているミュージカルどうしても行きたいなあ、なんて考えている。だから儀ちゃんのお説教は耳の入口あたりでスッと消えていってしまう。そんな状態だったから我が家は平和な毎日でいられたのだ。
 人様には「これだけ年齢が離れているとケンカにはなりませんよ。ガキとケンカしても仕方ありませんからねぇ」なんて時折話していたが、冗談じゃない。私の方が精神的に大人だったからいつも平和な家庭でいられたのだと私は今でも信じている。
麻雀もカラオケもやらない儀ちゃんだったが、ある日「お母さん、麻雀教えてくれないか?」と言う。「そんなに私も詳しくないけれど、じゃ二人でやってみる?」と言ってやってみた。二人でやるとすぐに勝負がついてしまう。私に続けて負けたのが悔しいのだろう。止めてしまった。
 カラオケは「二曲くらいキッチリ歌えるようになりたい」と話すので「じゃカラオケ屋さんに行こう」と誘い四街道にあるカラオケ屋さんに二度ばかり行った。儀ちゃんは「北国の春」と「大阪しぐれ」が覚えたいと言う。何回も何回も練習していたが自分でも納得いくまでではなかったのだろう。
 2回行っただけで、行こうと言わなくなってしまったから。だけどその後お酒の席で儀ちゃんが一度だけ「北国の春」を歌うのを聞いたことがある。私はずっと耳をふさいでいたけど。

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今月の運勢
☆一白水星 ○向上運 
 盤石な土台を築いてチャンスに備えたい。新規計画着手は時期尚早。目先の利益追わず長期的な展望に立ち堅実な歩みが大切。最後まで準備を怠らない。準備しすぎるくらいがちょうどいい。金銭がらみの縁、情報は精査する。
☆二黒土星 ◎上昇運
新たな可能性が広がるとき。準備整い実行に移すチャンスです。興味あることはチャレンジし可能性広げよう。思いつき行動不可。計画を立てて行動しよう。思ったより速いスピードで展開する、出だしが肝心。生き金、死に金を考え資金を動かす。
☆三碧木星 ●注意運
 暗剣殺を帯同し歳破と同会。思わぬアクシデントや周囲の争いに巻き込まれることも多い。完成間近で頓挫する恐れもあり、最後まで気が抜けません。専門分野に撤するのが無難。周辺状況が目まぐるしく変わりやすい。ついていけるよう体調を含めて整えておきたい。金運 情報の真偽を確かめて行動。良からぬ縁に注意。
☆四緑木星 △守勢運
物事の明暗が分かれるとき。状況の善し悪しにかかわらず一応の区切りをつけましょう。新規事、拡大策控え無理や背伸びせず現状維持で無いよう充実に努める。一区切りつけ、不透明な点や苦手な箇所に取り組むことと、長所を伸ばすこと。予定外の出費に備え手元資金を確保。
☆五黄土星 ○旺盛運
 資本金運の今月、多忙ですが骨惜しみせず誠実に対応し相応以上の結果も期待できます。よき後援者得られるとき。立場によっては目上の指示を仰ぎ、やり過ぎに注意することが大切。
計画、実行、確認が成功の道。少額支出増えやすい。予算超過注意。先祖供養吉。
☆六白金星 △注意運
 月破を帯同。見込み違いが起きやすいとき。やりたいことよりすべきことを優先、手がけていることを最後までやり遂げる姿勢が大切です。誘いもあるが、新たなことに手出し無用。安請け合い、凡ミス注意。突っ走らず、仕事内容を今一度確認、納期厳守で丁寧な仕上げ。詐欺話し、資金運用取引、投資投機損失注意。乗り物運転慎重要す。
☆七赤金星 △変化運
 既定路線を変えたくとも、安易な方向転換は中途挫折を招く。功を急がず、受身の姿勢で冷静に成行を見定めよう。大幅な変更より、目線を変え静観し、乗り切ろう。蓄財運。預貯金を崩したり、資産預け替え厳禁。
☆八白土星 ○良好運
暗剣殺と同会。日頃の努力が実るとき。アイデアを発表し評価を上げ、社交面でも注目を浴びます。反面、隠れた部分に問題が潜む、平身低頭姿勢で乗り切ろう。つまらぬ口論で評判を落とさぬよう注意。判断ミスのないよう冷静であれ。散財傾向。投資投機タイミング逸しやすい、控えるのが無難。
☆九紫火星 ●低迷運
 五黄殺と同会。行動が裏目に出て不調です。下手に動き事態の悪化を招くより、我慢と忍耐で凌ぐほうが得策。現状維持に努めチャンスを待とう。目の前のことに優先順位をつけ集中しよう。クレーム対処は即時処理が肝心。金運絶不調。地味に堅実に、出費は極力控えたい。不要な出費ないよう慎重に過ごす。
※本欄へのお問い合わせは090・3475・9671(大河原由梨)

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