130,000部発行
2021年11月5日
通巻第302号
年間郵送購読料3,000円
発行責任者/佐藤 節子
発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
編集部のつぶやき
櫻井俊雄物語(17)
随想 島津幸生
随筆 吉成庸子
時代に埋もれた鉄道
市民ガイド
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ノスタルジー調査隊がゆく!昭和レトロな世界
喫茶店編 アルファ(中央区本町)
本町2丁目交差点近くの喫茶店「アルファ」は昭和57年に創業。昭和〜平成〜令和と40年近く営業を続けている。オーナーの鈴木信晃さんは25歳のときに開業したそうだ。
西洋風の外観が特徴的で、丸みを帯びたデザイン窓も創業当時の趣だ。店内の木製テーブルや布張りの椅子は昭和テイストたっぷりで、落ち着いた雰囲気についつい長居してしまいそう。
客層は近隣住民や会社員、千葉大生など、8割が常連で、学生は社会人になってからも訪ねて来るという。
メニューはカレー、オムライス、パスタ、サンドイッチ、生姜焼き、ロースカツなど、常連客からのリクエストを取り入れているうちに徐々に増え続けていった。お昼時は好きなものをチョイスし多くの組み合わせが楽しめるスペシャルランチ(4品980円)が好評。そして一番人気はビーフシチュー。肉や野菜など大き目の具は食べ応えがあり、どこか懐かしいやさしい味。「おすすめメニューを聞かれると困るんですよ。料理はどれも一生懸命作っていますからすべておすすめです」。心が込められた数々の料理は自分の子ども同然なのだとか。
鈴木さんはさまざまな世代や職業の方と話すことが、この仕事の一番の楽しみだという。「お客さんの出身地を聞いて、その地域の話で盛り上がります。文化の違いに驚いたり、地元の人しか知らないことを教えてもらったり、これまで全国津々浦々の方々と話をしてきました」。過去にはアルバイトを使うほどにぎやかだったころもあったそうだが「今は一人でのんびり営業して、できるだけ長く続けたい」と話した。
ズラリと並ぶ昔の漫画本も昭和レトロ喫茶の特徴の一つ。これらの本はほとんどが客からの寄付。次回は「ドカベン」を読みながら、懐かしさに浸りつつ、ゆっくり過ごしてみたい。◇アルファ◇Tel043・227・4794◇千葉市中央区本町2〜3〜20
市民有志が海浜エリアの文化を綴る
『月刊埋立地』
美浜区と中央区の「埋立地」に着目した冊子が話題だ。
冊子の名前は『月刊埋立地』。かつて稲毛海岸に存在した千葉市海洋公民館こじまのシンポジウムを令和の世に開催する等、埋立地から生まれた文化の発掘や創造を行なう市民団体「ちば文化センター」が市制100周年を祝して制作した。
約100ページに及ぶ内容は、千葉市の埋立地に縁や思い入れを持つ執筆陣による創作小説にコラム、俳句や漫画までバラエティに富む。なお、昭和の雑誌をイメージし「月刊」と付くが、月刊誌ではない。
千葉市習いごと応援キャンペーン開始
千葉市は新型コロナウイルス感染症で影響が出ている事業者への経済対策の一環として「習いごと応援キャンペーン」を11月からスタートさせた。前回が好評だったことを受けての第2弾だ。
文化教養、生涯学習から、資格取得などのスキルアップ、スポーツ、健康づくりまで、様々な分野の講座やサービスが登録されており、千葉市が料金を半額負担するため50%割で利用できる。
利用対象者は千葉市内在住、在勤、在学の方、キャンペーン料金での販売期間は2022年3月11日(金)まで。
利用方法は、キャンペーン特設ウェブサイトまたはカタログ冊子の中から、講座・サービスを選択し内容を確認後、各教室等へ直接申し込む。そして事業者に配置されている割引チケットに必要事項を記入し提出、本人確認書類を提示する流れだが、予約や決済の方法は事業者によって異なる場合があるので事前に確認を。【習いごと応援キャンペーン事務局】Tel043・201・6321
■リラクゼーション&エステ 猫の手
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■千葉市習いごと応援キャンペーン開始
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