130,000部発行
2020年9月4日
通巻第288号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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初犯者ほど本心から無罪主張
犯罪未経験者ほど甘い見立て
 公職選挙法の買収容疑で起訴された前法務大臣の河井克行被告と妻の案里被告が先月25日の初公判で全面無罪を主張した。
 現金の受け渡しをほぼ認めたうえで、政治活動の一環としてやったもので選挙の依頼はしていないというのがその根拠だが、選挙前になって現金をばらまいた以上、真実、政治活動の一環としてやったのだとしても「選挙協力を期待して」やったものとみなされ、処罰の対象になるのはやむをえない。そうしないと、真実は買収であるのに「政治活動」だといえば許されることになり、法律が作られた意味がなくなるからである。
 法務大臣だったのだからそれくらいわかっているはずであろうに、残念な無罪主張だ。
 東京地検の特捜部のエースと言われた敏腕検事だった高齢の弁護士が、ブレーキとアクセルを踏み間違えて事故を起こしたとして起訴された事件があったが、ここでも「天地神明に誓って踏み間違いはない」と無罪を主張している。
 法律の専門家であり、優秀な検察官であった者ですら、このありさまである。
 この元検事は、今の自分の立場のような被疑者を容赦なく起訴し、有罪に導いてきていたはずだから、裁判の行方は見当がつくだろう。それなのに、無罪を主張するのはなぜだろうか。それは犯罪の経験がないからに尽きる。
 前科何犯も重ねる猛者は別として、初犯者の中には、本当に自分の過失を認識していない場合が多い。極悪人を除いて、認識がないまま過失を犯しているケースは多い。
 処罰を求める方からは容疑者の過失はよく見えるものの、当の本人には本当にわからない場合や、「私がそんな過失を犯すはずがない」という強い思い込みがある場合も多いという。であるなら、有罪判決を得ただけで容疑者に「過失」の認識がなければ真の解決にはならないのではないだろうか。何らかの手段で容疑者自身に「過失を犯した」実感を抱かせる施策が不可欠である。
 失敗を多く経験した者ほど、自分のミスを認識できる素養が備わるのは自明の理だ。しかし、河合夫妻の場合は別だ。
 少なくとも「選挙前にやれば誤解される可能性がある」くらいの認識はあったであろうから、他意なく罪を犯したことの認識がないケースと同一視はできない。法に反したわけではないとの主張は、いかにも空疎だ。

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安倍総理が女子高生に人気?
  とかく批判の多いアベノマスク。つけているのは当の安倍総理だけではないかと言われるほどだが、今、福岡の女子高生の間で、アベノマスクにイラストなどをデザインして身につけて登校するのが流行っている。
 しかも安倍首相は今、大人気だということで、国会答弁の際の様子を心配し、「アベちゃん、おつかれなのかなあ?」とクラスで話題になるほどだという。折から安倍首相の体調が取りざたされている昨今、政界の権謀術数とは無縁のところで総理を思う清純さがあふれていることは、一服の清涼剤にであったようだ。

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銚子電鉄の「電車を止めるな!」
稲毛海浜公園野外ステージ初公開
 銚子電鉄は大正12年(1923年)7月開業、銚子〜外川間6・4q(10駅片道約20分)を1時間に1〜2本の間隔で運行している。同社は経営改善に向け映画製作に取り組んでいたが、このほど「電車を止めるな!」の映画を製作。8月28日(金)に稲毛海浜公園に設置された「ドライブ・イン・シアター」で上映された。
 当日は、初公開とあって銚子電鉄の竹本勝紀社長は「ホテルや公民館でも上映してもらいたい。草の根的に広げ、少しでも収益を上げる努力をしていきたい」と挨拶した。制作担当の寺井広樹氏の進行で歌手の知里さんが歌を披露した。
 映画は昨夏公開予定だったが完成度を高めるため追加で撮影したほか、新型コロナウイルスの影響で公開が延びていた。 映画のストーリーは廃線寸前の「心霊電車」の中で、実際には起こりえないはずの奇怪な現象が発生し、乗客がパニックになるという物語。3密を避け、車の中で映画を鑑賞した。当日は70台が集まった。鑑賞料は一台につき3000円。若いカップルが多かった。

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