130,000部発行
2019年1月11日
通巻第268号
年間郵送購読料3,000円
発行責任者/佐藤 正成
発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
想い出の人
連載シリーズ(15)
主張 今村敏昭
終活年賀状
随筆
きさってぃ
市民ガイド
今月の人
読者アンケート
読者の声
投稿はこちらへ
過去の記事検索
会社案内
購読申し込み
お問い合わせ
最新の千葉市のニュース・話題・オトクな情報満載の携帯サイトはこちらからどうぞ!
避難所宿泊体験
柏台小体育館で実施
柏台小の備蓄倉庫
「今後30年間に千葉市で震度6弱以上の揺れが発生する確率は85%」という政府地震調査会の発表に不安を感じている人が多いなか「一度、避難所を体験したほうがよいのでは?」という市民からの要望に、柏台小学校地区の避難所運営委員会(委員長・大久保覚氏)は去る12月14日、柏台小学校体育館で避難所宿泊体験を実施した。
地元消防団の有志や自治会の防災担当者、市の職員ら24名が参加し、まず、避難所開設にあたり体育館と防災備蓄倉庫の鍵の保管場所を共有。続いて備蓄品を確認。
そして今回、非常に重要となったのが蓄電設備の初運用だ。
太陽光の蓄電設備からの送電で、玄関とトイレ、体育館の約五分の一の電灯を一晩中点け、ほかにも電気ポットでの湯沸しや携帯電話数台の充電を行ったところ、翌朝には蓄電量が0%になったことから、災害時には電気の使用ルールを決めるなど制限を設ける必要があるとわかった。
就寝時、床にはブルーシートと体操用マットを敷き、各自用意した寝具や防寒着に身を包んだが、早朝、床付近の温度は2℃まで下がり、暖房器具なしでは過酷な状態に。
参加者からは「避難所で何日も過ごすのはとても厳しい。安全が確認できれば自宅に滞在するという選択肢も考えるべきではないか」「避難所に持ち込む物を普段から各家庭で準備しておくことが必要」などの意見が出た。
発起人の一人、地元消防団の守屋聡さんは「各自の防災対策の必要性を改めて強く感じた。自治体任せにせず避難所のあり方を自分たちで考えていかなければ」と語った。 【取材・真田はる代】
□住まいの救急社 (株)マイケン
□お肌の悩み 今こそ改善!
□新年の女子会・ママ会にお薦め
□口腔乾燥症(ドライマウス)
□建国記念の日を祝う千葉県民の集い
□楽しい和の文化の集い
□論壇 成田市 上田真弓
□「稲毛新聞」をお気に入りに登録する