130,000部発行
2022年1月7日
通巻第304号
年間郵送購読料3,000円
発行責任者/佐藤 節子
発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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櫻井俊雄物語(19)
随想 島津幸生
随筆 吉成庸子
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コロナワクチン3回目接種前倒し
医療従事者は接種始まる
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が医療従事者、高齢者施設職員を2カ月、65歳以上の高齢者を1カ月前倒しして始まった。
当初は2回目の接種から8カ月の間隔を空けてのスケジュールだったが、オミクロン株蔓延への懸念や国の方針等でその間隔の短縮を決め、医療従事者、高齢者施設職員は6カ月、高齢者は7カ月にそれぞれ短縮する。ワクチン自体は2回目の種類にかかわらずファイザー社製、モデルナ社製のどちらかを使うことになり、交互接種の場合の効果と安全性は問題ないとされている。
3回目の接種を終えた医療従事者によると「1、2回目の時と同様で腕の痛みは多少残るが大きな副反応はなかった。多くの人が早く3回目の接種が受けられるよう期待している」と話した。最近外出を控えているという市内在住の女性(90)は「早く3回目の接種を受けて安心したい」と不安そうだった。
高齢者には1月17日から接種券を順次発送。届き次第に前回同様の方法で予約、2月から接種が始まる。
政府公式「ワクチン接種証明書アプリ」使用開始
昨年12月20日、政府が公式に提供する「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」が使用開始となった。このアプリで「新型コロナウイルスワクチン接種済み」を公的に証明できる。
日常生活や経済社会活動における感染リスクを引き下げるため、渡航、イベント参加、飲食店利用などの際での活用を想定しているという。海外では防疫措置の緩和等が認められる国や地域もあるとのこと。すでにスタートしている各種ワクチンパスポートもあるがデジタル庁による「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」が日本政府公式となる。
新型コロナワクチン接種証明書には日本国内用と海外用があり、氏名、生年月日、接種記録(ワクチンの種類・接種年月日・ロット番号など)が記載。これらに加えて、海外用では、パスポートの国籍や旅券番号を記載。スマートフォンの専用アプリを導入すればワクチン接種時に得られる「接種済証」や「接種記録書」を持ち歩くことが不要になる。
スマートフォン等のアプリで使用する場合にはマイナンバーカードと発行時に設定した4桁の暗証番号が必要。スマートフォンの専用アプリから申請し、二次元コード付き予防接種証明書(電子版)を即日取得できるので一見便利なようだが対応していない機種もあり、そもそもマイナンバーカード取得者でないとアプリは使えず、誰でも簡単に活用できるわけではない。電子交付対象外の場合は、紙面による予防接種証明書の交付申請(郵送申請)を受け付けている。
問い合わせは千葉市コロナワクチン接種コールセンター(Tel0120・57・8970)へ。
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