116,500部発行
2022年5月6日
通巻第308号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 節子  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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参院選千葉にも維新の風は吹くのか!?
千葉県選挙区・佐野正人氏、全国比例区・石井あきら氏に聞く

本紙今村論説委員の取材に応える石井あきら氏、佐野正人氏
(4月13日参議院議員会館にて)
 昨年の衆議院選挙において大躍進を果たした日本維新の会。自公連立政権とも野党共闘とも一定の距離を置きながら独自の理念を掲げている。そんな日本維新の会は千葉でも風を吹かせることができるのだろうか。7月の参議院選挙に千葉選挙区から出馬するのが佐野正人氏。習志野市議会議員から身を転じての挑戦。千葉維新の会代表で自身も全国比例区で改選を目指す石井あきら氏と共に取材した。

稲毛新聞 (以下・稲)日本に住む私たちの生活にも物価上昇などの大きな影響が及び始めるなど、ウクライナ情勢による混乱が世界中に広がっており、国際世論は総じてロシアを非難しています。日本維新の会の両院議員総会長で、千葉維新の会代表も務める石井あきら参議院議員から日本維新の会の見解をお知らせください。
石井あきら(以下・石)ウクライナに侵攻して多くの民間人を虐殺し、略奪やレイプなどの数々の戦争犯罪を重ねているロシアに酌むべき事情はまったく見当たりません。多くのウクライナの人々が国外に避難しており、我が国も避難民を受け入れている中、侵略を正当化できる理由もありません。直ちに戦闘を中止し、軍隊を引き揚げることが国際社会の要請であり、日本維新の会の変わらぬ考えです。
稲・ロシアのウクライナ侵攻を止められなかった国連の安全保障理事会改革の必要性が問われています。佐野さんはどうお考えですか。
佐野正人 (以下・佐)常任理事国の拒否権の取扱いを変えなければ国連の存在意義が問われます。戦争を防ぐための安全保障理事会が機能しなかったからです。強力な戦争抑止機能を持つべきで、そのための安全保障理事会改革は、国連改革の肝です。直ちに取り組むべきであり、我が国外交の大きな課題だと思っています。
稲・安全保障を含め国政の重要課題に関する日本維新の会の政策にはどんなものがありますか。
石・日本維新の会の政策提言として、身を切る改革や規制改革、徹底した行政改革、地方分権、外交・安保、社会保障制度改革、減税と成長戦略、憲法改正などの「維新八策」を公表しています。そしてこれらを実現させるために347項目にも及ぶ具体的課題を示しています。
佐・そうです。戦争放棄・平和主義を維持した上での憲法改正は避けて通れません。都道府県を廃止して道州制を導入することや財源の移譲、国会改革、教育の無償化、憲法裁判所、国民投票制度、緊急事態条項など、憲法を改正しないと実現できないことばかりです。
石・私たちがいま取り組まなければならない課題は山積しています。国際情勢の動きだけではなく、新型コロナウイルス感染症の状況にも機敏に対応していく必要があります。これ以上拡大させないことやワクチン接種の推進、国産の飲み薬の早期承認など、緊急度の高い課題に優先して取り組まなければなりません。
稲・佐野さんは習志野市議会議員で、3期目の現職ですね。7月の参院選に出馬されるそうですが、何が決断させたのでしょうか。
佐・私は全議会で質問に登壇してきましたが、執行部から「国の動向を見守る」との答弁が多かったことは残念に思っていました。地方議員は日々、目の前の課題に取り組みますが、「国が決めてくれるまで何もできません」との答弁では意味がありません。日本維新の会とのご縁をいただけたことを機に、これまで実現できなかった地方の課題を、直接国にぶつけたいと考えています。
稲・有権者とはどのように接してきたのですか。
佐・支持者回りはごく普通にやっています。そのなかでご意見をいただいています。それが議会での質問につながっています。三千回を超えた朝の駅頭活動は今も続けています。駅頭では見知らぬ方から直接声を掛けられるメリットがあります。もちろんお叱りもありますが、大切な時間だと思っています。
稲・日本維新の会はどうやって佐野さんと出会ったのですか。
石・全国の地方議員の方の活動の状況について、日々情報を集めています。そのなかで地道な活動を続けている佐野さんのことを知りましたが、お会いしてこの人ならと確信しました。
稲・石井さんも改選を迎えますね。党の要職を務められている中、
全国比例だと活動も大変ではないでしょうか。
石・そうですね(笑)。所属しているいくつかの議員連盟での活動を中心に全国を飛び回っていますが、地方議員だったときの経験が生きていると思います。どこにでも出かけてひざ詰めで話をすることしかないと思っています。コロナ対応や福島の原発の処理水の問題、有機農法の推進に取り組んでいます。社会福祉法人理事長として施設運営に取り組んでいる関係で、介護に関しては日々問題に直面しています。また、二輪車の普及にも取り組んでいますが、安全祈願のために「オートバイ神社」を設立しました。これらの活動を通して頑張るしかありません。
稲・ところで、「日本維新の会」とは正式にはどう読むのでしょうか。
佐・「にっぽんいしんのかい」が正解です。
稲・「日本相撲協会」は「にほん」ですね。
石・お札の「日本銀行券」は「にほん」と読む方が多いと思いますが、お札に書いてあるアルファベットは「NIPPON」ですね。
稲・参議院の比例区では比例の候補者名か政党名を書くことになりますが、その合計得票で政党の獲得議席が決まり、議席の割当が候補者名の得票順になると聞いています。千葉県選挙区の佐野正人さん、全国比例区の石井あきらさん、日本維新の会が目指す改革が千葉にも全国にも及ぶよう、ご健闘をお祈り申し上げます。本日はお忙しい中、ありがとうございました。
石・佐・こちらこそ。稲毛新聞の読者の方をはじめ、千葉県の方、全国の方々のために、全力を尽くしていきたいと決心しています。ありがとうございました。
■取材/本紙論説委員 今村敏昭 ■場所/東京都千代田区参議院議員会館会議室

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特定健診・がん検診のご案内
国民健康保険加入者対象
 千葉市国民健康保険課では、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目し、生活習慣病を予防するために40歳以上の千葉市国民健康保険被保険者の方を対象に「特定健康診査」及び「特定保健指導」を本年度も実施します。また後期高齢者医療制度に加入している方には千葉県後期高齢者医療広域連合からの委託を受けて健康診査を行います。さらに生活習慣病などの早期発見のために「一日人間ドック・脳ドック費用助成制度」を実施しています。

●特定健診の受診
「特定健康診査」は40歳〜74歳までの国民健康保険被保険者を対象としており5月中旬から下旬に「特定健康診査受診券」が郵送されます。
 同封された受診券で協力医療機関において特定健康診査が受けられます。受診は来年2月末迄。自己負担額は500円となります。また75歳以上(一定の障害があると認定された65歳以上も含む)の後期高齢者医療制度被保険者は無料となります。

●特定健康診査検査項目
〇診察〇血圧測定〇〇尿検査〇身体計測(身長・体重・BMI・腹囲(特定健診のみ)〇血液検査〇脂質検査〇血糖検査〇腎機能検査他。必要に応じて貧血検査、心電図検査、眼底検査を行います。

●一日人間ドック脳ドックの受診
 一日人間ドックは千葉市国民健康保険被保険者及び後期高齢者医療被保険者で今年の7月1日現在で35歳以上の方が対象です。検診費用(3万6800円)の半額(1万8400円)が助成されます。申込期間は5月16日(月)まで。
 脳ドックは国民健康保険被保険者及び後期高齢者医療被保険者で今年の7月1日現在で40歳以上、5歳節目(40・45・50・55・60・65歳…)の方が対象。検診費用の5割(限度額1万円)が助成されます。但し、検診費用は医療機関により異なります(定員あり)。申請後、6月中旬に「承認通知書」を受けとられた方は、期日までに各協力医療機関で受診してください。

■特定健康診査・人間ドック・脳ドックの問合せ電話043・238・9926(健康支援課)

●がん検診の受診
 肺がん、胃がん、大腸がん、子宮がん、乳がんなど各検診は有料ですが、70歳(肺がん検診は65歳)以上の方は無料です。検診期間は来年2月末まで。節目年齢などの対象者には「がん検診等受診券シール」が5月中旬頃に市役所から郵送される予定ですが、この他の希望者は千葉市健康支援課に事前の申し込みが必要です。

●がん検診等費用の免除申請
 対象となる方は、受診前の申請によりがん検診等の検診費用が無料になります。
該当する方であっても、申請せずに検診を受診した場合は有料になり、検診費用は返金されません。必ず受診前に申請してください。なお、70歳以上の方は全員無料ですので、申請は必要ありません。
検診費用免除申請対象者
下記(1)〜(3)のいずれかに該当する方は、事前の申請により、がん検診等の検診費用が無料になります。
(1)生活保護受給中の方
(2)市民税が本人を含め世帯全員が非課税の方
(3)中国残留邦人等支援給付制度が適用される方
※申請書・必要書類・受診券シールを健康支援課へ郵送、または各保健福祉センター健康課窓口で受付。

●受診の際の注意点
・マスクを着用し、受診者お一人での来場をお願いします。
・受診前にご自宅で検温してください。
・発熱、風邪症状等がある方は、体調が回復してから受診してください。
・受診前に手指の消毒をお願いします。
 ※以下に該当する場合は検診を見合わせてください。
・いわゆる風邪症状が持続している方
・発熱(平熱より高い体温また37度5分以上を目安)、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気、嘔吐、味覚障害、嗅覚障害など)の症状のある方
・過去2週間以内に発熱のあった方
・2週間以内に、法務省・厚生労働省が定める諸外国への渡航歴がある方(およびそれらの方と家庭や職場内等で接触歴がある方)、新型コロナウイルスの患者やその疑いがある患者(同居者・職場内での発熱含む)との接触歴がある方。
・新型コロナウイルスの患者に濃厚接触の可能性があり、待機期間内(自主待機も含む)の方。
■がん検診のお問い合わせはTel043・238・9930(健康支援課)へ。

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フェアトレードフェスタちば 2022
きぼーるでのリアルイベント+オンライン開催

2019年の開催風景
 フェアトレードとは世界の貧困・環境問題の解決のために、つくる人の権利や環境を大切に考えた公平な貿易のこと。
日常的な買い物の際にフェアトレード商品を選ぶなど、一人一人の小さなアクションを積み重ねて世界の課題解決へつなげようと各国で関心が高まっているものの、日本ではまだまだ認知度が低いのが現状だ。
フェアトレードの推進はSDGsの17の目標ほぼ全般に関係しており、特に貧困、飢餓、ジェンダー、働きがい、生きがい、つくる責任・使う責任、気候変動、平和と公正、パートナーシップの 8つの目標達成に大きく寄与している。
 そんなフェアトレードを千葉でも広げるため、フェアトレード月間の5月には千葉市内でのイベント会場やオンラインで「フェアトレードフェスタちば2022」が開催される。子どもから大人まで楽しめるリアルイベントは5月15日(日)10時〜16時、きぼーる(千葉市中央区中央4丁目5-1)にて、フェアトレードな団体や製品の紹介、食品・衣類・雑貨などフェアトレード品の販売を実施。クイズラリーでは小学生以上を対象に、フェアトレードにちなんだクイズが会場の各所に掲示され、回答すると景品が当たる抽選に参加できる(抽選結果発表は6月を予定)。
 一方、全国から参加可能なオンライン会場(WEBサイト)では、フェアトレードな団体や製品の紹介するほか、クイズや講座などを予定している。オンラインイベントの開催期間は5月1日(日)〜5月29日(日)まで。
フェアトレードちば公式サイトhttps://www.ftchiba.net/

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