155,000部発行
2007年3月8日
通巻第126号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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健康の頁 体のケアから心のケアまで
喜びの声は院長の宝物
稲毛区小仲台・スマイル整体
 稲毛区小仲台マルエツそばにあるスマイル整体を訪ねると、陽当りが良く明るい外観と、広く開放的な店内に驚く。また、壁には患者さん直筆の手紙『喜びの声』がびっしり飾られており、それを見る記者に、中村貞満院長は笑顔でこう話しかけてくれた。
 「長年肩こりや腰痛に苦しみ、もう治らないと諦めていた症状でも、改善するケースは多々あります。患者さんの喜びの声は私の宝物です」と語り、今回は特別に患者さんの許可を得て、2人の女性喜びの声をご紹介することにした。

 喜びの声 
 白さん(28歳)の声
 目・あご・背骨・腰・ヒザ・足首の骨等、体中に痛みを感じて、通院しました。初回から視界がスッキリ、足の運びがとても楽になり、8回の通院で、すべての不調が改善されました。体全体が元気になることで、精神的にも安定してくるなんて、当初考えてもいなかったこと。驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。今後も定期的に通院して、元気な体で元気な生活!を目指していきます。
 中村院長のコメント
 「私、表情も以前より明るく優しい感じになりました」と話してくれた白さんの笑顔が印象的でした。本当に良かったと思います。
 米森さん(63歳)の例
 座骨神経痛で、車に乗る時は足を天井に上げていないと次の動作ができず、一歩踏み出すのも痛くて大変でした。初めは半信半疑でしたが、10回位通うと、血液検査で肝臓の数値もグーンと正常に近づきました。いつしか車の乗り降りもスムーズに。あの痛みは何処…?再びホノルルマラソンのスタート台も夢ではなくなりました。ありがとうございます。
 中村院長のコメント 
 一番大切なのは、ご本人の「治したい、治してみせるぞ!」という強い気持ちです。是非ホノルルマラソンに、また行きましょう!

あきらめないで! あなたの身体、大丈夫?
・頭痛や耳鳴りが続く
・夜よく眠れない
・朝起きると足腰が痛む
・正座やあぐらができない
・車の運転がつらい
・階段の上り下りがつらい
 諦める前に、一度スマイル整体を訪ねてみては、いかがでしょうか?
スマイル整体ご予約は043・ 256・5999

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突然襲う化学物質の恐怖
あしたは貴方が患者になっているかも
化学物質過敏症という人間がつくりだした怖い現代病を苦しみながらもその病を上手に克服した成田市在住の石井嘉子(仮名)さんは言う。
 「初めてのリフォームが原因で、私の精神と肉体はボロボロに切り裂かれ、ながく果てしない苦しみの日々を味わうはめになりました。この苦しみは化学物質過敏症になった者だけにしか理解できないでしょう。しかも、この病をひきおこす要因がもっとも信頼を寄せていた大手建築会社に頼んだリフォーム工事から生じてしまった現実にショックも受けました」と言う。その石井さんに化学物質過敏症への道程とその怖さについて聞いてみました。

建築資材に含まれる化学物質で過敏症に
石井さんにとって『化学物質過敏症』(VOC)という病との不幸な出会いは思いもよらぬところからはじまった。その出会いは自宅のリフォームの計画から序章の幕は開き、中盤では業者選択と図面や材料の打合せが綿密に行われ、終盤にリフォームが完成し、晴れて入居の運びとなるのが順当な物語の流れであった。
本来なら、ここで終幕となるのだが、石井さんの場合はそこで芝居の幕は降りなかった。幕が降りるどころか、入居をしてからが大変で、本人でさえも知りえなかった「どんでん返し」の最終章が待ち構えていたのだった。
 そして、この最終章は『悲劇・終わりなき戦いの日々』の始まりであった。
この悲劇(化学物質過敏症)はリフォーム完了後入居してまもなく始まったという。 石井さんが仕事を終え自宅に帰ってくると、なぜか突然頭が痛くなったり、異様な目まいが襲ってきたり不可思議な症状があらわれてきたのだという。
 そしてその症状のあらわれる間隔がだんだん短くなってくるにつれ、ついには気を失ってしまうような状態をくり返していたという。 その頃にはすでにあらゆる化学物質に反応をするような体質になっていたらしい。
そこで、病院を訪れ症状を訴えたが、病院の医師には当初その病名を特定できず検査を繰りかえし続けた結果『化学物質過敏症』であろうとその病名の正体を突き止めた。
病名もわかりその因果関係も判明はしたものの、今度は化学物質過敏症の治療法が現代医学ではまだ確立されていないという現実を知らされる。 治療法が確立されていない状況を医師から伝えられたとき「頭の中が真っ白に、不安に動悸だけが高鳴っていたのを思いだす」と当時の頼る術のない心細い心境を語る。
当然、治療法のないことからくるこの心細さは、石井さんのみが感じる心境ではなく、化学物質過敏症を患っている多くの患者さんが感じる心境だろう。
 石井さんは「家を建てる時、最も注意をしなければならないのは、健康に留意した家造りを心がける事」だと述べる。化学物質過敏症、この病は特殊な人のみが襲われる病気ではありません。これは誰にでも起こりうる病気です。しかしこの病は建築資材の選択で確実に予防できる病気だ。
 次回はVOC克服まで。

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削らないための歩み寄り
デンタルサポート総合研究所 飛田知恵子
近年、むし歯の治療はなるべく削らないようにというミニマルインターベーション(最小の侵襲)という方針に切り替わっています。
元々は医学における自己治癒して再生する組織に対するもので、腫瘍を最小限切除することや開腹を伴わないで内視鏡手術を行うなどがあてはまります。腫瘍でも明確にこの部分までと範囲がわからないものはその周囲まで切除するように、むし歯も少しでもむし歯の部分があれば残さずきっちり取るというのが従来の方針でした。
しかし、歯は神経の部分があって生きているので、治療後の歯のことを考えると神経を取ることは歯を長く残すという観点からはあまりよくないのです。
そこで、歯をなるべく削らずに、本当に悪くなった部分だけを削る方向になってきました。また、接着剤の向上もあります。むし歯では、歯と詰め物との境からむし歯になる2次むし歯が一番やっかいです。これを防ぐために歯科医師は削る形を整え、技工士は型採りしたものから正確な詰め物を作ります。
この歯と詰め物との接着剤が飛躍的に向上したために最小限の削除だけでの治療が可能になったのです。
ただ、誤解しないでもらいたいのは何でも残すのがいいということではなく、削らなければならない状態になってしまった歯は削らなければならないということです。
大事なことはギリギリまで放置するのではなく、日頃から定期的に歯科医院に行って診てもらうことなのですが、皆様はいかがでしょう?

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