130,000部発行
2022年1月7日
通巻第304号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 節子  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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千葉ロッテ悲願Vへ期待の新入団
ドラ1松川は背番号「2」
池田(習志野高出身)は即戦力、育成村山(幕張総合高)は将来性に期待
 昨シーズンの我らが千葉ロッテマリーンズは夏場以降オリックスとの激しい優勝争いを演じながら67勝57敗19引分、勝率.540で2位。残り数試合を勝ちきれず優勝を逃した。クライマックスシリーズにおいても楽天を下しファイナルシリーズに進出はしたが、ここでもオリックスに完敗だった。投手陣の配置転換など井口監督の采配が功を奏した場面もあったが、最後は地力の差で一昨年に続き2位に甘んじた。今年こそは若手、新人の台頭で悲願のリーグ優勝を目指す。
 昨シーズンの千葉ロッテマリーンズはいきなり開幕5連敗を喫し、先発ローテーションを期待されていた美馬、二木、石川らの調子が上がらず、
シーズン序盤は抑えの益田も救援失敗が続きチームの状態も良くなく苦しい戦いが続いた。それでも徐々に巻き返し前半終了時には貯金3で首位オリックスと2・5差につけて折り返した。
 オールスター明け後半に入ると3年目左腕の小島が覚醒。9月19日の北海道日本ハム戦でプロ初完封、10月3日の楽天戦で2度目の完封と後半戦はローテの軸としてエース級の活躍を見せ、初めて二桁勝利(10勝)をあげた。
 

初の二桁勝利をあげた小島投手
 更に中継ぎに配置転換した唐川、佐々木千隼も安定、特に佐々木千は8勝34HP(ホールドポイント)の成績で、抑えの益田に繋ぐ大事な8回を任される存在に。そして注目の高卒2年目、佐々木朗希が5月16日の埼玉西武戦で一軍デビュー。同27日には高校時代に出場出来なかった甲子園球場での阪神戦で先発し5回を4失点ながらプロ初勝利をあげた。8月28日の楽天戦では5回無失点で勝利するなどその豪腕で3勝をあげた。そしてクライマックスシリーズの初戦に先発するなどチーム内での信頼度も高く今季は大きな期待がかかる。
 打線は核弾頭の荻野が最多安打のタイトルを獲得、期待された外国人はレアードが29本塁打、マーティンも27本塁打を記録、主将の中村奨、藤岡などの活躍もあったが、若手期待の安田、藤原あたりが伸びきれなかった。
 今年は投打ともに若手の底上げが優勝のためには必須であり、即戦力ルーキーの台頭も必要。ドラフト1位の松川は市立和歌山高校出身の大型捕手、同じく1位で横浜に指名された小園健太とのバッテリーで甲子園を沸かせた。数年後には田村捕手の後継としての期待がかかる。2位指名国士館大学の池田は地元習志野高校出身。強肩強打の内野手で即戦力としての期待も大きい。3位の廣畑、5位の八木両投手は社会人出身。大学時代も含め大舞台での経験は豊富、開幕から一軍を狙う即戦力投手だ。4位指名の秋山は東京の二松学舎大学附属高校だが千葉県出身の左腕投手。そして将来性豊かな育成選手として田中(旭川実業高)、速水(富山GRNサンダーバーズ)、永島田(立花学園高)、そして地元幕張総合高校初のプロ野球選手となった村山が入団、村山は186センチの大型捕手。同期1位の松川と同じ捕手だが負けずに頑張ってまずは支配下登録を目指してほしい。
 今季は投手では佐々木朗、新人の広畑、打者では昨季一軍初出場、9本塁打を放った山口や主に代走で盗塁王を獲得した和田あたりの更なる飛躍で優勝を狙う。

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高齢者が気軽に依頼できる生活支援サービス
ご近所サポーターと利用者を結ぶヘルパーリンク
 2025年には団塊の世代が後期高齢者となり日本は超高齢社会に突入する。介護を必要とする人が増えれば、それを支える周囲の負担も増えることから、どの世代にも関係する問題だ。介護認定者であれば介護サービスが保険適用で利用できるが、保険適用外での利用料は1時間あたり3000円以上するケースもあり、経済的にも負担が大きい。そして早朝や深夜、急な依頼に対応できるところも少なく、依頼できる内容にも制限があるなど、一般的な介護サービスは対応範囲が狭いことも課題。
そもそも介護保険は、介護申請から始まり手続きや契約が必要ですぐには使えない。このような状況下で、高齢者がちょっとした手伝いを頼みたいときに気軽に使えるサービスがある。それは1時間1500円からの低料金で、地域サポーターが駆けつけるヘルパーリンクの生活支援サービスだ。面倒な手続きは不要、最短で即日対応も可能だという。
 現在は千葉市美浜区・花見川区・稲毛区・若葉区・中央区、船橋市においてサービスを展開中。2019年4月の事業開始以来、予想以上に依頼件数が増え続けているとのこと。
 利用者のお困りごとに駆け付ける地域サポーターは、学生、主婦、シニアなど約800人が登録している。ヘルパーリンク独自のサポーター認定制度を設けサービスの質を保っている点も評価が高く、利用者に合ったサポーターを選ぶコーディネーターは、双方の人柄を考慮するなどマッチング力にも定評があり、人が人をつなげる工程に温かみが感じられる。
 予約はメールやLINEにて24時間受付。申し込みの手軽さや安価な料金、サービスの質から口コミで広まり年間利用件数は1万件を超え、介護施設からの依頼も増えているという。
 では、利用者は実際にどのようなことを頼んでいるのだろうか。食事・入浴・身体・排泄介助、見守り、夜間付き添い、服薬確認、車椅子操作、運動のサポート、掃除、調理、洗濯、不用品の処分、ゴミ捨て、墓掃除、草刈、外出サポート、通院同行、家具移動、趣味のお付き合い、話し相手、電球交換など、これはほんの一例であり依頼内容は利用者によって多岐に渡る。例えば、定期的に部屋の掃除を依頼している美浜区在住の利用者(70代)は、近くに住む親類にはなかなか頼みづらくヘルパーリンクを利用するようになったと話す。また、90代の親御さんの薬の服用確認と見守りを娘さんから依頼されているケースもある。同じ区内のサポーターと話が弾むなど、地域のつながりを生むこともサービスの特徴だ。
 ヘルパーリンクではサポーターを募集中。みなさんも社会貢献の一環として、地域の困っている人のために自分の余った時間を有効に使ってみてはどうだろう。
ヘルパーリンクHP:http://helper-link.com
Tel050-5359-7358

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行幸碑敷地所有者調査が難航
課題解決には行政の介入が不可欠
 稲毛東の明治天皇行幸碑である「明治天皇御野立所」が荒れ果てている問題で、本紙の取材に対し、市が調査に及び腰であることは既報のとおりであるが、取材と調査を進めていくと、行政の介入が問題解決に不可欠であることがいよいよ明らかになってきた。
 行幸碑の敷地の所有権者が明治時代の地主86名の名前しかわからないことはお伝えしたとおりであるが、本紙の取材で人物を特定できたのはわずか2名にとどまり、相続人全員が判明したのは皆無である。明治の時代の共有者の住所や本籍がわからないからそもそも個人を特定できず、特定できたとしてもさらにその相続人を特定するのは取材の範疇を超えている。
 仮に所有権者1人に10名の相続人がいるだけで全体で860名の追跡調査が必要であり、推定で軽く1千人を超える相続人調査は時間を要する点や費用の点からも困難を極める。ここは行政に乗り出してもらうしか解決の糸口はないように思えるが、市の関係者は総じて対応に乗り出す気配を見せない。
 相続登記が義務付けられる法改正が行われても、道路の拡幅や何らかの公共事業の必要性が発生したとき、所有者が特定できない特有の事情がある限り、不利益を被るのは一般市民であることを考えると、市が乗り出すしか道はない。
 敷地はいわゆる「村中持(むらじゅうもち)」といわれ、明治時代以前からの地域の共有財産であり、公共の財産であるから、現在の「市有地」にあたるとして対応に乗り出してはどうか。
 前出の市の関係者は本紙に対し、ようやく「何か方法がないか考えてみる」と回答した。「私有地」を出発点とすると極めて困難な課題をいくつも乗り越えなければならないが、「市有地」を出発点とすれば解決が早くなることがはっきりしているから、市が早急に対応に乗り出すよう期待したい。

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