130,000部発行
2020年6月5日
通巻第285号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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下肢静脈瘤専門診療から全身管理の医療機関へ
心臓血管外科経験による緻密な技術
「千葉静脈瘤クリニック」は令和2年6月「千葉静脈瘤・循環器クリニック」に 生まれ変わります。
 下肢静脈瘤、あまり聞き慣れない病名ですが、これは主に脚の浮腫みや怠さ、痛み、こむら返り(有痛性筋攣縮)、皮膚変色などの症状が出る疾患です。重篤な内臓疾患に繋がることは少ない良性疾患ですが、症状が気になる方にとっては治療をしておきたい疾患です。この治療には圧迫療法などに代表される保存的管理、硬化剤を注射して表在静脈瘤を閉鎖させる硬化療法、そして手術療法があります。手術を要する一次性静脈瘤は伏在静脈と呼ばれる下肢表在に分布する静脈(心臓へ戻る血液が流れる血管)の中の逆流防止弁が破綻することが原因です。症状改善のためには、弁機能不全による血液逆流を阻止することが重要です。しかし医療技術の進歩が目覚しい現代においては手術と言っても日帰りで非常に簡単に済ますことが可能です。中でも本年から保険適用となった「ヴェナシール」と呼ばれる接着剤を用いた「下肢静脈瘤塞栓術」はその最たるもので、術中の苦痛を最小限にして、既存の手術と同等の効果が得られます。スタンダードな血管内焼灼術はもちろん前述のヴェナシールによる下肢静脈瘤塞栓術、ストリッピングや高位結紮術、フォーム硬化療法、さらに圧迫療法などの保存的治療まで幅広い選択肢の中から、患者様に合った下肢静脈瘤診療を提供させて頂くことにより患者様にとっては治療がより受けやすくなっています。

 循環器診療・成人病対策
 循環器疾患は主要な死因のひとつで、単に死亡を引き起こすのみでなく急性期治療や後遺症治療のため、個人的にも社会的にも負担が増えています。循環器疾患は生活習慣が深く関与していることが明らかになっています。そのため危険因子をもつ方々の発症予防対策が重要になります。下肢静脈瘤や深部静脈血栓症も循環器疾患の一部と言えますが、当院では六月から新たに心エコー、胸腹部レントゲン撮影、24時間ホルター心電図や院内迅速血液検査などの検査設備を充実させ、循環器疾患全般を内科的に管理・治療します。
 また、循環器診療・下肢静脈瘤診療とともに、成人病対策として「特定健診」、「禁煙外
来」、「睡眠時無呼吸症候群診療(簡易検査と在宅CPAP管理)」を行っています。
下肢静脈瘤と言う疾患そのものは他臓器への影響が少ないとされています。しかし、下肢静脈瘤のある患者様が他の疾患を併発されていることが多いのも事実です。特に現代の高齢化社会において「単一疾患のみの診療」よりむしろ「それを中心に行う全身管理」が重要であると言えます。
 平成27年9月に開業した千葉静脈瘤クリニックはお陰様で5周年を迎えました。この間五千人以上の初診患者様をお迎えし、三千件の下肢静脈瘤手術を行ってきました。また皆様のご理解とご協力により数多くの学会発表など臨床研究活動を行うこともでき、「良質な下肢静脈瘤診療を皆様にお届けできている」と自負しております。
 そして今後は循環器診療、成人病対策を含めた総合管理を目指し、新たに「千葉静脈瘤・循環器クリニック」として患者様に寄り添った診療を行ってまいります。

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議員と学生をつなぐ「議員交流会」開催
大学生の声を政策へ

5月31日に行われたオンラインでの議員交流会
 学生と議員が意見交換を行う「議員交流会」が去る5月31日にオンラインで開催された。
 議員には若者の考え方を理解し議員活動に役立ててもらうことを目的とし、一方で学生には議員に対するイメージと現実との違いを感じてもらおうとNPO法人ドットジェイピー千葉支部が主催した。
 1998年に創業したNPO法人ドットジェイピーは「若年投票率の向上」を目的に活動する団体で、現在、全国29箇所に拠点を持ち、大学生約550人が中心となり議員と学生をつなぐ活動にも力を入れている。
 今回は新型コロナウイルスの影響でウェブ会議システムを利用し開催。千葉大学、麗澤大学、東洋大学、中央学院大学などの学生25名と、岩波初美千葉県議会議員(鎌ヶ谷選出)、矢崎堅太郎千葉県議会議員(浦安選出)、小川智之千葉市議会議員、細川威越谷市議会議員、高山敏朗八千代市議会議員、朝倉幹晴船橋市議会議員の6名が意見を交わした。
 学生からの質問「議員になったきっかけ」や「普段の活動」について、それぞれの議員が回答したあと、メインコンテンツのテーマ「感染症対策に関連する問題と解決策」を話し合った。
 新入生からは「一人で受けるオンライン授業は意欲がわかない。学生同士のつながりがなく情報が入ってこないので不安」と現状が語られ、解決策として「安心して交流できる学内SNSをつくる」「学生同士の顔が見えるオンライン授業を導入する」などの提案があり、議員はそれらについて行政がどのように支援できるのかを話した。ほかにも飲食店への継続的支援として情報発信やクーポン券発行という具体的なアイディアも発表された。
 約2時間の交流会を終えると、学生からは「議員には堅苦しいイメージを持っていたが、話してみると親しみを持てた」「議員が身近な存在になった」との声も。  毎回参加している小川智之千葉市議会議員は「現在、学生にはどのような不安があるのか、生の声を聞くことができた。今後の政策に生かしたい」と語った。  【取材・真田はる代】

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不正受給の返還は
生活保護費の中から!?
 クラブ勤めや車の保有を隠して生活保護を受給し続け、その悪質さから破産申し立てで裁判所が免責を認めなかった若葉区内の女性が、いまもなお車に乗り続けていることが分かった。
 生活保護は打ち切りにならず、毎月2万円の返済は保護費の中からねん出しているという。市民感情からするとこのような返済方法は到底許しがたいところであるが、市は「打ち切りにはできず、やむをえない」と話している。
 この女性が市をだまして不正に保護を受給した詐欺罪により有罪になって収監されれば保護は打ち切りになるが、刑事告訴の経緯について、個人情報を理由に市は事情を明らかにしていない。
 保護の受給者は、他人名義の車を使わせてもらう場合を含め車の保有は禁止されているが、この女性がいまだに車を使用していることに気づいた関係者が市に提出する目的で車の写真を撮ったところ、「勝手に駐車場に入った」と110番する始末で、まったく反省している様子が見られず、悪質だ。
 市は、本当に本腰を入れてこの女性の責任を追及しないと、市民の理解は得られないことに間違いはないだろう。

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