130,000部発行
2020年2月7日
通巻第281号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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読者アンケート
テーマ「ふるさと納税」について
 ふるさと納税制度は2008年に政府の地方活性化策として始められました。このアイデアを出したのは現官房長官の菅義偉氏が内閣府特命担当大臣(地方分権改革担当)の時である。以来、12年になろうとしている。最近は各地方自治体は「返礼品」を巡り過当競争時代になった。
 特に大阪府の泉佐野市は100億円の商品券を返礼品として使うと大々的に宣伝したため、行き過ぎであると批判を招き、政府は地元の返礼品30%以内に限ると制限し話題になった。しかし、泉佐野市はこの返礼品のお蔭で財政再建ができたと胸を張った。ふるさと納税は自分の故郷に寄付する目的で創設されたが、今では返礼品の良い所を選ぶケースが多いという。
 ふるさと納税をした場合に地元に収める税金が安くなるが、今回のアンケートでは意外にもふるさと納税をやらない人の方が圧倒的に多かった。
 一方、ふるさと納税をやった人の感想も合わせて紹介する。 

手続きが面倒・返礼品あたり外れがある
 ふるさと納税はやりません
 やったことない。十分に納税してるから(小仲台・寺阪和久)。やったことない。関心がないです(あやめ台・後藤貞子)。ふるさと納税はやりません。年金生活で余裕がありません(小倉台・諸江紀美子)。所得少ないから(船橋・土屋直子)(船橋・平野澄子)(千草台・源甲斐友江)(千草台・中山真希・恭正・量雅)。やったことはない。理由、1万円を納付するとか故に(幸町・雙田之夫)。やったことはない、返礼品の感想はわからない。やってない理由は手続きがめんどうだから(高洲・小島陽一)。ふるさと納税の手続きがよくわからない(桜木・藤平キエ子・栄子)。ふるさと納税のふるさとの意味からもじぶんの出生地への納税が本当の意味と思うのですが、何故か物品をあてにしている所への納税がみられているのが少々残念に思う(花見川・鈴木活実)。やったことはありません。よく分からないしめんどうくさいと思います(四街道・高田宏文)。やったことなし。理由、その機会がなかった故(打瀬・森本忠)。やったことありません。関係のない人がいるから(稲毛東・島津千代子)。やっていません。新聞、テレビで報道されていますがこれは高額納税者に関係ある制度だと思います。私にはまだ理解できません(長沼・吉田友子)。自分の地域に税金を納めたほうがいいという気とめんどくさくてやっていませんでした。友人に勧められているので今年はチャレンジしたいです(高洲・南里有希乃)。ふるさと納税は本来の目的が変質して返礼品目的になっていますのでやりません(六方・泉谷正誼)。やったことがない。返礼品の熱が上がりすぎている感じです(幸町・前田弥栄子)。どんなメリットがあるかわからないのでやった事がありません(小倉台・中村聰美)。興味がない(稲毛海岸・長堀幸子)。何やら結果的にはとてもお得らしいが、手続きがめんどうそうだし、やり方がわからない。興味はとてもあり(真砂・志村優子)。やらない余裕がない(幸町・中村春雄)。ふるさと納税をする場面に出会わせたことがない、またどの様にすれば納税できるかノウハウがわかりません。ふるさと納税をやってみたい意欲は十分あります(浜野・柳澤範光)。やったことがない。関心がないので(八千代・牧けい子)。ふるさと納税やったことないです。返礼品に興味ないし余裕もない(園生・能勢恵美子)。やったことありませんネットで調べたことはありますが欲しいと思う返礼品がなかったからです(小仲台・尾沼亜梨沙)。やったことがありませんが、返礼品が魅力的なのでやってみたいなと思います(松波・武村有紗)。ない、どういうことかわからない(花見川・文生)。やったことはありません。「寄付」ですので、確定申告の際の控除の措置をとればよいのではないでしょうか。ただ、私自身は年金生活者ですので、恩恵は少ないと思いますが…(柏台・溝上芳史)。ふるさとがないのでしません(高洲・橋本洋二)。やったことはないが是非やりたいと思っています(園生・丸山宗男)。なぜふるさと納税なんて考えたのでしょうか。現在住んでいるところで(多少の不満はありますが)納税に見合ったサービースを受けているのに(小仲台・匿名)。やったことがありません。返礼品目的でやるのは少し違うような気がする(あやめ台・一森万亀美)。私のふるさとは山奥の過疎の町で、若い人はみな都会に行ってしまうので住んでいるのは老人ばかりです。ふるさと納税の返礼品なんてありません。ふるさと納税というのはそう言うところに返礼品目当てでなく納税するのが正しいのではないでしょうか。私は経済的な余裕がありませんのでやっていませんができれば返礼品なしのふるさと納税したいです(稲毛東・静子)。やったことはありません。低年金所得者でふるさと納税は無縁です(美浜・T子)。まだやったことがありませんがきかいがあれば利用してみたい(稲毛・森田美恵)。やったことはありません。返礼品の量が多いこと、内容もよくわかりませんです(あやめ台・佐藤廸子)。やったことはありません。ふるさと納税に関しての知識がありません。申し訳ないです(幕張西・原ひろみ)。興味はあるがやったことはなし。手続きがいまひとつ不明だったりするので、でも今年こそやってみようかと思います(さつきが丘・大蔵佳代子)。興味があるのでやってみようって思いましたが、やり方がわからないので、詳しい人に教わって今年はチャレンジします(小仲台・みさお)。娘がやっていて、毎年美味しい肉をお裾分けしてもらっています。お母さんも自分でやりなさいと言われますが面倒なので…(高洲・篠原M子)。友達がフルーツの箱づめを貰っていてうらやましいのですが私は一人暮らしの高齢者なので経済的に無理です(松波・匿名)。何の意味もないと思っていましたらある自治体でふるさと納税のあがりでその地域にあるオリンピックの選手の合宿の食費の援助をしたという話をききました。そういう利用の仕方もあるのですね(稲毛海岸・田中ひと美)。ふるさと納税のやり方が分かりません(花見川・齋藤)。

 納税している
 ふるさと納税やっています。お世話になっている場所や長生のお米が好きです。おいしい!(宮野木台・能勢君江)ブランド牛をいくつもいただきました。とても美味しく、得をしました(打瀬・松原保司)。やったことがあります。最近は返礼品につられてやっている様に感じます。本来の目的にあってない様に見えもっと故郷に応援してほしいです(四街道・粟村道生)。ふるさと納税を家族がやりました。シャインマスカットとフルーツの箱が届き全てすべて粒ぞろいで美味しかった(柏台・匿名)。毎年ふるさと納税しています。返礼品探しから楽しんでいます(小仲台・横田千恵)。したことがあります(朝日ヶ丘・山田三十八)。昨年初めてやってみました。選ぶ楽しみ到着するまでのうれしさ、商品をいただいた、おいしさ、よかったです。また祖父母がいる為旅行に行けないので他県の名物を知る、良いきっかけになりました(幕張・古川弘子)。ふるさと納税は2年前からやっていて、今年ももちろん計画中。規則はややきびしくなったけれどやらないなんて理由がわからない(あやめ台・宮崎弘子)。一昨年は「旅行券」で得な感じで実施したが昨年は実施しなかった。本来の意味を感じて今年は実施しようと思う(磯辺・鈴木康司)。したことあります。お米でしたが美味でした。千葉だけでなく他県でも地元の産物を送っていただきました(幕張西・小島実紀子)。何年も続いてます。なるべく復興に関係する地方に寄付をしています。「石巻」「福島」返礼品は受け取りますが、税金の還付はしていません。少しでも助けになればと思っています(朝日ヶ丘・志村加津)。毎年やっています。返礼品のお肉は当たりはずれが激しいです(小仲台・平木良佑)。方法をやっとマスターして去年初めてやりました。何をえらんでいいのか散々迷ってお米にしましたが特別美味しいとはおもいません。今年は別のものにします(幸町・中野翠)。毎年やっております。特に昨年は千葉県の台風の被害を受けた市にやらさせていただきました。復興頑張って!返礼品もおいしくいただきました(高品・高見澤雅代)。

 その他
 地域の経済向上、またはそれぞれの観光面のアピールできて良いと思うが、納税金の替りの商品の格差が各自治体によって大きいのでどうかと思う点もあります(あやめ台・早乙女元市)。ふるさと納税ってよくしらないです。私のふるさとは千葉県千葉市稲毛です。納税はしています。コレってふるさと納税ですか?ちがいますか?くわしく教えてください(小仲台・小室良満)。途方もない返礼品に本末転倒と理解している(黒砂台・岡本和美)。所得が高いほど多額の返礼が貰える。この制度は廃止すべきである(高洲・宇都宮亮)。 以  上

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読者の声
千葉の維新戦争
 袖ヶ浦市郷土博物館の企画展・幕末維新の西上総ーおらがの慶応4年ー展(令和元年10月5日〜12月15日)があるのを知ったのは終わりに近い12月12日であった。次の日にあわてて見に行くことにした。
 戊辰の戦いが千葉でもあったことは知っており市川・船橋で戦いがあったことも知っていた。住んでいる鎌ケ谷市内に九州薩摩藩の支藩である佐土原兵士の墓があり調べに行ったことがある。しかしこれらについての一連の戦争についての全体像は知らなかった。
 そんなわけでJR袖ヶ浦駅に着いたが、次のバスは2時間以上待ち、タクシーで館まで1640円、帰りも結局タクシーで往復3910円かかった。
 慶応4年(1868年)4月10日江戸城が開城され、それを不服とする旧幕臣が大量に江戸を脱出した。旧幕府歩兵奉行大鳥圭介が統括する軍は市川国府台に集結、その後大鳥は会津・仙台から函館まで戦い続ける。
 房総千葉においては旧幕府歩兵部隊のうち福田道直を隊長とする撤兵隊福田派約五百名他千五百名が江戸霊岸島から船・徒歩で脱走、以後義軍隊として「徳川義軍府」を名乗り、本陣を木更津の真里谷に置いた。木更津に着いた福田は大鳥が市川の国府台にいることを知り、兵3百を市川の中山法華寺に派遣し続けて船橋大神宮に兵6百を派遣するが木更津に着いた時は大鳥はすでに市川を離れていた。
 大鳥は新選組局長近藤勇が流山で新政府軍に捕らえられたことを知り、会津藩と連携して新政府軍に抵抗する作戦に変更したからである。
 もし福田が木更津に着くのがもう少し早かったら千葉での戦いはなかったかもしれない。
 新政府軍は福田に武装解除を求めるがこれを拒否、福田率いる義軍隊はその後敗れ市川の八幡・中山を放棄、船橋大神宮に本陣を移すが佐土原藩の大砲の砲撃に会い総崩れとなり南下する。
 途中市原の五井、木更津の姉ケ崎で房総最後の決戦をするが大敗、大多喜方面に逃れ千葉での戦争は消滅(福田の消息は不明)する。(以上は企画展図録による)
 千葉による維新戦争は旧幕臣福田率いる義軍隊と薩摩を中心とする寄せ集めの新政府軍との闘いであったことがわかる。
 腹立たしいのは新政府軍である佐土原藩が旧幕府軍である福田の義軍隊がもどれぬよう船橋宿に火を放ち814軒を焼失、市原や木更津の真里谷でも火を掛けていることだ。なお幕末維新史辞典には撒兵隊は北海道まで転戦とある。
一部の兵が当初大鳥たちを追ったのであろうか。
 袖ヶ浦郷土博物館は電車を使って行く人には不便なところであったが入場無料で勉強になった企画展であった(鎌ケ谷・元稲毛小校長・島津幸生)。

 少子化、人口減少
「産めなかった、産まなかった」大晦日の朝日新聞一面は、少子化、人口減少を取り上げている。出生率が1・57の衝撃、と書いている。これを見て女房は「日本はもうダメかねえ」とわたしに問いかけてきた。わたしは答えた「資本主義日本は崩壊の過程に入っている。少子高齢化が国を滅ぼす」と。
 遅婚、未婚、少子化は経済問題である。賃金が低く、労働時間が長い、妻も働き、残業までしている。だから、家庭生活が満足にできていない。妻は子どもを託児所に預けて働いている。だから出生率が1・57になっているのだ。
 遅婚、未婚というのは、説明するまでもないと思うが、40歳を過ぎても未婚の人が大勢いるということだ。
 これは生殖意欲が衰えたということではなく、経済問題なのだ。
 賃金を引き上げ、残業をなくさなければ遅婚、未婚、少子化は解決しない。 しかし、賃金を引き上げることも残業をなくすことも絶望的だ。企業に対して首相が賃金引上げを要請しても企業はノーという。1パーセントの引き上げもノーだという。
 企業社会。資本主義社会が崩壊の過程に入っているということだ。企業は賃上げどころか身を守ることで精一杯なのだ。雇用を増やせない、だから、残業が多くなる。賃金を増やせない、だから、妻も働かなければならない。
 企業は、造ったものが売れない。だから、銀行からの借り入れはゼロ。銀行は融資先がなくなって経営が危機。これが資本主義日本の姿だ。中小企業も危機だが、大企業も危機だ。大企業は、独占禁止法など眼中になく、苦し紛れに、背に腹は変えられない、とばかり談合を重ねている。
 大企業も中小企業も銀行も危機であり、この国の経済は崩壊過程に入っているのだ。少子化、人口減少は、その表れなのだ。
 新聞は「時代の転機」などと書いているが、それは一体どんな意味なのか、問題の捉え方が浅く生ぬるい。不明確だ。これはそんな生易しい問題ではない。もっと重大で深刻な問題なのだ。国を滅ぼすような問題なのだ。
 そして少子化社会、人口減社会とは低賃金社会の別名である。妻も残業までして働かなければならないこの低賃金社会、低賃金を無くさない限り少子化問題は解消しない(宮野木町・藤本 豊)。

 イランと米国
 北は核があり強気でトランプ氏がおだてて脅かしても言い成りにならないし、中国も貿易問題で拗れており、トルコも露と接見を強めている。
 韓国も在韓米軍駐留費負担が難航し南北事業の再開は米韓関係に亀裂は避けられないが今度はイランの番となった。
 米とイランが対立が激化した発端は米がイランの核合意から一方的にトランプ政権が離脱しイラン制裁を復活させたことが原因でイランは米と不仲となり米はスレイマン司令官を殺害したがイランが攻撃するなら大きな復讐をするといっていたトランプ氏は、米兵の死者もなくイランの思い切った行動に恐れ武力行使を見送ったが、イラン指導部の指示に従わない組織もおり米軍への攻撃を続ければトランプ氏が再び軍事攻撃を公言する恐れもあるが大規模紛争に発展するのは避けるべきだ。
 米軍幹部でさえトランプ氏がスレイマン氏の殺害を仰天している。
 戦争となればイランは同盟国を攻撃するとのことで日本も含まれており大変なことになるところだった。世界の国々はトランプ氏を大統領の資格がないと言っているが米国第一主義で金集めの上手な不動産上がりのトランプ氏は米国民には人気があり再選するだろう。
 安倍氏はトランプ氏の機嫌をとって多額の金を使い自衛隊を中東派遣し野党は反対しているが危険な状態なので止めるべきである。
 核のない小国日本は他国の内政にでしゃばらない方が身のためだ。万一攻撃され自衛隊員が事故にあったら「もりかけ」「桜を見る会」の様にとぼけることはできないので安倍氏はどう責任をとるのか。
 ホルムズ海峡が危険な状態になればガソリン等の値上がりになり日本もいい迷惑である。
 イランは間違ってウクライナ旅客機を撃墜したことででかい面ができなくなったが今後どの様な結果になるだろう。

 金のかからない治療法
 (1)数年前からこむら返しで夜寝ていると足がつり1年くらい前頃から殆んど毎夜激痛で苦しんでおりひどい時は数分間歩くのが辛かった。
 昼間は足はつらず夜寝ている時だけだが友人から心臓が悪くて、脳梗塞の前兆と言われたので病院に行くか薬を飲もうと考えていた。昨年の夏は酷暑で掛布団をたたんで、その上に足をのせていたら翌日から忘れた様に治ってしまった。足元の上に重い掛布団をのせていたので寝ている間中足を動かせなかったのでエコノミー症候群だった。足元に重い布団はかけない方がよいと思う。
 (2)私は社交ダンスのプロなので、数年前に練習のやり過ぎで膝を痛め電気をかけたり注射をしたが治らないので、自作の体操を毎日約20分やったら1ヶ月頃から痛みを忘れ元気に踊っているが、母校大学に150人もいるダンス部の顧問・部長を27年間もやり部員に気合をいれていたがやめてしまい寂しく思っている。
 いずれも金のかからない治療法なので私と同様な方試してください(花園町・岩井 秀雄)。  

 お詫びと訂正
 本紙1月号4面の謹賀年賀名刺広告蘭に校正ミスがありましたので左記のように訂正し心からお詫び申し上げます。
 株式会社博全社代表取締役の松丸善樹とあるのは「松丸喜樹」の誤りでした。また同蘭で株式会社環境設備計画代表取締役梶尾等とあるのは「梶原等」の誤りでした。

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