130,000部発行
2017年10月6日
通巻第253号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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四街道市倫理法人会 第1500回記念モーニングセミナー
鈴木宗男氏が激動する社会を語る

第1500回四街道市倫理法人会会場
 四街道市倫理法人会(小川貴央会長)では9月29日(金)午前6時から四街道市商工会館で元衆議院議員参議院議員・大地の党代表鈴木宗男氏を講師に招き「1500回記念モーニングセミナーを開催。会場には超満員の166人が出席し、ユーモア溢れる宗男節を楽しんだ。 講演要旨は以下の通り。【取材・佐藤正成】

【講演要旨】
 人間の表現として涙が一番だと思う。嬉し涙、悔し涙、悲しみの涙もある。その点で今回、1500回の節目の挨拶で小川会長が流した涙は人間味溢れて本当に感動しました。
 四街道市倫理法人会は平成27年11月にお招きいただき、今回は2回目です。浦安市倫理法人会で講演したことが縁になった。
 さて、昨日衆議院が解散しました。大義なき解散と言われるが、解散は総理の専権事項だ。安倍首相が6月の通常国会を閉じた時、野党は閉会するなら解散しろと言った。解散したら今度は野党が民主主義の否定だと批判する。頭が大丈夫かといいたい。
 4日前まで民進党は共産党と共闘すると言った。一晩たったら今度は希望の党(笑)と合流。選挙目当てと受け止められる。
 共産党の志位さんは民進党は何を考えているのかと言った。北海道は共産党と民進党と共闘している。

鈴木 宗男氏
 小選挙区制度の弊害だ。中選挙区時代に千葉三区は浜田幸一、森美秀、中村正三郎などお互い激しい競争で活力があった。
 今回の選挙は10日告示22日に投開票が行われるが、比例区の開票は一週間かかる。11月2日までに終わらせる。3日にトランプが来るのでこの日程に合わせた選挙である。
 私は月に一回安倍総理と会い外交や内政問題についていろいろ意見を交わしているが、今回の解散は2年9ヶ月で比較的長い方だ。4年間続いたのは三木内閣の時だった。
 私の息子家族は現在ソウルで生活しているが、北朝鮮問題では全く緊張感がないという。その点、日本のマスコミは煽りすぎだ。四街道に北朝鮮のミサイルが落ちるなら話は別だが、精度の高さは疑問だ。しばらく緊張が続くが、戦争が起こることはない。
 来年10月に消費税10%になる。社会保障に回すためという。これを国民の皆さんに真を問うという大義で解散するのは正論だ。
 我々は科学的で文化的な生活を送っている。自然災害で思うことは自然に対する感謝の心が失われているように思う。資源のないわが国は恵まれすぎて自然の有り難さを忘れ、自然や物を大事にする心が薄れている。私はランプ生活の経験がある。電気が灯った時の有り難い感激は忘れられない。子供の頃ご飯粒一つ残してもしかられた。
物を粗末にすると罰があたると言われた。罰とはこれだと父にデレッキで殴られその痛さを教えられた。
 私は一年間収監されていい経験をした。信念を持って生きるということを悟った。二つ目は一人で生きていけない。家族友人を大事にすること。三つ目は自然に感謝する心を持っていただきたい。最後に鈴木宗男はたいした男だと、北海道に知り合いがいる人に伝えて頂きたい。

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戦後の分岐点・国と企業の生き残りの条件
山田宏参議院議員

千葉市倫理法人会のモーニングセミナー
 千葉市倫理法人会(実籾富二男会長)では、9月11日(月)午前6時から7時まで中央区のホテルプラザ菜の花で山田宏参議院議員を講師に招き、「戦後の分岐点 ・国と企業の生き残りの条件」と題してモーニングセミナーを開催した。約150人が出席し、熱心に耳を傾けた。 講演要旨は以下の通り。【取材・田沼隆志】

【講演要旨】
 戦後72年間、日本は平和だった。しかし、そろそろ分岐点を迎えている。「戦後」とは「アメリカがいれば大丈夫だ」と信じているアメリカによる平和の時代だ。しかしアメリカによる秩序をよく思っていなかった国が、それぞれ自分の影響力を高めようとし始めている。それは北朝鮮の核・ミサイルであり、大変な時代になってきた。
 7月に、北朝鮮のICBMが2発飛んだ。これでアメリカは大きく変わった。自分の脅威と本気で考え始めるようになった。
 6月に北朝鮮に拉致されたワームビアさんが亡くなり、アメリカ世論は北朝鮮非難で沸騰している。
 アメリカ軍部は完全に叩く方向に傾き、トランプ大統領のサイン次第では10日間で終わらせる考えだ。
 中国共産党大会が10月18日。それ以降年内に実行すると米軍関係者が語っている。はじめの一撃で、反撃能力を一瞬で消す作戦でないと反撃され、日韓に甚大な被害が及ぶからだ。
 日本のメディアはまだ少しずれていて、対話を求めるなどと言っているが、もうその姿勢はアメリカにはない。日本は72年、戦禍から無縁だった。しかし世界が変わってきた。誰もがヨーロッパは一つになると思っていたのに、イギリスがEUを離脱した。ロシアはウクライナやシリアに拡張。中国は東シナ海南シナ海を内海にし、ハワイから東西でアメリカと太平洋を分割しようとしている。
 その中で日本はどうするか。昔260年鎖国していたが、ペリー提督が大砲をぶっ放して目が覚めた。

山田 宏氏
 はるか昔「白村江の戦い」で日本は大敗し、天智・天武天皇は国を律令国家に改革。古事記・日本書紀を編纂し、国防の土塁を築いた。
 海外からの大きな危機が日本を変えた。今回も、トランプ大統領という目覚まし時計が鳴っている。
 幕末の江戸時代でも、実は目の覚めない人が多くいた。江戸幕府の上層部や、各藩の上士は、大丈夫だと言っていた。しかし一部は、本当に危機と感じ、動いた。その人達が成し遂げたのが、明治維新という国の改革だった。
 世界中は、防衛費はGDPの2%を国防費に使っている。アメリカは3・5%。トランプはこれを4・5%にすると訴えている。イギリスもフランスも先進国も軒並み2%だが、敗戦国の日本だけ1%だ。ドイツも1・2%だが、5年で2%まであげる。日本は防衛費が実は足りていない。ミサイル防衛を担うPAC3は、迎撃ミサイルを12発を装着できるが、実はお金がないから弾は6発しか入ってない。北朝鮮のミサイルにはサリンや炭疽菌などを搭載し、日本に着弾する危険性がある。
 SSM(地対艦ミサイル)はなかなか優秀だが、6発撃てるが2発しか入ってない。実弾演習もなかなかできない。日本は戦わないことが前提なので、お金をなるべく使わずにきた。今は防衛費増額が必要な時代になった。
 私が杉並区長のとき、例外なく15%予算をカットしたら敵だらけになった。リコール運動が起こり次当選できないと思った。その時サッチャーの自伝の「それは平時の話です。いまは有事です。みんなで腕をまくって、船底に行って、水が入ってくる穴を埋めなくちゃ!」という考えだった。
 今日の万人幸福の栞にある「得るは捨つるにあり」の精神と重なるが、どうせ俺は落選だと思うと、気が楽になり反論した。味方を作ろうとするから間違える。みんな敵でいいと開き直り実践し、4年後の選挙で当選、行政サービス満足度も杉並は全国一位になった。

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千葉都市モノレールビール列車
9月24日に千葉みなとー県庁前ー千城台

モノレールのイベント列車で乾杯!
 先月24日(日)午後、千葉都市モノレールの企画、「ビール列車」が運行された。
 テーブルを入れて居酒屋風にセットされた車内で、抽選で参加した60名が、用意された「おつまみ弁当」とキリンビールの協力による「一番搾り」や「氷結」などで、
千葉みなとから県庁前を往復した後、千城台から千葉駅まで戻る、約2時間の行程を楽しんだ。
 プレゼントの抽選会もあり、車内は大いに盛り上がりを見せた。
 集客力アップのための特別企画であったが、車内からは「ビール会社が1編成ずつ専用車両を購入して、各社が定期的に運行してはどうか」「そろそろ延伸して循環でき
るようにしてはどうか」など、大胆な意見が上がったほか、ホームの一般乗客や沿線の人々には大いにアピールできたものと思われる。
 モノレールの収支状況は年々改善ざれているとはいえ、いまだ厳しい状況であることは変わらないから、会社の様々な営業努力、企画の工夫による集客力アップには今後も期待したいところだ。
貸切列車の制度があることはほとんど知られていないが、モノレール結婚式、モノレール落語会、忘年会列車など、様々な楽しいイベント列車の登場が待たれる。

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