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生活保護不正受給の男の敗訴確定 |
東京高裁、男の控訴棄却 |
何故か及び腰の行政
四街道市に住民票を置きながら千葉市中央区で生活保護を受けていた男が、中央区内の女性をだまして1千万円以上の借金を重ねていた事件で、被害女性が男性を相手に貸金の返還を求めた控訴審の判決が確定した。
一審の千葉地裁は女性の言い分を全面的に認めて全額を支払うよう男に命じていたが、男が東京高裁に控訴していたもの。東京高裁は、十分な時間がありながら男がなんら立証しないことやコロナを理由に裁判を欠席し、診断書の提出もないことなどを理由に男の控訴を棄却した。男が期限まで上告手続きを取らなかったことから、男が被害女性から1千万以上を借り入れていた事実を認定した判決が確定した。
男は東京高裁での訴訟費用についても、生活保護受給を理由に高裁から免除決定を受けるなど、やりたい放題だった。生活保護の仕組みの中では借金することは認められておらず、借金した場合は全額が収入とみなされ、区の社会援護課に届け出なければならない決まりだ。この男は被害女性からの借り入れを隠し、漫然と生活保護を受け続けており、女性ばかりか千葉市をも騙し続けていたことになる。女性と関係者によれば、近くこの男を千葉市を騙して生活保護を受給していた疑いで刑事告発するとともに、千葉市にも被害を届け出るよう促す予定だとしている。
市も事態を把握しており、何らかの対応をとる見込みであるが、女性は市が動かない場合は、住民監査請求することも視野にいれているという。
停止されない生活保護
男の詐欺行為が立証されれば市は男に対し不正受給分の保護費の返還を求めることになるが、その際男に生活能力がない場合は生活保護を続けざるを得ないという。
保護費を借金の返還に充ててはいけない決まりだが、現行制度のもとでは支給される保護費の中から少しずつ返還させるしかないという。男が拘置所や刑務所に収容されない限り生活保護の打ち切りは難しいというのが現状だ。どんなに悪事を働いたものでも「最低限の生活を営む権利があることを憲法が認めている」からだ。 保護以外にも収入がある者の場合は保護は打ち切られるが、保護に頼るしか生活の術がないものが何らかの収入を隠して保護を受けたことが露見した場合は保護を打ち切ることができない現行制度であることは、納税者の立場では到底納得できないことだ。
被害女性を騙しただけではなく、その借入を隠して市まで騙した男に対する市の対応は、実は及び腰だ。保護を停止するでもなく、刑事告訴にも慎重で、なんらかの対応を取る気配も見えてきていない。
そもそも、千葉県警自体が男の立件に積極的ではないとの情報があるが、生活保護の原資は我々が納める税金であることを忘れてはならない。
千葉市にはこの男に対する毅然とした対応を示してもらいたいものだ。
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感染防止対策にホテル利用推進 |
ちば割テレワーク |
例えば、税別5,000円プランは3,000円割引で利用者負担は税込み2,200円。税別3,000プランは2,000円割引で利用者負担は税込み1,100円と格安で利用可能。1回1人あたり割引上限3,000円で、最低負担額は税込み1,100円となっている。
対象者は千葉県内在住者およびテレワークを目的とする方で、勤務地は問わないため、千葉県外勤務の方でも活用できる。割引適用期間は令和3年9月30日(木)のチェックアウトまで。または予算の上限に達した時点で終了予定。
利用方法は直接ホテルへ、もしくは「じゃらん」などの予約サイトなどからテレワークプランを予約し、チェックイン時にホテル備え付けの「千葉市テレワークプラン利用券」に必要事項を記載するだけ、その場で割引が適用される。ホテルの提供するプランのうち、テレワークプランのみ割引が適用となるため予約時には注意が必要。現在、市内対象ホテルは30施設で順次追加される予定だという。
小紙記者が実際に利用
この割引制度を使って7月に千葉中央駅前のビジネスホテルで仕事をした。8時〜20時(12時間)のデイユース3,000円プランは割引が適用され、自己負担額は1,100円。WiFiが完備されたシングルルームは、仕事をするには十分の広さで、デスクも余裕のスペース。備え付け電源でPCやスマートフォンを充電可能。仕事の合間には大浴場でリフレッシュしたり、リモート会議は自宅と違い背景に気を使う必要がなかったりと、利点が多いと感じた。
感染対策が施された静かな部屋で安心して仕事に打ち込むことができたので今後も利用してみたい。詳しくは特設サイト「ちば割テレワーク」で。https://chibawari.net/
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