130,000部発行
2020年11月6日
通巻第290号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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想い出の人
 五味武氏は福島県喜多方市の出身で1926年2月10日生れ。学徒出陣から復員後、映画監督を志して日本大学芸術学部に転じ、新人シナリオ作家協会に加盟しシナリオを執筆。映画業界紙の記者、ローカル紙の発行人、地方議員の秘書役などを経て、1969年6月に、株式会社国会タイムズ社を設立した▼1978年頃から国会議員の福田赳夫氏の協力を得て、難民救済を志し、定住難民センターの慰問、難民チャリティプログラムの開催、国連難民高等弁務官駐日代表部への義援金や物資の寄付などを行う「NGOグローバルレインボーシップ」を設立、北朝鮮やアフリカのスーダンなどへの慰問活動を行った▼五味氏は活躍しているローカル新聞を顕彰するJLNAブロンズ賞を創設。期しくも稲毛新聞に対して平成10年10月に「不可解な地銀の手数料」の記事に佳作賞、同12年10月には「医療を金で食い物にするコムスン」の記事に優秀賞に推挙してくれた。ブロンズ像は彫刻家の池田満寿夫氏の作品である▼本紙はブロンズ賞受賞パーティを開催した時に、池田氏の内妻バイオリニスト佐藤陽子さんも出席し、バイオリンを演奏。もちろん五味武氏も出席し祝福の挨拶をしてくれた。それ以降、五味氏は本紙を高く評価、小生にいくつかの執筆を依頼してくれた▼五味氏は「修羅のペン」などの冊子を刊行するなど強面の性格であったが、人情に厚く、とても優しい人柄だった。2008年11月に心不全で死去した。(正)

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主張 国家とは
稲毛新聞論説委員 入野守雄
 日本には1億2千600万人の人達が生活している。生きていくためには衣食住が必要である。衣食住の財貨を日本国民が生産し消費して国家は成り立っている。生産やサービスに携わる6千400万人の働く人達が日本には存在する。国民が生産し生まれた財貨を国民が消費して所得が生まれる。
生産金額、消費金額、所得金額は従ってイコールである。それぞれがGDPである。GDPには物価変動を加味した名目GDPと物価変動を除いた実質GDPの二種類がある。経済成長は実質GDPが増えることである。
 令和元年10月、10%増税後の10〜12月の経済成長は個人消費がマイナス11%。民間住宅投資がマイナス10・4%。民間設備投資がマイナス14・1%と内需が年換算で壊滅的に激減した。しかし安倍首相は国会で緩やかな回復基調が続くと答弁し、麻生財務大臣も増税の影響は小さい、内需はそこそこあると記者会見で述べた。10%増税後は名目GDPが年換算でマイナス4・7%となり、実質GDPはマイナス6・3%であった。
 ところが野党やNHK、朝日、読売、毎日、日経、産経、東京新聞などは数字を発表しないで、安倍首相の増税に賛同する。日本は世界中に金を貸し外国から借金していないのに破綻すると増税を命ずるIMFに従う属国である。実質GDPの金額は465・4兆円である。一人当たり37万円である。
 4人家族なら年間148万円の所得減である。消費は落ち込みデフレとなり、格差社会となったのにマスコミは事実を報道しない。実質GDP465・4兆円は10%消費増税してもGDPが増えたように見せるため、平成27年に安倍首相が約29兆円嵩上げした数字である。
 実際は436・4兆円しかない。これらの事実を伝えない財務省、政治家、マスコミは詐欺師である。
30年間もGDP、即ち所得が増えないのは日本だけである。消費が失われる消費税以外にも庶民の所得税、相続税、固定資産税は上げ、4000万人に支給する年金は4割近くも下げ、支給年齢も65歳から75歳にし、現役世代には給付出来ないとマスコミは喧伝する。ところが大企業の法人税は半分に下げ、経団連、経済同友会等々の社長の年収1億円以上の所得税を半分に下げたのが財務省であり政治家である。
 安倍首相の支持率が50%近いのは国民が真実を知らないからで、真実を報道しないマスコミこそ改革すべきである。
 小泉竹中構造改革によって非正規社員が大量に発生した。構造改革は米国の為であり、民営化した郵政会社は倒産状態である。やがて米国のアフラックに買収される。国家予算は税金ではなく国債発行の借金で賄われているのに税金としたのが、GHQの意向に従って財務官僚が制定した財政法4条、5条である。税金としたから政治家やマスコミは増税を主張する。明治から今日まで国債発行残高の国の借金は3740万倍に増えたが破綻していない。借金を否定するのはマルクスが資本論で主張した労働価値説であり、金を貸して金利を取るのを不労所得と否定した。GHQは日本を共産主義国家に貶め、国連の属国にした。
 憲法9条は、日本は血を流さないが、米国は血を流して日本を守れである。国際法では戦争は違法ではない。従って全ての国は軍隊を持っている。学術会議の軍事研究禁止は無政府

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市民ガイド
千葉県文書館「企画展」 千葉県と疫病-くり返す脅威-
国は令和2年3月に、新型コロナウイルス感染症に関わる事態を「歴史的緊急事態」に指定しその関連文書の作成や保存を適切に行わなければならないと定めました。千葉県文書館の収蔵資料からは江戸時代の終わり頃から疫病がくり返し房総地域に来襲していることを確認することができますが、当時の行政や県民はどう対応したのでしょうか。残された古文書・公文書から、疫病と向き合った人々の足跡の一端をたどります。▼会期・令和2年10月1日〜令和3年3月6日(土)開館時間・9時〜17時▼休館日・日祝休日・毎月末平日・年末年始(12月28日〜1月3日)▼会場・千葉県文書館1階展示室▼問合せ・千葉県文書館043-227-7551千葉市中央区中央4-15-7

報・連・相 講座[2020年版]
伸びる会社の報・連・相はここが違う!プログラム(商工会議所ビジネススクール)1、なぜ「報・連・相」が注目されるのか。2、コミュニケーションギャップを改善する。3、「報・連・相」力を高める実践ポイント。4、チームワークが業績を生む。▼日時11月17日(火)10時〜17時▼会場・千葉商工会議所12階会議室▼参加費・会員13,200円/一般16,500円(教材費・消費税込)▼定員30名▼対象・管理者、中堅社員、一般社員▼申込み方法・申し込み用紙に必要事項を記入後FAXでお申し込み下さい。お申し込み後受講料を講座開催の1週間前までに下記銀行口座にお振込み下さい▼振込先・千葉銀行中央支店普通預金4306901口座名 千葉商工会議所*当日キャンセルの場合は返金しかねます▼お問い合わせ・Tel050-3528-0837(直通)

クリスマスコンサート
ピアノユニットM2(田中愛実さん、定方美香さん)
と、すてきなクリスマスナイトを。☆日時・12月18日(金)☆場所・稲毛区役所☆定員・50名(グループ申し込みの場合グループごとに抽選)☆申込方法・11月25日(水)必着。代表者の住所電話番号、申し込み者全員の氏名(フリガナ)を明記、Eメールで稲毛区役所地域振興課Eメールchiikizukuri.NA@city.chiba.lg.jpへ。FAXも可。※当選者に入場券を発送します。問合わせ 稲毛区役所地域振興課TEL 284‐6105 FAX284-6149

傾聴ボランティア入門講座
相手の気持ちに寄り添う傾聴ボランティアのスキルを学んでみませんか。▼日時・11月19日(木)26日(木)10時〜12時全2回▼会場・稲毛保健福祉センター3階大会議場▼内容・傾聴に関する講義とロールプレイ▼定員・先着20名▼申し込み方法・Telで市社会福祉協議会稲毛区ボランティアセンターへTel043-284-6160 fax 043-290-8318

チャールズ・ファジーノ3Dアート展
躍動感あふれる、色鮮やかで楽しい飛び出す立体アート!大人から子どもまで楽しめる立体アートで元気をお届けします!!▼会期・12月8日(火)〜14日(月)▼会場・そごう千葉店
7階=美術画廊(入場無料)▼問い合わせ・ハイスピリッツ&&ユウ(株)Tel06(6541)5417担当:山本

シニアリーダー養成講座募集
平成27年に千葉市の介護予防事業の一環として始まったシニアリーダ体操は早いもので5年が経ちました。今年はコロナウイルスの影響で4〜6月の3ヶ月連絡会が中止になり同時並行して体操教室も休会を余儀なくされました。しかしながら市役所事務局の再開ガイダンスのお陰で、7月に3つの教室が再開され、10月になって10数か所の教室が再開されました。細心の注意と最大の工夫を実施しながら再開されたものと確信しています。コロナ禍前の状態にはすぐには戻らないと思いますが「高齢者の心豊かにくらせる長寿社会を創る」精神に戻って前進しようではありませんか▼問い合わせ・TEL-043-300-3369(シニアリーダー事務局)

千葉ウシノヒロバ
10月31日、若葉区富田町に千葉ウシノヒロバがプレオープン!自然あふれる園内を散策したり、バーベキューを楽しめるほか、農業体験もできます。キャンプ場では車の乗り入れができる区画やペット連れOKのエリアもあり、道具はレンタルも可能です。更に11月下旬以降、宿泊キャンプもできるようになります。▼料金などの問い合わせ・千葉市農政課TEL 043-245-5757 FAX 043-245-5884

ギャラリー古島
「鹿児島からの風 上村勝子・優子お仕立て展」11月6日(金)〜11月16日(月)*11月12日(木)休廊「クラフトで彩るありがとうの気持ち」*12月3日(木)休廊☆ギャラリー古島・中央区春日2-25-11・2F(JR西千葉駅西友側徒歩1分)Tel043-243-3313 FAX 043-241-3041

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今月の人
千葉朝鮮学校を支える県民ネットワーク
事務局長 榮永正之さん(65歳)
朝鮮学校に対する不当な差別がなくなるまで支援を続ける
 千葉市花見川区に所在する千葉朝鮮初中級学校は、千葉県内で唯一の朝鮮学校だ。生徒数は小学1年生から中学3年生までで51人という小所帯だが、県内の在日韓国・朝鮮人にとっては、自身のルーツとなる言葉や文化を学べる貴重な場所だ。
 千葉朝鮮初中級学校と10年以上も交流を続けてきた日本人がいる。「千葉朝鮮初中級学校を支える県民ネットワーク(通称、千葉ハッキョ[学校]の会)」の事務局長を務める榮永正之さんだ。
 榮永さんは福島県会津地方の出身で、大学卒業後、地元の学校で非常勤講師を1年間務めた後、千葉県の公立学校教員採用試験に合格し、以来40年以上、千葉県内各地の公立高校で国語教師として勤務した。
 榮永さんが千葉朝鮮初中級学校と交流を持つようになったきっかけは、10年以上前、同校教員の呼び掛けに応じ、同校で詩や短歌に関する授業を行ったことによる。
 その後、「高校無償化」の適用除外や地方自治体による補助金打ち切りなど、朝鮮学校に対する差別的な対応が相次いだのを受け、千葉朝鮮初中級学校への関心を深めていった。
 そうした中、2014年夏、千葉朝鮮初中級学校に対する全県民的な支援運動を目指す「千葉ハッキョの会」が設立された。榮永さんは同会メンバーからの誘いを受け、現在、事務局長として会の運営を主導している。
 「千葉ハッキョの会」は、約200人の日本人会員で構成され、月1回の運営委員会で活動方針を協議の上、▽地方自治体に対する補助金の再支給に向けた要請活動、▽「高校無償化」や「幼保無償化」の適用に向けた街宣活動、▽学校へのカンパ活動などを行っている。
 榮永さんは、「在日韓国・朝鮮人の方たちは、我々と同じ日本社会で生活し、日本の中で死んでいく。なぜ、そのような在日韓国・朝鮮人の子供たちが、日本の子供たちと同じように支援され、教育を受けることができないのか。私が朝鮮学校の支援活動を行う根本的な理由は、そうした疑問にある。自分たちのルーツである言葉や文化を学びたいという欲求は誰もが有するもので、当然の権利だ。在日韓国・朝鮮人にとっては、そうした権利を保障してくれる場所が朝鮮学校だ。朝鮮学校に対する不当な差別がなくなるまで、支援活動を続けていきたい」と熱く語った。【取材・工藤正】

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随筆 マスク
 日曜日の朝久し振りに、朝の千葉銀座通りを歩いてみた。
 まだ十月なのに急に寒くなってきている。なんだか秋を通り越して、冬が足早で近づいてくる様な感じ。ああ、まだコロナが収まっていないこんな時に、風邪でもひいたら大変と思い私はタクシー乗り場に足を速めた。
 タクシーの座席に座ったら、動悸がする。少し息苦しい。ほんとに私運動不足だわと反省したものの、すぐにマスクのせいもあると考える。
 大分慣れてきたものの、いつになったらマスク無しの生活に戻れるのだろうか?と心配がつのる。マスクといえば、私の亭主儀ちゃんは他界する前夜まで夜寝る時は必ずマスクをして寝ていた。
 その理由は、部屋が乾燥して、のどを痛めるといけないからと言っていた。銀行いのち、家庭は二の次、仕事いのちの人だったから、ほとんど休日もない日々だった。
 そんな中で自分の不注意で風邪でも引いたら大変だと思っていたのだろう。結婚した当初、隣の布団に寝ている人のマスクだけが、暗闇の中にポッカリ浮かんで見え、私は何度かビックリしたものだ。
 「お父さん、寝るときマスクするクセ直してもらえない?」と私はたのんだっけ。「クセじゃない。これは俺の習慣だ。直すわけにはいかない。それよりあんたこそ、寝床から亭主を見下ろすなんて許せない!」なんて怒り出す始末。儀ちゃんは腰痛予防のためと言い、今時何処を探してもみつからないだろうと思われるせんべい布団に寝ている。なんでも自分の実家を守ってくれている姪の弘子ちゃんに無理を言って縫ってもらったらしい。
 弘子ちゃん多分随分苦労して縫ってくれたのだろうと思う。ていねいにていねいに綿を延ばして、布団がわに入れて下さったにちがいない。私の分も作って下さったのだが私は一晩寝てこりてしまった。
 朝起きたら身体中ふしぶしが全部痛んでどうにもならないのだ。「お父さんごめん、私やっぱりマット敷かせてもらって寝ることにするわ」と言ったら「本当に意気地の無いにんげんだ。話にならん」と決めつけられる。
 「あのねえ、タタミの上にじかに寝るような感じなのに…お父さんはどこも身体痛くないの?」と聞いた私に「全く、痛くなんか無い。快適そのものだ、ひとたび眠りについたら朝までグッスリだ」といばる。 「ふーん、そうなの、じゃ仕方ない、私はマット使わせてもらうからね」と私は宣言した。
 その夜二つ並んだ布団の差はあきらかだった。私の寝る布団は儀ちゃんの寝床の三倍以上高さがあった。「あんた、ねむっている間中、亭主を見下してよく平気でいられるねえ」と、嫌味を言った。私は聞こえない振りをして相手にしなかった。儀ちゃんの嫌味は一ヶ月は続いた。
 私は隣の部屋に布団を引っ張っていって眠ったけな。「もう文句は言わないから隣に戻って欲しい」と、懇願してきたから私はいばって再び儀ちゃんの隣に布団を戻した。はるか昔のそんな夜を思い出しながら私はマスクの生活に耐えている。

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櫻井俊雄物語(6) 山口久太のために作った最成病院
千葉の近代史を創った男の話 武田 弥太郎

櫻井俊雄氏
  俊雄が多くの人とともに尽力した八千代松陰学園建設。実現のカギはスポーツ界の重鎮だった山口久太の招へいの成功だったことは間違いがない。
 山口久太なくして八千代松陰設立はなかったのは衆目の一致するところだ。立派な体格のスポーツマンでもあった久太が、昭和59年2月、病に倒れた。脳幹梗塞であった。
 即入院した久太は翌3月には当時の川鉄病院に転院している。
 ところが、久太本人よりも周囲の人々の方が療養の在り方に不安を感じはじめていたが、俊雄もその一人であった。何としても久太を救う、教育界とスポーツの発展のため、久太にはまだまだ活躍してもらいたいとの俊雄たちの思いは、病院探し、ドクター探しに駆り立てた。
 とにかく最高の医療をとの思いは、自分たちで病院を作ってしまえとの途方もない方向に向かい始めた。医者は見つけた。看護師も大丈夫だ。あとは病院の建設だとなった。
 八千代松陰に近いところ、久太が療養しやすいところ、様々な条件を満たす場所を柏井町に確保できたことから、一気に病院建設が進んでいった。
 昭和61年に病院は開設された。今もある最成病院である。
 久太はその年の4月に最成病院に入院した。俊雄たち関係者と久太本人の長い闘病生活が続いたが、久太は平成5年12月12日、帰らぬ人となった。
 久太のために建てられた病院ではあったが、地域の人々には歓迎された。
 当時、これといった大きな病院はなかったから、便利になったと受け入れられたのだった。久太に人徳がなせる業であり、久太を慕う俊雄たちの努力のたまものであった。
 銀行が資金を出したが俊雄も3千万円もの大金を提供している。ところが平成16年になって、最成病院を激震が襲った。
 病院事務長と事務次長による多額の業務上横領事件が発覚したのだった。事務長らは出入りの業者に選定することを見返りに高級車を何台も私的に納入させたり、今でいう「夜の街関連」の接待がある飲食店での代金の付け回しでは、銀座で一晩に百万円以上を支払わせるなどの豪遊三昧だった。
 病院開設とともに就任した事務長は仕事ができたことから、事務を一手に任され、理事会も仕切るようになっていったが、納入業者の選定権を握っていた事務長相手では、出入りの業者は無力だったのだろう。業者への付け回しだけでなく、病院の資金に直接手を付け、被害総額は数千万円に上り、逮捕・起訴され、当然、有罪になった。
 俊雄たち関係者は怒った。腹の底から怒った。自分たちが苦労して久太のために作った病院でこんなことが起こったことが考えられなかった。
 病院の理事長は何を監督していたのかと、責任も追及した。しかし、俊雄が最も許せなかったのは俊雄自身だったと語る。
 病院を創るのは並大抵の苦労ではなかったが、作っただけで終わってはいなかったか。久太が没した後の病院をそのままにしてしまったのではないかと、悔しさと後悔が込み上げてきたという。
 病院経営に打撃をあたるほどではなかったことが、不幸中の幸いだったという。俊雄はここでも地位や名誉などの見返りを求めていなかったが、それが災いしたかもしれないと反省している。中に入って、見ておくべきだったかもしれないと、今でも感じている。

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