(旧)稲毛新聞
2003年4月10日
通巻第79号
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ちばニュース
 
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新生銀行が船橋ららぽーとに千葉1号店オープン
振込み手数料0円、年364日営業。都市銀行や郵便局でも出金OK
消費者にとって、便利でありがたい銀行ができた。このほど船橋ららぽーとにできた「新生銀行ららぽーと支店」がそれだ。何しろインターネットで振込み手数料は無料、1年間のうち元旦だけ休業する年364日営業。しかも、銀行の窓口に行かなくとも、郵便局、都市銀行などの金融機関での出金可能なほか、極めつけは、パソコンを使ってインターネットで自分の口座から、国内の提携金融機関のどこへ振込もうと、一切手数料はかからないという銀行である。【取材】・佐藤 正成

 先月20日午前9時半過ぎから船橋ららぽーとの一角に新生銀行のららぽーと支店」(船橋市浜町2丁目1番地)が開店、テープカットなどオープニングセレモニーが行なわれた。 
新生銀行の窓口支店としては、千葉県では第1号店であり、全国では27番目の支店となる。
 セレモニーでは、ららぽーと前田昌男代表取締役社長、K・サジーブ・トーマス執行役員リテール部門長、片山悟執行役員リテール営業本部長、羽田昌英支店長の手でテープカットが行なわれた。
 挨拶したK・サジーフ・トーマス氏は「新生フィナンシャルセンターが船橋にできたことを嬉しく思う。一年間364日営業、振り込み手数料無料などの新しいサービスは、他にないので、きっとお客様に満足していただけると信じている」と抱負を述べた。
新生銀行の前身は「日本長期信用銀行」。平成13年6月からパワーフレックス口座という個人向けを中心とした、新しいサービスを開始した。
 最先端のコンピュータシステムを導入、大幅なコスト削減と、手数料無料化、好金利商品の提供などでお客様に還元している。
 このため、パワーフレックス口座数は急速に伸びている。
 ところで、他の金融機関とちがうところは、年364日営業。支店の窓口は午前10時から夜8時まで応対。提携金融金融機関や郵便局のATMでは、24間、年364日利用が可能となっている。
 さらに、大きなメリットは手数料無料、新生銀行にパワーフレックス口座を開設し、キャッシュカードを利用しての入出金、残高照会等の場合、無駄な手数料は一切かからない。都市銀行や郵便局など提携金融機関のATMから出金した場合、手数料を取られるが、パワーフレックスカードを使えばこの手数料はあとでキャッシュバックされる。 また、インターネットで新生銀行の自分の口座から振り込む場合は手数料はすべて無料。 口座の開設は電話でも受け付けている。その際本人と確認できる免許証や保険証のコピーなどが必要。詳しいことはフリーダイアル0120-456-860まで問合せを。

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市立青葉病院5月1日から開院
最先端の医療機器・電子カルテ採用。ベット数は380床
千葉市が平成11年度から中央区青葉町に建設を進めていた「市立青葉病院」がこのほど完成、その完成を祝う竣工式が3月28日サ午前9時半から同病院で盛大に行なわれた。竣工式には鶴岡千葉市長始め、市原市議会議長、伯野千葉市医師会会長などが出席、植樹、テープカットなどオープニングセレモニーが行なわれた。
 市立青葉病院は5月1日から開院するが、地域医療の新たな拠点にふさわしく、最先端の医療機器を装備、診察のスピード化が期待される電子カルテの導入、高齢者の在宅医療ケアを充実させる一方、診療科目は5科目増の18科目となり、外科系の夜間救急医療もスタートする。ベット数も380床に増床している。
高齢化社会に対応した在宅医療ケアを充実
 竣工式当日は、さわやかな青空のもと、完成した青葉病院の広々とした外来ロビーに特設ステージが設けられ、千葉市消防局音楽隊の演奏から始まった。
 始めに、平井昭病院長が建設までの経過報告を行なったあと、鶴岡千葉市長は、別掲のような内容の挨拶。続いて、来賓の市原市議会議長が「分かりやすく納得のいく医療を心のこもった笑顔で≠ニいう基本理念に基づき、地域の中核的医療に期待する」と述べた。
 医師会を代表して挨拶した伯野中彦会長は立派にできた青葉病院について、「広々とした明るい病院に診療科目が増えたほか電子カルテを取り入れたことは大きな進歩。建物も免震構造を取り入れで一味違った病院に生れ代わった。とくに夜間救急は外科が未完成だったが、このたび外科に加えて小児・産婦人科の夜間救急体制が整ったことは全国に誇れる病院」と絶賛した。
 出席者の中に松井前市長の姿もあり、竣工式を感慨深げに見守っていたのが印象的だった。
 「市立青葉病院」は、平成10年度に、基本設計と用地取得。11年度に着工。3月28日の竣工式を終え、5月からいよいよ開院する。

 病院の施設規模
 市立青葉病院の敷地面積は2万6千8百平方メートル、病院棟の延べ床面積は2万8千245平方メートル。構造は鉄筋コンクリート造り地上5階建て。とくに地震に対して丈夫な免震構造を導入している。地下1階。駐車場は359台収容できる。総ベット数は380床、このうち一般病床は314、精神病床60、感染症病床6となっている。

 5科目増え18科目に
 これまでの市立病院の内科、精神科、神経内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、整形外科、産婦人科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科の13科目に加え、新しく皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科の5科目が新設された。

 最新鋭の診療機器
 また、医療機器も最新鋭の心血管撮影装置やコンピューテッドラジオグラフシステム(CR)、頭腹部四肢用撮影装置、X線コンピュータ断層撮影装置(CT)、核磁気共鳴画像診断装置(MRI)、ガンマカメラシステム(PI)、注射薬自動調合装置、X線テレビ撮影装置、結石破粋装置などを装備している。
 病院の特長
 高齢化社会に対応した診療機能として、在宅医療支援病床やリハピリテーションの機能の充実を図り、老人性痴呆疾患医療の実施に重点を置いているほか、血液疾患医療、精神科合併症、緩和ケアなどの特殊医療にも力を注ぐ。

 電子カルテで時間短縮
とくに、注目されているのは診察に電子カルテを導入、医師が患者の症状やレントゲン画像などをパソコンに入力するので従来の紙カルテより簡単に情報を引き出したり、予約・会計などの手続きも簡素化され、診察時間や待ち時間が大幅に短縮される。
 
 夜間救急医療の充実
 このほか、救急医療については救急部を設置、内科、外科、産婦人科、小児科などの二次救急医療の充実を図るとともに、災害時に備え、ライフラインが途絶えても太陽光発電などでバックアップ体制や給水源の確保に万全を期している。

千葉市立青葉病院の竣工にあたって 千葉市長 鶴岡 啓一
 平成11年度から中央区青葉町に建設を進めてまいりました「千葉市立青葉病院」がこのたび竣工し、5月1日に開院の運びとなりました。
当病院は、少子高齢社会の進展に伴う医療需要の変化や、多様化・高度化する市民の医療のニーズに的確に対応するため、現市立病院を青葉の森公園に隣接した地に建て替えを行ったものであります。
 現市立病院と比較しますと、総病床数は約100床増の380床に、診療科目は5科目増やし、全18科目とするなどの拡充を図ったところであります。
 また、電子カルテ等の「病院情報システム」の全面的な採用による、診療機能のIT化を行い、待ち時間の短縮や病院運営の効率化を図ってまいります。
 開院後は、地域の中核的な病院として、市立海浜病院はもとより他の医療機関とも連携をとりながら、地域医療の向上・強化に努めるとともに、90万市民お一人おひとりが、いつでも安心して良質な医療サービスが受けられ、心豊かに健康で明るい生活が送れますよう、「安心して暮らせる健康福祉のまちづくり」に全力で取り組んでまいりますので、皆様方の一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。なお、このたびの建設にあたりまして、格別のご理解・ご協力を賜りました地元の皆様をはじめ、関係各位に対しまして、心より感謝申し上げご挨拶といたします。

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待望の稲毛保育園舎が完成
一時保育や子育て支援センターも付設
建て替えのため建築が進められていた稲毛区小仲台2丁目にある稲毛保育園(佐藤悦光園長)がこのほど完成、この4月から正式に開園することになった。
稲毛保育園は歴史が古く、昭和24年7月に社会福祉法人千葉県厚生事業団が開園した。建設されてから52年余り経過、建物の老朽化が進み、10年以上も前から建て替えの話がでていたが、柏市の同事業団前松崎理事長が一昨年引退、佐藤理事長に交替してから、急速に建築計画が進み、この3月ようやく竣工、4月から待望の開園となった。
 完成した保育園は、敷地約2511平方メートル(国有地)、建物の延べ床面積1238平方メートル、鉄骨造り2階建て。設計は地元の稲毛東のアイム設計、施行は奥村組東関東支店が担当した。
 新しい稲毛保育園は、これまでの通常保育児120人に加え、保護者の就労形態で一時的に預かり保育する機能と子育ての不安や悩み等の相談、子供たちのふれあいの場としての千葉市が推進している「子育て支援センター」としての事業も行なう。なお、平日の通常保育時間は午前7時から午後8時。一時保育は午前8時から午後6時。支援センターは午前9時から5時までとなっている。

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