130,000部発行
2018年9月7日
通巻第264号
年間郵送購読料3,000円
発行責任者/佐藤 正成
発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
星霜録
連載シリーズ(11)
主張 今村敏昭
随筆
短編小説
「きさってぃ」
市民ガイド
今月の人
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ソフトバンク2年縛り、新たな理不尽
無料期間後の解約に1か月分の請求
新たに携帯電話やスマートホンを契約したり、機種変更をする際、一定期間無料のオプションサービスの契約を勧められる場合が多い。ところがこのほど、ソフトバンクでは2年無料であるとの触れ込みに反し、少なくとも1か月分は有料になるシステムであることがわかった。
消費者庁も関心を示しており、全国的な調査に乗り出す可能性も出てきた。
千葉市内の男性の場合、2年前にソフトバンクの機種変更をした際、「フォトビジョン」と「体組成計専用プラン」という2年間無料のオプションサービスを勧められた。
今年になってソフトバンクから届いた案内には、「無料期間終了後は毎月の料金が発生する。無料期間中に解約すると契約解除料が発生するから、無料期間終了日の翌日以降に解約してください」と記載されており、本紙も確認した。
ところが、この男性がソフトバンクの指示に従って無料期間終了後に解約申し出をすると、「期間経過後の解約だから、1か月分の料金が発生する」として、料金の請求を受けた。
この男性の「期間内に解約すれば契約解除料が発生し、期間後に解約すれば料金が発生するのでは、2年間無料ではないのではないか」との照会に対し、「そのようなシステムになっております」の一点張りであり、しまいには「モンスタークレイマー」扱いされたという。その後もソフトバンクからは明確な説明はないという。
男性は、「額は小さいが、利用者をだますようなやり口は許せない」と憤っている。政府が携帯電話料金の4割引き下げを求める意向を示す中、大きな収益を上げ続ける携帯電話会社のありかたとしては、いささか考えさせられる。
利用者本位の、誤解の発生しない明快な仕組みに変えていく必要がある。
ソフトバンクからの納得のいく説明を待ちたい。
韓国の達城郡視察訪問記
日本人FAMツアーに参加して
韓日友好の象徴鹿洞書院
韓国ソウル特別市にあるコリアントラベル社が同国達城(タルソン)郡観光課の委託を受けて主催した日本のマスコミおよびエージェント(韓国旅行企画担当者)を対象とした外国(日本)人観光客拡大を目的とした視察のための招待招致事業に稲毛新聞記者として参加したので報告する。
達城郡は韓国の地図の中心より右ななめ下(韓国南東部)大邸(テグ)広域市をつくっており人口248万、ソウル(京城)と釜山を結ぶ第三の都市でどちらからもアクセスは良いところにある。
愛知県から名古屋を除いた部分が達城郡と言ったところか。大邸には成田から直行(エアープサン)便が出ている。
今回、達城郡内にある鹿洞書院(ノクトンソウオン)大見寺(テギョンサ)・沙門津(サムンジン)・花園東山(ファウォントンサン)・馬飛亭(マビジョン)壁画村・南平文(ナムピョンムン)氏本里世居地を巡った。
最初に廻った鹿洞書院には達城韓日友好館があり文録・慶長の役のおり日本軍として朝鮮に上陸・投降・帰化したと言われる沙也可、後の金忠善将軍が祭られている。
大見寺は花崗岩で出来た小高い山の上にあり眺めが良く、まわりが一望出来る素晴らしい場所である。韓国テレビドラマ「オクニヨ」(毎週日曜日夜NHKで放送中)の撮影場面の案内もでている。
ちなみに中国の唐と同盟をしていた新羅の時代唐の皇帝文宗が寺を建てるのに最適な場所を探していたところ国内になくこの地がそうだと言うことになりこの寺名が付いたそうだ。
沙門津は1900年(明治33年)3月26日米国人宣教師によって韓国初のピアノが輸入された地でそれを記念して大きな石のピアノが道沿いに置いてある。
洛東江(ナクトンガン)と琴湖江(クモホガン)が流れ込むところにあり水運の中心的な場所で、洒幕村と言う名の食事所がある。ここより遊覧船で洛東江をめぐったが観光客に喜ばれそうだなと思った。
花園東山は沙門津より少し北の河沿いの場所でここにある展望台の上から見える湿地帯は南アメリカ大陸のような形状をしており、自然豊かなスポットになっている。
ここもテレビドラマ「大丈夫、愛だ」の撮影地となったそうだ。
馬飛亭壁画村は韓国70年代の農村風景が塀に再現されており農村体験館でカルメラ、におい袋などが造れる。
南平文氏本里世居地は18世紀初め南平氏一族が入村し築いた伝統民族村、ここもロケ地となったそうだ。
道東書院は樹齢400〜450年の銀杏の大木が書院前にあり住んでいる千光鎬氏の説明がついた。
最後に感想だが、日本人観光客拡大をねらうなら大邸市には観光ガイドブック「大邸大好き」と言う日本語で書かれた案内地図があるのに、達城郡にはない。
大邸市より立派でわかりやすい地図が出来ているのだから日本字版を早くつくることだ。
そうすれば魅力ある観光地として日本人をよべると思えた。 同行したJTB・ジャルパックの人などトラベル関係者がどのような商品化を考えたのか楽しみだ。
現地でコリアントラベル社の大成直子氏、タルソン郡観光課主務官で若い好青年の金兌R氏には大変お世話になったので感謝したい。
【取材・川村 文彦】
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