130,000部発行
2017年9月1日
通巻第252号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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市政だより監査請求は棄却
私的政治活動とは認定されず
熊谷市長の市政だよりメッセージ問題
 市政だよりの一面を熊谷市長の後援会活動に利用したのは不当だとして、中央区在住の男性が費用を熊谷市長に支払わせるべきだとする監査請求に対し、市監査委員はこのほどこの請求を棄却し、男性に通知した。
市監査委員は男性から提出された証拠をもとに、市政だよりを所管する市民局を監査対象部局とし、関係職員から事情聴取を行ない、4回の審議を経たうえで、「記載内容がこれまでの市政だよりに対して中身がなく、マニフェストのキャッチフレーズが三つあるだけであり、私的政治活動としか言いようがない」との男性の主張に対しては、「当選直後の就任挨拶では選挙公約に触れるのはごく自然であることや、6月議会で同様の挨拶をしていることも鑑みると、私的政治活動とは言えない」とし、公職選挙法が禁ずる当選挨拶であるとの男性の主張も退けた。
 市監査委員は、荒木和成市長、松井旭市長、鶴岡市長時代の事情にも触れ、今回の記事が特段異常ではないこと、最近の他自治体における裁判例も考慮し、棄却の結論を出したとしている。
 当選と市長就任は表裏一体であり、選挙で訴えた政策は新市長として市民に訴えるのは当然であり、市政だよりの制作に熊谷市長の後援団体の関係者はまったく関与していないこと、熊谷市長以外の候補者が当選した場合に備えると、短期間で記事の差し替えるためには写真とフレーズのみの簡単なものにとどめたとの市の主張は合理的であると判断している。露骨な当選御礼ではなく、施政方針の表明に過ぎないとの判断は理解できるところでもある。
 しかしながら、おかしいと感じた市民が存在することも事実であるから、市は誤解を招きかねない編集をしないよう努めてもらいたい。
 男性はこの監査結果を受入れる方針で、取材に対し、訴えを起こす考えはないと回答した。

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生活保護、相次ぐ不正受給
望まれる厳格な給付
 家族の病気のため転居を余儀なくされた生活保護受給世帯が、交付を受けた転居費用をパチンコにつぎ込み、失くしたことにして再度転居費用の交付を受けた悪質な事例が明らかになった。
生活保護制度を根幹から揺るがす事態であり、看過することはできない。臨時収入を生真面目に行政に申告し、返納する人々がいる一方で、一部に、この手の人がいることが残念でならない。これはもう、生活保護の問題ではなく、刑事事件になるとしか言いようがない。
 行政やケースワーカーの負担が増している現在、行政側がいくら努力しても手が回らないのが実態だ。
 生活保護を受給しながらアルバイトを続け、保護費で支給される家賃を払わず、数か月から一年で住居を転々とし、転居費用も保護費からという信じられないケースすら見受けられる。
 生活保護の不正受給は今に始まったことではないが、千葉市は比較的甘いというのが受給者の世界での定評になっていることは見逃せない。ところが、厳しくすればしたで、本来受給できたはずの人の申請を受け付けない案件が発生しやすくなるなど、厳格化を求める世論と適正に弾力的運用を求める意見の板挟みになる行政の立場は、行政窓口の担当者にしかわからないかもしれない。
 マイナンバー制度が完全導入されれば多くの不正受給はできなくなるといわれているものの、マイナンバー制度自体が国民全体に浸透していない現状からすると、解決には多くの時間を要すると見込まれる。
 抜本的打開策が示されるまでは現状で行くしかないのかもしれないが、だとすれば通報制度の充実化などの一定の対策を打ち出さない限り、市民の納得は得られない。行政のご苦労もさぞ多いものとは思われるが、「適正な需給の確保に努めます」で終わらず、踏み込んだ対応を示す必要がありそうだ。

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第42回千葉の親子三代夏祭り
8月19日(土)・20日(日)盛大に実施
騎馬武者や花魁道中初登場

挨拶する熊谷市長
 今年で第42回目を迎えた「千葉の親子三代夏祭り」は、去る8月19日(土)に前夜祭が、20日(日)には本祭りが行われ、大勢の人出で賑わいを見せた。千葉の夏の風物詩となっているこの祭りは「こどもたちに夢を ふるさとづくり」をテーマに、市民のふるさと意識を高めようと開催されている市民主体の手づくりイベント。
 メイン会場の千葉中央公園を中心にパレード、神輿や山車の渡御、千葉おどりなど毎年、多種多様なプログラムを実施している。今年も屋台広場には市内の飲食店や市民団体が出店。地元グルメを始め幅広いジャンルの料理を提供し2日間に渡り祭り気分を盛り上げた。
 19日(土)の前夜祭では、中央公園の特設ステージでダンスパフォーマンスやアーティストによるライブが行われ、会場が熱気に包まれた。
 20日(日)の本祭りは午後1時から特設ステージでオープニングセレモニーが行われた。
熊谷俊人千葉市長は挨拶のなかで千葉市の歴史に触れると共に「千葉のこれからの歴史を作る原動力となるのは市民の力。お祭りを通して力を結集し、またさらに広げていただきたい」と呼びかけた。

中央公園界隈のにぎわい
 セレモニーの結びでは千葉城鉄砲隊の迫力ある号砲が響き渡り、武者行列&パレードがスタート。騎馬武者に扮した千葉市馬術協会の会員らを先頭に、「千葉市を美しくする会」の飯森会長や熊谷市長も参加。続いて、千葉市少年三団体連絡協議会による子ども武者行列、亥鼻城甲冑隊、千葉県警ホワイトレディース、千葉市消防音楽隊、千葉県ハーレー会、チバクラシックカークラブ、自動二輪愛好会レッドローレルクラブなど、様々な市民団体がパレードを盛り上げ、沿道から大きな拍手を浴びていた。ラストは、はすいけ倶楽部商店会による江戸吉原の太夫の道中を再現した「おいらんのお練り」がパレードを華やかに締めくくった。
 パレードの後は、よさこい鳴子踊りや威勢のよい神輿、山車が栄町通りから千葉銀座通りを練り歩き、中央ステージではのど自慢大会や日本太鼓などのパフォーマンス、ストリートステージではダンスや演奏、手話など多彩なプログラムが披露された。
 また、旧パルコ前の「千葉氏コーナー」では、開府900年に向けて千葉の歴史を紹介。甲冑の体験や千葉氏ゆかりの市町村7市の物産展も来場客を楽しませた。
 陽が落ちてからは、いよいよクライマックスの親子三代千葉おどり。
 子どもから大人まで飛び入り参加が増え続け、太鼓のリズムに合わせ約2000人がまちを踊り歩き、盛大なフィナーレで祭りは幕を閉じた。 【取材・真田はる代】

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ゴルフ・観光・親睦交流
記事小見出し4

若鮨会館の大広間で懇親の集い
 千葉市美浜区倫理法人会(金英泰会長)では8月11日(金)〜12日(土)の二日間に渡り、宮城県登米市に赴き、登米市倫理法人会と親睦交流会を開催した。
 登米市倫理法人会との関係は、今年の3月28日に美浜区倫理法人会創立25周年のとき、登米市倫理法人会所属の法人スーパーバイザー伊藤俊郎氏が講師として招かれ講演されて、そのご縁で登米市との親睦交流会が企画された。
 登米市は宮城県の米どころであると同時に、仙台牛の産地でもある。
 伊藤俊郎氏は「若鮨」を経営。すし屋なのに仙台牛などを安く提供して大繁盛している。
 当日は、美浜区の会員のほか、千葉県倫理法人会長増田彰司元会長と森島勝元会長、石川邦紘元幹事長も出席し、ゴルフ組として参加。登米市倫理法人会会員、仙台市泉倫理法人会会員有志など観光組みと合わせて総勢約30名が参加した。
 夜の宴会は、伊藤長作仙台市泉倫理法人会相談役が乾杯の発声のあと、若鮨自慢の生牛肉寿司。美味に感動した。

ゴルフ上位入賞者左から菅野、森島、佐藤、石川、増田の各氏
 お料理も豪勢で酒類も飲み放題でみな大満足。
 ゴルフの成績発表では地元の菅野尚子さんが優勝、第二位は佐藤光央さん、第三位は石川邦紘さん、第4位は増田彰司さん、第5位森島勝さんでそれぞれ賞品をいただいた。
 また、宴会に華を添えるためのサプライズも凄かった。優勝した菅野さんと当日誕生日を迎えた美浜区倫理法人会の萬燈知恵子幹事のために特別調理した珍しい鯛の塩釜焼き。小槌で割って参加者全員で堪能した。
 二次会は宿泊会場でカラオケ。翌日は蓮沼を見学して解散した。

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