130,000部発行
2020年3月6日
通巻第282号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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建国記念の日を祝う県民の集い
2月11日(火)、千葉市民会館大ホールで盛大に開催
森田知事、衆参議員、県議会、市議会議員が出席

森田健作知事
 2月11日は神武天皇が即位した日(紀元前660年)と言われていることから紀元節と呼ばれていたが、1967年2月11日から「建国記念の日」と決められた。これを契機に千葉県では有志による「日本の誕生日を祝う県民の集い」が始められ、有志の皆様の努力で今年は数えて32回目を迎えた。会場の千葉市民会館には県内各地から1200人以上の県民が集まり、建国記念の日をお祝いした。
 当日は、森田健作知事や、千葉県選出の衆参国会議員、千葉県議会議員、各市会議員などのほか、臼井日出男日本会議千葉県会長、吉田平ビートランセ代表取締役、吉成庸子千葉おかみさん会会長などの来賓が出席した。森田知事や千葉県選出の衆参国会議員などがお祝いの挨拶を述べた。参議院議員の青山繁晴氏は「ぼくらは令和に何を護るか」と題して約1時間半にわたり講演。講演の後、奉祝行事として山口采希さんの歌や千葉県神社庁雅楽会が披露された。 
【取材・佐藤 正成】

青山繁晴氏が紀元節の意義を訴える

左から森田知事、青山講師、松野・桜田・門山・猪口各国会議員
 当日は午後1時に金子一之実行委員が開会を告げた後、来賓として出席した森田健作知事は「第32回建国記念の日を祝う千葉県民の集いが盛大に開催されることをお慶び申し上げます。また本日午後4時から千葉そごう前で千葉おかみさん会主催の令和天皇即位の奉祝イベントが開催されるとのこと、重ねてお祝い申し上げます」と述べた後、我が国伝統の皇室の素晴らしさを訴え、昨年被害に遭った台風等の被害復興に全力を上げて取り組む。また新型コロナウイルス対策を講じると語った。
 続いて桜田義孝衆議院議員は「2月11日は日本誕生を祝う大切な日だ。今年はオリンピックが開催される。日本の伝統文化を世界に広めよう」と述べた。
 次に松野博一衆議院議員は「昨年10月、令和天皇即位の日に出席した。朝から大雨だったが、午後から晴れて美しい虹がかかり感動した」と述べた。
 門山宏哲衆議院議員は「昨年は相次ぐ災害に見舞われたが、今年は穏やかな年であって欲しいと願います。新型ウイルスが猛威となっているが、分離に成功、そのワクチンの開発に期待している」と述べた。
 参議院の猪口邦子議員は「第32回建国の日を祝う千葉県民の集い」を企画された藤井代表、金子さん、幹部の皆様に心から感謝します。今日の講演は同じ参議院議員の青山先生ですが、国会での活躍が素晴らしい。期待している。
 最後に千葉県議会議員を代表して挨拶した臼井正一氏は「今朝、国旗を掲揚して浅間神社の紀元祭に参加してきた。今大切なことは国を守る憲法改正しなければならない」と訴えた。
 この後、奉祝行事として歌や雅楽演奏が行われた。

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ぼくらは令和に何を護るのか
青山繁晴氏の講演要旨

青山繁晴氏
 皆さんこんにちはー
 建国の日と変わりましたが、心の中の「紀元節」を皆さんでお祝いしましょう。今、中国発の武漢熱が流行っている。新型コロナウイルスと言われるが、私は「武漢熱」と呼んでいる。これは独裁国家中国がまき散らした疫病だ。(拍手)
上着を脱ぎ、壇上から客席に降りて一人一人語りかけるように話を始めた。
 私は今から四半世紀以上前に初めてアラブに行った時、アラブ人が「日本は古い国と聞いたがオリジナルカレンダーがあるだろう」と言われた。アラブ世界にはイスラム歴がある。「日本ではキリストが生まれる660年前に神武天皇が即位したのが起元だ」と言ったら「すごいなそんなに古い暦があるんだ」と驚いていた。キリストが生まれてから西暦2020年。日本は神武天皇が即位されてから皇紀2680年。こんな古い歴史のある国はどこにもない。国というものは民を守ることにある。その間、日本はどこの国からも攻められなかった。天皇は民を守ってきたからだ。だから紀元節(建国記念日)を祝うのは国の行事としてやるべきだ。(大拍手)
 敗戦後、日本はアメリカが作った憲法を押し付けられ、戦後75年間はアメリカのやったことが正しいと教育された。しかし、日本は欧米に支配されていた東南アジアのために戦い植民地を解放した。
 日本に二つも原爆を落として勝ったのはアメリカであり、アメリカは戦争犯罪者である。日本はキリストが生まれる前から存在していたのに、主権者は国の根っこを教えて来なかった。
 仁徳天皇の「民のかまど」という逸話があるが、日本の教育で教えていない。仁徳天皇の墓は大きいことは知られている。仁徳天皇は夕方になるとかまどから煙が上がらない風景を眺めて、薪でご飯を炊いていないと分かった。これは税金(年貢)が高いからだと気付き、税金を廃止した。これを「民のかまど」という。税金は公平であるべきだ。その意味で消費税反対である。このことは日本書紀に書いてある。天皇より民が大切であるという考えだ。
民が主、これが民主主義だ。 仁徳天皇は税金を取らなかったので宮殿が朽ちはじめた。庶民は後になって感謝の気持ちでぼろぼろになった宮殿を立派に立て直した。仁徳天皇陵の近くに反正天皇の墓がある。反正天皇は仁徳天皇の三男坊だが天皇の意思を継ぎ宮殿を作らなかった。その仁徳天皇陵の近くに柴籬神社がある。反正天皇をお祀りしてる。反正天皇は宮殿を作らず芝垣の宮殿だった。民のために生きる。これが歴代天皇の尊い使命であった。
 私は東大で教鞭を執っているが、このことを東大生に教えている。人は必ず死ぬ、何のために生きているのか。最後は人のために生きること。日本の天皇はそれを代々続けてきた。私たちの祖国は世界に通用する文化を持っている。
 紀元節は天皇陛下とともに歩んできた歴史文化だ。
 佐賀県立図書館の近くに竹藪がある。そこに山本常朝という人の隠居の住まいがあった。佐賀城を葉隠城と呼んでいる。常朝は「葉隠」という書を著した。小さいころ、親に「葉隠」だけは読むなと親に言われた。江戸中期に禁書になったが、何故禁書になったのか。山本常朝は葉隠の中で「武士道とは死ぬことと見つけたり」と綴ってある。つまり武士とは人のために死ぬことだということだ。だから禁書になった。
 イエスキリストは人のために罪を背負って磔になって死んだ。これは葉隠の武士道と同じことだ。
 中国は広過ぎる国土、人が多すぎる。1949年10月1日に毛沢東は天安門広場で建国を宣言した。
 中国のある将軍は「中国は弱い国です。だから国を守るために戦っている。敵はモンゴル、ソ連、日本だ。」
 武漢は昔から野生の生肉を食っていた。武漢には中国科学院の中国科学院武漢病毒研究所がある。サーズウイルスを生物兵器として使えないかも研究した。確証はないが武漢に調査に入れない。中国の息のかかったマーガレット・チャンが10年間WHOの事務局長をつとめ、そのあとエチオピアの人が事務局長に就任した。だから調査に入れない。
 神武天皇以来皇位継承を続けてきた一系を護る会は衆参52人、石破派は19人だ。
 愛子内親王が天皇になったら結婚できないし子供も産めない。もし、外国人と結婚したらおしまいだ。皇位継承は、悠仁親王殿下以下7人いる。危機は数十年先、慌てなくてよい。 トランプは破壊者だ。日本はアジアの民主主義だ。安倍さんを守りましょう。

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新型コロナ、感染ルートの詳細
公開求める市民、苦悩する行政
 千葉市内の中学校の女性教員が新型コロナウイ ルスに感染したとの発表は、いよいよこんな身近なところまで襲ってきたかと、市民に大きな衝撃を与えた。
 2月22日、熊谷市長はマスコミに隠すことなく中学校名を明かしたうえで、学校名が公表されれば、通学する子供たちにいわれのない悪影響が及びかねないと、学校名を公表しないよう要請したが、一部マスコミは学校名を報道してしまった。
 ところが市民からは、「何線を利用していたとか、はっきりしてほしい。それがわかったら腹を立てるとかではなく、『覚悟』できるじゃないですか」といった、学校名の公表や女性教員の通勤経路について公表を求める声は大きい。
 一方で、元の職場に復帰した客船の防疫に従事した医療関係者に対し、医療機関が医療の専門家でありながら出勤を遠慮するよう求めたり、その子供を登園させないよう求める保育施設があると聞くに及ぶと、情報公開による悪影響を現実のものとして受け止める必要性も強く感じられる。
 だから、行政の立場は難儀だ。情報を公開する判断がむずかしいのは確かだ。 情報は公開すべきであるが、その反動も考慮しなければならないからだ。
 ただ、一部の公表にとどめることは、まったく公表しないことに等しいことを忘れてはならない。
 「市内の学校の先生が陽性になった」というだけでは市民には何も伝わらず、ただ「大変だ!」と受け止めるだけで終わる。
 中途半端な情報公開は、隠しているわけではないとの言い訳にしかならない側面もある。やはり全公表すべきではないか。
 はっきりしないと、いたずらに不安が増すばかりだから、学校名や通勤経路を公表したうえで、学校や子供たちへの配慮を強く、丁寧に求めるべきではないだろうか。
 多くの人々はそれを十分に理解しているはずだ。これからも、多くの事案が発生する可能性があり、市民の協力を求めなければならないこともきっと出てくるはずだ。
 官僚的思考に埋没せず、市民をもっと信頼してもよいのではないか。

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