130,000部発行
2018年12月7日
通巻第267号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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論壇 朝日新聞は大阪市とサンフランシスコ市に謝罪せよ
成田市 上田真弓
 11月4日の朝日新聞の社説を読んで驚いた。大阪市がサンフランシスコ市との姉妹都市関係を解消することを批判しているのだ。『大阪市の吉村洋文市長が先月、60年余りに及ぶ米サンフランシスコ市との姉妹都市を解消すると発表した。
 サンフランシスコ市は昨年11月、民間団体が建てた慰安婦像を市の所有とした。像の碑文には「旧日本軍によって性奴隷にされた数十万人の女性」「ほとんどが戦時中に捕らわれの身で亡くなった」との表現がある。
 吉村市長は「歴史的事実として確認されていない」と指摘し、関係解消の方針を示しつつ市有化の撤回を要求。期限とした9月末までに回答がなかったとして、解消を書簡で通告した』『異なる文化や価値観に触れ、相手を理解しようと努めつつ意見を交わす。それが国際交流だろう。
 自らの考えが受け入れられないからと自治体間の関係を断ち切ることは、交流の意義を否定する行為と言うしかない。改めて再考を求める』
 盗人たけだけしいとはこのことだ。厚顔無恥な説教にあきれ返る。今さら説明するまでもないが、慰安婦問題の嘘を世界に広めたのは朝日新聞だ。
 吉田清治という人の作り話を鵜呑みにして、日本軍が朝鮮人の若い女性たちを無理やり連れ去って慰安婦にしたという嘘を大きく報道して、日本と韓国の大問題になったのだ。
 その嘘に基づいて韓国内はもちろん、アメリカや他の国に住む韓国系住民が次々と慰安婦像を作っているのだ。
 朝日新聞は2014年8月5日・6日の記事「慰安婦問題を考える」で、日本軍が朝鮮人女性を強制連行して従軍慰安婦にしたとするそれまでの記事を撤回し、吉田清治氏の作り話に騙されたと言い訳した。しかしこの社説を読めば、まるで反省していないことが分かる。
 いったいいつまで嘘を広め続けるのか。
 家が貧しくて身売りされたり、生きていくために慰安婦になった女性は日本にも朝鮮にもたくさんいた。しかし朝日新聞は日本軍が無理やり朝鮮の女性を連れ去って慰安婦にしたと報じた。
 事実なら韓国の人たちが怒るのは当たり前だ。しかし朝日新聞は間違いでしたと取り消した。それが韓国はじめ世界には全然伝わっていない。相変わらず日本軍が朝鮮人女性を強制連行して慰安婦にしたという嘘を信じている。広まった嘘を打ち消す責任は朝日新聞にある。
 大阪市とサンフランシスコ市との友好関係を壊したのは朝日新聞だ。
 朝日新聞はサンフランシスコ市に嘘を広めた事実を説明し、大阪市とサンフランシスコ市に謝罪せよ。

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