130,000部発行
2021年7月2日
通巻第298号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 節子  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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随想 ルビーの指輪
鎌ケ谷市・元稲毛小校長 島津幸生
 毎年夏と冬なつかしのメロディーが放映される。さすがにこの頃は私の好きな小畑実や東海林太郎は出なくなった。
 夏であったが俳優で亡くなった宇野重吉の息子の寺尾聡現在74才で40年前昭和56年に歌手として「ルビーの指輪」と言うのを唱っていた。「くもり硝子の向うは風の街…誕生石ならルビーなの…」と。
 ルビーは赤い宝石の代表的な石で、ラテン語で赤を意味しており、ミャンマー・タイ・スリランカ・インドで採掘される。
 天然ルビーは小さいものが多く、大きなものの産出はなく英国王室の大型のルビーはスピネルと言う別の鉱物との話もあり、大きなものはほとんどが合成品であると言うことを尊敬する故桜井欽一先生は述べていた。
 私は指輪よりどちらかと言うとネックレスの方に興味があるのだが原石(宝石)のいちばん良いところは指輪にするそうだ。
 今から30年前(平成3年)小学校に教科「生活」が出来た時、大学の先生から「地学と生活」と言う講座を持ってくれないかと声がかかった。
 在職中10月に週1で4回千葉大学教育学部で非常勤講師を11年間勤めた。私はその講義の中に宝石(誕生石)のことを短い時間ではあるが教材のひとつにした。石(地学)に興味を持ってもらうためで学生は宝石に関心をもってくれたようだ。
 ちなみに1月ガーネット(ざくろ石)、2月アメジスト(紫水晶)、3月(アクアマリン・サンゴ)、4月ダイアモンド、5月エメラルド・ひすい、6月真珠、7月ルビー、8月サードオニックス、9月サファイア、10月オパール、11月トパーズ(黄水晶)、12月トルコ石・ラピスラズリーである。
 私はこの際自分の誕生石はどんな宝石で値段はどれくらいだったか宝石店(デパートなど)で調べなさいと宿題にした。
 そして自分の誕生石が安い価格の人は前もって「私はルビーが好きなのとかエメラルドが好き」と先生に言っておいた方が良いとよけいなことを女子学生に言っている。
 世界的にはルビーだが日本ではオーストラリアオパールが人気のようだ。年に2回ミネラルフェアが新宿と池袋で開催されており見に行っていた。
 47年前(昭和49年)タイに行った時おみやげでファッションリング(指輪)を買った時いちばん上に米粒より小さいルビーが載っていた。外国に出かけるとその国特有の宝石もあり中国で緑色のヒスイ(軟玉)を買った方も多いと思う。ルビーに限らず宝石は魅力あるものである。ルビーは7月の誕生石だ。
 桜井欽一先生は世界的収集家のお一人だった。

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