130,000部発行
2019年6月7日
通巻第273号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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幕張MICE・IR構想発表会開催
全国3カ所に千葉幕張は指定されるか?
千葉市のライバル横浜市に勝てるのか?
 現在、カジノ誘致の候補地となっている主な自治体は、北海道(苫小牧、留寿都)、東京、神奈川、千葉、愛知(名古屋、常滑)、大阪、和歌山、長崎です。
中でも特に有力候補地とされているのは、神奈川、大阪、長崎の3箇所で千葉は未だ名乗りを上げていない。とくに横浜市は5月27日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を市内に誘致した場合、開業後の施設運営による経済効果は年間約7千億〜約1兆6千億円に上ると試算。菅官房長官の地元として有力視されている。しかし、全国で3か所しか認可されないが条件では千葉が神奈川より優位とされるが、今後の巻き返しが注目される。  【佐藤正成・記】

幕張は優位な条件が揃っている
 去る5月14日(火)、幕張メッセで一般社団法人ちばの未来(寒竹郁夫理事長)主催による「幕張MICE・IR構想発表会」が開催された。当日は地元住民など約100人以上集まりガイアの夜明けのテレビ取材もあり関心の高さを表した。
 はじめに寒竹代表が「幕張MICE・IRは8年前から幕張地区にIR誘致活動を開始し、勉強会、地域住民への説明会を数々行ってきた。IR推進法案が可決され、各地で誘致活動が行われる中、幕張は地域の企業・住民が中心となって活動を行っている。皆様のご理解とご協力をお願いしたい」と挨拶した。
 続いてブロードキャピタル・パートナーズ代表取締役折口雅博氏が「寒竹さんに協力してくれないかと言われ、もろ手を挙げて協力することにした。幕張は外国人のアクセスの利便性が高く、景観も素晴らしい。すでに会議場や野球スタジアムがあり、海と空が広がるスペースがありIR誘致に好条件が揃っている場所は他にない。大型客船、プライベートジェットのためのインフラができれば、世界中の富裕層が気軽に何度でも来られる。このことで同時にエリア全体が活性化し、良い循環が生まれるということに大きな意味がある。無料で利用できる余暇の場や子供達がのびのび遊んだり学んだりできる機会の創出にも繋がる。近隣だけでなく日本中から、また、どんな世代の人々にとってもショッピング、グルメ、本格的なエンターテインメントなど、いつ訪れても最高に楽しい場所になるはずだ」と語った。
 続いてキャピタル&イノベーション代表の小池隆由氏は「千葉は2013年に行政として予算を取って調査しているが、そこから動きがない。日本がIRに選ぶ候補は最大3カ所。現在候補は8か所で千葉が決まれば9か所、さらにもっと候補が出てくる可能性もある。限られた時間ではあるが、千葉として誘致する場合は、かなり急いで進行させていく必要がある。現在は、大阪市が一番先行しているため、大阪市の動きが注目される。今年の夏には基本方針が政府から発表されるが、千葉市は残念ながら気運醸成が今のところまだ少し緩いと言わざるを得ず、手を挙げてからさらに3位までに入るには、相当先行きが厳しい戦いだ。今から熱を上げてやっていっていただきたい」と語った。

左から松本有氏、白石真澄氏、小池隆由氏
 続いて、べイタウンに住んでいる関西大学教授の白石真澄氏は「今後高齢化することで予算が増えていく。入ってくる税金はどうなるか?固定資産税や軽自動車税などいろいろなものが入ってくるが、全体で入ってくるお金の中で税が占めている割合は、現在43・7%でずっと減っている。成田空港を抱える成田市、ディズニーリゾートのある浦安市と比較し、将来負担比率(将来に今のツケがどれだけ来るか)を調べると圧倒的に千葉市の不安が大きい。残念ながら幕張メッセは、成田空港やディズニーリゾートに追いついていないため、人口が減る時代、裾野が広い産業に誘致するIRはその一つだと思う。交流人口と雇用創出を行うべきだ」と語った。
 最後に(株)フォルム代表取締役松本有氏は「千葉は首都圏に一番近いリゾートであり、環境的にも気候的にも非常に恵まれていているが伝わっておらず、IRを機会に広めていきたい。また、大型客船やプライベートジェットを呼べる環境づくりにも適した場所」と述べた。終了後は懇親会を開催した。

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浦安市倫理法人会のモーニングセミナー
櫻井よし子氏の講演に300人集う

浦安市倫理法人会MSの会場と櫻井よし子講師
 5月27日(月)浦安市の「シェラトングランデ東京ベイ」で午前6時から行われたモーニングセミナーは人気のあるジャーナリスト櫻井よし子氏(国家基本問題研究所理事長)を迎えて盛大に開催されました。
 櫻井氏の話を要約する。 アメリカのトランプ大統領が国技館に来た。私は握手を交わしたが、大統領は朝乃山に優勝杯を渡すとき令和ワンと言った。美しい言葉だある。平成時代は平和に暮らすことができたありがたい時代だった。昭和天皇が崩御して平成になったが、この年に天安門事件が起き、ベルリンの壁が崩壊、ソ連もなくなりロシアになった。この時湾岸戦争が始まった。この時、アメリカはクェートを助けるために日本に機雷除去に来てくださいと頼んだが、当時の海部内閣は日本は平和憲法があるから駄目だと断った。しかし、小沢氏はお金で支援しようと当時のお金で1兆3千億円を拠出した。この戦いでアメリカが勝った。クウェートは支援した国々の名前を明記した広告を出したが、日本の名前はなかった。今日本は中国に狙われ非常に危険な状態にある。閃岳諸島の海域に中国の軍艦四隻が毎日のように来ている。この事実を産経新聞は公平に報道したが、朝日は報道しない。トランプ氏は日本は自ら自分の国を守るべきだと言っている。シリアのアサド大統領はサリンを使い1500人の命を奪った。この時オバマ前大統領は「アメリカは世界の警察ではない」といい軍事介入はしないと言ったので中国は東シナ海に軍事基地を作った。ロシアもクリミア半島を占拠した。中国は日本の土地をどんどん買い占めている。中国は自分の国土は絶対売らない。中国はリニアを導入するため日本の技術者を高給で招聘した。今の日本国憲法では日本を守れないので改正すべきだ。国民投票法ができたので改正するチャンスだ。

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小深町の水路のふた問題に異なる民意
千葉市は対応に苦慮か
 稲毛区小深町の水路にふたがないことが危険だとして、地域住民から市にふたを求める声が上がっている。ことの発端は約7年前、千葉市がこの水路にポンプを設置した時だ。
 市が近隣住民にポンプ設置の説明をした際、住民からは悪臭や夏場の蚊の大量発生などを防止するため、ふたをするよう求めたと言っているが、これを条件にポンプ設置に同意したというものの、本紙の取材に対し、市は「記録に残っておらず、住民から申し出があったことは確認できない」としている。
 一方で、ある町内会関係者によれば「水路にふたを設置すると、窓際付近まで人の通行が可能になることから、家の中を覗き込まれかねず、ふたの設置には反対だとの住民の声があったからふたが設置されなかった」ともしている。
 ポンプ設置時に市にふたの設置を求めた住民によれば、「ふたの設置を求める声はあっても、反対する意見は聞いたことがない」としており、少なくとも現在はふたの設置を求める声で一致しているという。
 この水路にふたがないことについては、悪臭や蚊の発生以外の大きな問題も潜んでいることが浮上してきている。
 水路と道路との境目は、子供でも容易に乗り越えられる高さのガードレールで仕切られているだけであり、深さも約1メートルほどで誰でも簡単に水路内に入り込むことができる。
 子どもが転落する危険があるほか、道路下の見えない部分には水路に流入する放水口があり、ここには誰でも入り込める構造になっていて、事故を誘発する危険が潜んでいる。
 悪臭などより、危険な構造のままで放置されていることの方が大きな問題であると、別の住民は言う。
 市下水道維持課は、「ポンプ設置時の住民の要望は確認できないが、改めて住民からの要望があった以上、ふたの設置の検討を開始したい。地域との協議を開始する」としているが、快適な住環境と子どもたちの安全確保のために、市の一日も早い対応が待たれる。

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