130,000部発行
2021年9月3日
通巻第300号
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稲毛新聞
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旭川市のいじめ事件
川村 文彦
 旭川女子中学生いじめ凍死事件は、北海道旭川市の市立中学校で2019年から発生していたとみられる、女子生徒に対するいじめや集団性的暴行が、2021年2月の女子中学生の死亡につながったとされている事件。先月18日には母親が綴った手記が公開され、学校や旭川市教育委員会の対応が波紋を呼んでいる。
 日本テレビの朝の番組「スッキリ」で北海道旭川市で起きた女子中学生に対するいじめ事件が放映された。学校名は伏せられていた。 
 びっくりしたのは学校側にも教育委員会側にもいじめられた女子生徒(被害者)に対するおもいやり、(少なくともこの生徒は追い詰められ自殺している)に対する配慮がまったく感じられないことだ。
 あきれたのは「この子ひとりのために10人の未来をつぶしてよいのですか?」と言う、いじめられた子(被害者)の親に対する学校側の答弁である。
 「いじめた子(加害者)にも未来がある」と、いじめという事件をもみ消そうとしているのだ。なかったことにするというこの方法が一番簡単で都合がよいからだ。いじめる側(加害者)はひとりの場合もあるが、多くの場合、仲間をつくり複数となる、悪は必ず仲間(党)をつくるのだ。
 当たり前だが、いじめは強い者が弱い方に対する行為である。強い方に快感が起きるのだ。そのため注意をしてもやめようとしない。ひそかな快感、陰湿の原因はここに起因する。
 いじめの指導はむずかしい、起きないような社会環境をつくれないものだろうか。
 旭川市のいじめ事件、教育委員会の対応を超えて市としても第三者委員会を立ち上げるとのこと。事件発生より2年も過ぎている。
自分の子どもの権利を侵した相手に対して親は子の名誉のために納得する真実の追求と弁償を求めることだ。なぜならいじめは心や肉体を傷付けた犯罪なのだから。

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