130,000部発行
2021年1月8日
通巻第292号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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千葉ロッテ期待の新人
優勝目指して頑張れ!マリーンズ
 主砲の離脱、コロナ感染でチームに悪影

左上から鈴木昭汰投手、中森俊介投手、小川龍成内野手
河村説人投手、西川僚祐外野手、谷川唯人捕手
小沼健太投手、山本大斗外野手、佐藤奨真投手
 昨シーズンの千葉ロッテはリーグ二位という成績で、一言でいえばよく健闘したと言える。一時は首位を守り優勝するのではないかと思われた。しかし、途中で主砲のレアード三塁手が故障で脱落、次いでマーチン外野手の離脱、おまけに新型コロナウイルスに主力選手が感染してしまった。パリーグでのチーム打率2割3分5厘は最下位。本塁打は90本で西武107本、楽天112本よりも少ない。このような苦境にも関わらず、井口監督の采配でかろうじて二位をキープしたことは奇跡ともいえる。今年は、昨年のドラフトで獲得した鈴木昭汰投手、中森俊介投手など他7名の新人選手の活躍に期待したい。

 若手中心充実の投手陣
 投手陣では楽天から移籍した美馬学投手は10勝4敗、石川歩投手は7勝6敗の成績だった。エースとしては少し物足りない感じだった。小島和哉投手は7勝8敗、二木康太投手は9勝3敗とまずまずの成績。岩下大輝投手は7勝7敗。種市篤暉投手は3勝2敗、7月25日の西武戦ではプロ初完封を達成とエース級の活躍だったが8月に右ヒジの故障で離脱、トミー・ジョン手術でシーズン絶望となった。今シーズンに期待したい。ハーマン投手も3勝2敗。リリーフでは益田直也投手がよく頑張った。唐川侑己投手も安定したピッチングを見せた。その他投手陣では昨年9月に巨人から移籍した澤村拓一投手は剛速球を武器に三振を奪うなど活躍を見せ、スタンドを沸かせた。9月にマリナーズから電撃加入したチェン・ウェイン投手は援護に恵まれず0勝3敗だったが、調整登板なしで一軍に合流したのにもかかわらず4先発全てでQSを記録したのはさすがだった。楽天から移籍した小野投手も活躍し、投手陣の充実が目を引く。また、メジャーリーグのアトランタ・ブレーブスからFAとなっていた31歳のキューバ人遊撃手、アディニー・エチェバリアも獲得した。

 新人選手のプロフィール
鈴木昭汰投手 背番35 1998年9月生
茨城県出身 左・左 身長175cm 体重80kg A型
常総学院高等学校〜法政大
中森俊介投手 背番56 2002年5月生
兵庫県出身 右・左 身長182cm体重86kg AB型
明石商業高等学校 
小川龍成内野手 背番57 1998年4月生
群馬県出身 右・左 身長171cm体重72kg O型
前橋育英高校〜國學院大
河村説人投手 背番58 1997年6月生
北海道出身 右・右 身長192cm体重87kg O型
白樺学園高校〜星槎道都大
西川僚祐外野手 背番59 2002年4月生
千葉県出身 右・右 身長186cm体重98kg A型
東海大学附属相模高等学校
谷川唯人捕手 背番122 2002年5月生
島根県出身 右・右身長178cm体重72kg AB型
立正大学淞南高等学校
小沼健太投手 背番号121 1998年6月生
千葉県出身 右・右 身長189cm体重86kgA型
東総工業高等学校〜茨城アストロプラネッツ
山本大斗外野手 背番124 2002年8月生
鳥取県出身 右・右身長180cm体重90kg A型
開星高等学校
佐藤奨真投手 背番129 1998年6月生
東京都出身 左・左 身長177cm体重78kg B型
関東第一高等学校〜専修大学

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「森田知事の災害対応と同じだ」VS「何らやましいところはない」
圧力か要請か、執行部から議員への横やり多数

鷲見隆仁市議
 平成19年5月の市議初当選直後の臨時議会以来59回目を数える熊谷市長にとって事実上最後の議会となった昨年末の定例市議会は、異様な展開を見せた。
 熊谷市長が一昨年9月の豪雨災害対応中に家族でラグビーワールドカップを観戦した件について、会派の代表質問や一般質問で鋭い追及が相次いだ。チケットの入手方法の問題点や、災害対応中の観戦は被災者や対応途中の職員への配慮に欠けるものであるとの追及や、災害対応のひどさで「全国から批判を浴びた森田知事と同類ではないか」との声に対し、熊谷市長は「何らやましいところはない」と色を成して反論するなど、激しいやり取りが行われた。  【取材・武田弥太郎】

 市長夫妻と議長夫妻しか招待されないはずのチケットで市長の家族が観戦したことに対し、共産党の代表質問では答えなかった熊谷市長は、自民党の鷲見議員(美浜区)の一般質問に対して、「観戦しない議長夫妻の2枚を組織委員会と協議のうえで使った」と、担当局長に答弁させたが、夫妻限定の招待条件に反するのではないかとの質問には答えないままだった。
 鷲見議員はなおも詐欺に当たる可能性があることや、災害対応が終わっていない時期の観戦は問題であると追及したが、熊谷市長はこれには答えていない。また、熊谷市長がSNSで「スキャンダル探しをする勢力がいる」と書き込んだ件につき、鷲見議員が「それは誰か」と質問したところ、「問い合わせがあったからあらかじめ書き込んだ。特定の人物を意識しているものではない」と、事実に反する答弁をしている。
 本紙の取材では、問い合わせをしたのは特定の一人であることが分かっている。鷲見議員は、チケットをめぐる組織委員会との交渉記録に関する公文書が全く残っていない不自然さについての公文書管理の問題点や、隠ぺい体質に関する指摘もしたが、答弁はなかった。
 記録が残っていないはずがないのは明らかで、「メモ書きはあるが公文書には当たらないから記録はないと答えておこう」と職員が市長を「忖度」しているとみている市民は多い。鷲見議員の発言中、議長が複数回にわたり発言を止める場面があったが、傍聴していた市民からは「都合の悪い質問をやめさせているだけ」との意見が寄せられている。
 鷲見議員は、IR誘致について、贈収賄事件を起こした500ドットコム社と熊谷市長が国会議員の仲介で二度も面会していたことを自ら明らかにして突然誘致見送りを表明したことにも触れ、「突然の断念で市民がいぶかしんでいる。IR誘致にはメリットもあるから検討を続けるべきだと要望したが、担当局長は「今後、国の動向も踏まえ研究していく」と答弁し、誘致を完全に断念したわけではないことを示唆したにとどめている。熊谷市長が知事に当選したら改めて県としてIR誘致を表明する可能性が出てきたことで、誘致賛成派は期待を寄せている。このほか、「ふるさと納税」「私立幼稚園の保育料等助成金事業」「国道357号浜田交差点のごみのポイ捨て」「検見川浜の活用」などについて質問を行った。
 【お断り・新連載物語はお休みします】

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エッセイ 正体見たり新型コロナ
「痴呆爺のクオーターライフ」 河邊 伊知郎

河邊伊知郎
 人生100年、吾輩の親族も3人が100歳を超えてあの世に旅立った。他人は大往生と言うが、母は99歳と100歳では大きく変化した。その姿を見て、自分の終末は自分で決めたいと思った。そして残りの人生が四分の一になり、のんびりと楽しい余生をと考えていた矢先、稻毛新聞社社主が「苦節二十五年」の文中に自らの癌を告白、居ても立っても居られない心境に陥り、跳んで社を訪ねた。
会ってみると至極元気で一安心した。しかし、安心もつかぬ間、原稿用紙三枚を毎月投稿せよとの命令だ。
 おおよそ吾輩はいい加減な人生を歩んできたので、まともな文章なんぞは書けるはずもない。正義だの、正論だとかは書き手が感情と勘定に支配されて創作してしまう。てなもんで吾輩の文章は読者諸氏の四分の一が読んでくれればよいと開き直って紙面を文字で埋める覚悟をした。
 第一回のお題は、「正体見たり新型コロナ」とした。2020年の正月は、日産のカルロス・ゴーンの逃亡でビックリして明けたが、昨今はテレビ、新聞、週刊誌、どれもこれも新型コロナ新規感染者何人で大騒ぎ、怖い、怖い、恐ろしい。専門家会議や医師会は危険水準レベル突破発表を続けている。しかしなぜか、細菌の専門家はそこに顔を出していない。爺思うに本当の専門家は、知っていながら知らないそぶりを決め込んでいるか、言っても相手にされないので黙したのか?真相が不明のままメディアで大騒ぎしている。かつてのオイルショックの時のトイレットペーパー買いだめの如くありだ。細菌学者は言う。平たく言うとウイルスは生物より早く30億年前から地球に存在し、600万年前から人類に寄生して、人間の体内ではウイルスと免疫抗体のお互いが争いながら進化したそうだ。人類の体内には常時コロナウイルスは存在しているし、自然界にも数千種のウイルスが多く存在していると言われている。ウイルスの変異に伴って免疫抗体も進化し続けている。
 体内ではウイルスと免疫抗体との戦いが常に行われて、知らず知らずに免疫は勝利しているが、人類は免疫に感謝とエールを送ることはない。生かしてやっているのだから当たり前だと言いたいのだろうか。
 では、何で今般の新型コロナが恐ろしいのか?最初に報道された肺血栓症の映像だ。そして有名タレントの死亡、これによって恐ろしさが固定した。
 そして感染力が強く、瞬く間に世界中にパンデミックがおこった。明日は我が身とみんなが思った。特効薬が無い、ワクチンが無い。連日のように新規感染者数が報道される。そもそも新規感染者とは、新しく感染した者の事だが、事実誤認はここにもある。
 本当の専門家は、新規感染者数と言うのでなく、PCR検査後の陽性者数とすることが正しい表現だと。
そもそも新型コロナとは、サーズウイルスの遺伝子を20%もって変異したインフルエンザだそうだ。特効薬なんぞは無く、免疫を獲得する事しか解決はないと。ワクチンも同じだが、人工的に作られたものは安全かどうか確かめるには、かなりの時間がかかるそうだ。
ではなぜ東南アジアとユーラシア、アメリカ、アフリカでは重症者や死者数に違いがあるのか?その説明は少し後に説明するとするが、日本における死者数が少ない理由に展開を進めよう。
 日本国内の新型コロナウイルスによるデータ(厚生労働省)PCR検査数337万5370人感染陽性者数15万6093人(46・2%、対PCR検査数比較)退院数13万1995人(84・5%、対感染陽性者数比較)入院治療者数2万1739人(13・9%、対感染者陽性者数比較)死者は12月5日現在2282人致死率14・6%(対確認陽性者数比較)対比して毎年交通事故死者数は約3千500人、自殺者は3万〜3万5000人、癌による死者数は38万人、インフルエンザ等呼吸器系疾患死者数WHO式で国内年間20万人。読者諸君はどんな判断をなさるか?中国武漢で発生した新型コロナがどのように変異して世界と東南アジアでは重症者死者数の違いが出きたのか? (次号に続く)

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