130,000部発行
2018年8月10日
通巻第263号
年間郵送購読料3,000円
発行責任者/佐藤 正成
発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
星霜録
連載シリーズ(10)
主張 入野守男
随筆
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今月の人
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星霜録
稲毛新聞が発行できなくなる重大事件が起こった。7月28日午前11時ころ稲毛新聞8月号の編集作業を進めていたところ、突然パソコンが動かなくなってしまった。再起動を何回かけても作動しない▼仕方なく、修理屋さんに連絡し、デスクトップを持参し500円で診断してみたところ、ハードデスクが破損しているという。そこで本体からハードデスクを取出し、外付けで用意してあった同型のパソコンに接続してみたが作動しない。頭が真っ白になった▼また修理屋さん駆け込んだところ今度は、データを抽出して必要なものを取り出してみるということになった。ところがこの抽出作業に丸一日要した。それでももっとも重要な9割方完成していた稲毛新聞8月号のデータは出てこない。困り果てた挙句最終的にはもう一度最初から作り直すしか解決策はないと判断した▼印刷工場にデータを送る時間がない。発行の延期を印刷工場や配達員関係者にその旨伝えるとともに、パソコンに様々なソフトを入力して、改めて8月1日に稲毛新聞8月号の編集に取り掛かった▼一時はどうなってしまうんだろうと悩んだが、失われたデータは再度作り直すしかない。睡眠もろくにとらず、努力した。パソコンはとても便利な機械だが故障したら人間が死んだと同じだ。何とか努力して一週間遅れで稲毛新聞を発行できた。(正)
痛みシリーズ(10) 間違いだらけの痛み対策
都賀治療院 院長 藤 代 博
藤代 博先生
人生で痛みを経験したことのないひとは先ずいないと思います。痛みは全身いたるところの病的部分とその関連部位に発生する可能性があります。内臓疾患による痛みももちろんありますが、ここでは専門が違いますので、取扱いません。そして運動器系疾患による痛み対策に特化して話します。その理由は、多くの患者さんがその対応を間違っているために、治らないという現実があります。運動器系疾患には中高年に多く発症するロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)と言われる腰や下肢、膝、首、肩、上肢などの疾患があります。中でも、特に多発する腰痛、坐骨神経痛、膝関節の痛みで悩んでいる方は気の毒です。なぜなら、9割の患者さんは、それらの痛みに対する治療と対策が間違っているために、治りが無駄に長引いたり、悪化したりしています。しかも、医療機関やリハビリ専門の介護施設などでも痛みの真の意味が解っていないため、治療方針や生活指導が不適切になっていて所定の効果が出ない場合が多々見受けられます。適切な指導がなされないため、患者さんは自分で判断し、真面目で努力家ほど必死で筋トレをして傷を深くしています。そのほとんどの人は次第に悪化して行き、とうとう寝た切りの運命をたどることになるのです。良かれと思って、努力したひとほど、悪化するという全く皮肉な結果になっています。老人になると安静にしていると筋力が落ちて、寝たきりになりはしないか、という不安がとてつもなく大きいので、痛みを我慢して動いてしまうのです。これは日本中の運動器系の痛み患者さんに共通の心理状態だと思われます。残念ながら、痛みの本当の意味が分からないために起こっている皮肉な現象なのです。本人の苦痛もさることながら、看病する家族の負担や、医療費・介護費の無駄遣いなど個人と国にとって良いことは一つもありません。その痛みに対する共通の間違った考え方とは以下の通りです。
1 痛みが出た原因は筋肉が弱っているのだから、少しは痛みを我慢して運動した方がよ いのでは?
2 痛いからと動かさないでいると関節が固まったままになるから、多少の痛みは我慢して、少しずつ動かして可動範囲を拡げないといけないのでは?
3 腰痛や膝の痛みなどで安静にしていると、特に年寄りはそのまま寝た切りになりはしないか?
長く患っている痛みの患者さんは、こういう理由から、痛みを我慢して動かし続けている結果、治らないで無駄に苦しんでいる人が殆どなのです。
さてここで、本テーマである「痛みの意味」を考えて見ましょう。誰しも痛みは不快で辛いものですから、そんなものない方がいいに決まっています。しかし、もし痛みを感じる機能が備わっていなければ、死ぬまで異常が分かりません。痛みは生体にとって危険を知らせる信号ですから本来有難い味方なのです。痛みは火災報知器のように大火事に至る前に危険を知らせる役割を担っています。つまり最終的には命を守るために全身に張り巡らされた、知覚神経のネットワークなのです。先天性無痛覚症という病気がありますが、これは生まれつき骨折や怪我などをしても全く痛みを感じない病気です。この病気の人たちは20歳以上生きた人はいないということです。このように実際、痛みの感覚がなければ、最後は命を守れないということです。
つまり、痛みを体からのメッセージとして翻訳すると『ご主人様、その動作や姿勢は傷口を刺激していますから、炎症と痛みが治りまりません。だからやらないで下さい。そして痛みを出さないように暮らしていれば最短期間で治りますよ』と身体が教えてくれているのです。私が痛むことをしなければ最短時間で治るという原理に気付いたのは、うちの飼い犬のゲンが怪我をして足を引いていた時でした。右の前足がパンパンに腫れていて、その足を完全に持ち上げて3本足で歩いていましたが、治るに従って少しずつ悪い方の足を引きながら使うようになり、完全に治った時点で普通に歩いていました。この時足の引き具合(体重の掛け具合)の判断基準はどうしているのかと興味を持ち、観察した結果、たどり着いた答えは、悪い方への体重の掛け具合は、痛みの有無だったのです。 (以下次号に続く)
主張 我国を亡ぼす勢力とは
稲毛新聞論説委員 入野 守男
日本国を破壊する勢力は三つある。
一番目は日露戦争で日本に負けたロシアが衰退し、革命によって共産党ソビエト連邦が1917年3月成立した。
実権を握ったレーニンは軍事力、経済力がロシアの10分の1の小さな国日本に負けた原因を分析した結果、物量で優っていたが精神力で負けたと解析した。精神力の中心にあるのが2600年以上連綿と続いている天皇制にあると結論した。
レーニンは天皇制廃止のため日本共産党の設立を日本に向かって発した。それを受け日本共産党が1922年7月15日山川均らによって創立され、コミンテルン第4回大会で日本支部となった。その目的は暴力をもって革命を成功させ共産主義国家の設立である。
天皇制反対と資本主義経済反対で、これら共産主義イデオロギーに染まった日本人である。
二つ目が日本経済の成長を阻止する国際社会の国際連合とアメリカである。国際連合はあくまでもユナイテッドネイションズで、国際の言葉はなく、連合国である。
だから日本国を敵国とする敵国条項が存在する。しかも年会費を経済力が三倍も大きいアメリカとほぼ同額支払うのである。
第二次世界大戦で完膚なきまで叩き潰した日本国が30年足らずで世界一の金融大国、債権大国、世界一の金持ちの国になったのが許せず、米国と国連は日本国債を最低に格付けし財政再建の増税を命じた。それを実行しているのが政治家であり、マスコミである。これらの勢力である。
三番目が在日の政治家とマスコミである。
例えば小沢一郎は韓国で大学生に神武天皇は朝鮮半島からきたのであり、皇室の起源は朝鮮にあると主張した。
これを聞いた学生は歓声を上げて喜んだ。
小沢の考えの原点は江上波夫東大教授が唱えた騎馬民族日本征服説にある。この説は完璧に否定されている。江上に対し、古事記や日本書紀に馬に乗った権力者が出てこないのは何故かと聞くと、「え!馬の話が出てこない?うーんそれは困った」と口を閉ざした。
小沢は、日本人は自分で勉強し、判断し、決断し、自分で責任を負う自立心なしと戦後の日本人を批評する。その通りかもしれない。
朝鮮を1910年併合して日本は毎年国家予算の10%をインフラ投資、公共工事に突っ込み僅か35年間に朝鮮の経済を4倍に拡大した。結果人口は倍になり、寿命も倍になり、所得も倍にした。
これを植民地にしたと言い張る朝鮮人に反論しない政治家、マスコミ、大学教授は日本人ではない。しかも1980年代中ごろから、日本経済の成長はストップし、おまけに公共工事は悪者にされ予算も半分になり、あげく3分の1まで減らした政治家、マスコミ、大学教授は在日と言わざるをして何と言うのか。
市民ガイド
千葉県立美術館
夏のアートコレクション(収蔵作品展)「明治150年記念近代洋画の先駆者−浅井忠と周辺の作家たち−」浅井がフランスのグレー村を訪問していた時期に着目し、浅井の作品と関係資料を中心に交流のあった周辺の画家、建築家、文学者の作品や資料を紹介します。展覧会は「グレーでの活動」「冬のバルビゾン」「陶芸家の「ブエとの別れ」など8つの区分で構成されています。冬の日に暖炉の側で描いた油彩による人物画、句会の記録をまとめた句集「寒月・水仙」隣村の工房で絵付けした陶器の「絵皿」友人に宛てた絵葉書なども併せてご鑑賞ください「日本赤十字社所蔵美術展」日本赤十字社の美術コレクションから絵画や工芸の優品を展示し、赤十字活動の理念である「人道」への作家の想いに触れていただくとともに70周年を迎える千葉県赤十字社奉仕団の活動を併せて紹介します。▼期間7月14日〜9月24日(月・祝)*開館時間9時〜16時30分▼入場料・一般200円、高校大学生150円、65歳以上、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方及び介助者1名は無料▼問い合せ・Tel043-242-8311
プリキュアドリームステージ♪
ドリームステージだけのオリジナルストーリーとライブが楽しめる!ダンスレクチャー中は写真がとれる!▼9月1日14時開演★会場・千葉文化会館大ホール☆入場料S席当日3,000円(前売2,700円)A席当日2,500円(前売2,200円)B席当日2,000円(前売1,700円)問い合せ・Tel044-930-1551
長沼コミニュティセンター
<長沼ジャズコンサート2018秋>▼日時・9月15日(土)14:00〜16:00(開場13:45)▼内容・社会人アマチュアバンド「スイングジャズオーケストラ」によるジャズコンサート♪大人の色気漂う演奏を、ゆっくりとお楽しみ下さい!▼対象・小学生〜大人*定員174名(先着順)入場料・無料▼会場・長沼コミュニティセンター多目的室(千葉市稲毛区長沼町461-8 Tel043-257-6731)
フォークギターワークショップ
「始めるきっかけがほしい人」「途中で挫折した人」90分練習して1曲弾いてみましょう!!▼日時8月11日(土・祝)13:00~14:30▼会場・青葉の森公園芸術文化ホール練習室*定員15人(先着順)見学自由*参加費無料♪課題曲「なごり雪」「翼をください」*ギターをお持ちの方はなるべくご持参ください▼問い合せ・電話043-266-3511
ギヤラリー古島
9月6日まで夏期休廊させていただきます。9月からまたよろしくお願い申し上げます★ギャラリー古島 Tel043-243-3313 Fax 043-241-3041(JR西千葉駅西友側徒歩2分)
多田屋稲毛店8月のお話会
8月のお話会(読み聞かせ会)はお盆とかさなりますのでおやすみします。☆書籍、雑誌のご用命は多田屋稲毛店へ。ご自分で検索出来るタブレット設置しました。*Tポイントカードがご利用になれます。
お問い合わせ電話043-253-8145
今月の人
千葉市病院局職員労働組合中央執行委員長
看護師 牛嶋 稔博さん (60歳)
「地域医療」のための組合活動に尽力
千葉出身の牛嶋稔博さんが千葉市立病院に入ってからは、オペ室(手術室)勤務が日常だ。
午前中だけで5件以上の手術に係わることもあれば、大手術で丸一日が過ぎることもあるという。
ところで、病院職員というと、医師と看護師、受付の人はすぐに思いつくが、実際には様々な職種の人が働いている。放射線技師、臨床検査技師やその他のコメディカルを受け持つ人、薬剤師が常駐することもある。事務方でもレセプト専門職があれば、機材管理や建物の維持管理もあり、入院病棟では食事や介助関係の仕事があったりと、実に多彩だ。そんな人々の働く環境を守ることは、直接医療の質の確保につながる大切なことだと、牛嶋さんは言う。病院は失敗やミスが許されない厳しい職場であるが、医師や看護師にとどまらず、すべての職員が提供するサービスの質の確保こそが重要であり、最高の医療サービスの提供のためには、医師を含めた全職員の働きやすい環境の確保は必須だという。病院経営の立場からの観点と、現場からの観点の双方の問題点の解決こそが求められているとも言う。良質の医療の確保は、マンパワーの充実が絶対条件である。青葉病院は近年新築されたが、海浜病院の老朽化は著しい。建て替えの問題に端を発した両市立病院の統合問題もこれから検討されることになった。ある診療科が廃止されるだけでも近隣住民には深刻な問題が発生するのだから、大きな病院の移転は地域医療にそれだけ多大な影響を与える。赤字だからと不採算診療科を簡単に廃止するわけにはいかないが、その診療科の維持は民間病院にはできない。そこは公立病院が担うべきところだ。だからといって、病院会計の赤字をそのままにしていいわけでもないから、市当局も労組も頭を悩ませる。赤字幅をどれだけ小さくするかに限らず、制度に習熟した専門性の高い事務職員を配置すれば現行体制のままでも病院の収入増を実現できるが、そのためには人事異動により数年で市役所に戻ることのない専門体制の構築も必要だという。
牛嶋さんは、一時職場を離れ組合専従となって労働組合活動に専念した時期があるが、現場主義であることは一貫しているという。年に一度の組合行事に牛嶋さんは執行委員長でありながら、緊急手術に対応するため欠席したことがある。市民の命を守るためには労組の年一度の大事な会合もドタキャンできる心意気がうれしい。医療の現場を最優先する心意気を持つ者が、私たちが命をゆだねるかもしれない病院の、労組のトップであることは心強い。社会的に求められている倫理規範、道徳規範が遵守されているからだ。牛嶋さんはこの春定年を迎えたが、引き続き勤務を続けている。
職員の働く環境を守ることを通して市民に良質な医療サービスを提供できる環境を保つ活動が今後も引き継がれることを信じる。来るべき大災害に基幹病院として対応できるよう十分備えるため、いざ私たち自身が医療を受けるそのときのため、市当局だけではなく、議会や現場を代表する病院労組との意見交換を続けていかなければならないだろう。【取材・今村敏昭】
随筆 天国から応援してあげてね
吉成 庸子さん
七月生まれのせいだろうか?私は夏が大好き。でも今年の夏の暑さにはちょっとげんなりしている。ほんとに暑かった。
丁度今から一年位前のことだ。古い友人が「沖縄出身の歌手なんだけど、なかなか目が出なくて。応援してやってくれないかなあ」と可愛い女の子を連れてきた。小柄なその女の子は十代にみえた。だが友人の説明によると、沖縄から東京へ出てきて十一年になるという。路上ライブ等して歌の勉強に励んでいるとも聞いた。CDは一枚出していて、作詞作曲は自分でしてるそうだ。一曲歌ってもらった。のびのある声で特に高音が美しい。
思ったよりずっと上手だという事もあるが話しているうちにその素直な性格にひかれた。なんとかしてあげたいと考える。そこで私の店や関係先で何度か唱ってもらった。評判は上々だった。そして所属先も決まり、十月メジャーデビューとなったのだった。これは私の回りの人達が彼女を応援して上げようと力を出して下さったからだった。そしてなんとそんな方々と本人の強い希望もあり、芸名は「吉成ゆい」と決まってしまった。少し困ったり、照れくさかったりしたが段々力になっておげなきゃという気持ちが強くなった。だから私は現在ゆいちゃんの応援に一生懸命だ。十月デビューの新曲はビギンの島袋先生が作って下さるという。きっと素晴らしい曲が出来上がってくるだろうと今から楽しみだ。長かった髪を、所属会社の女性の副社長さんのご意見でバッサリ切った。なるほど、すごくあかぬけた感じ。やはりプロの方の目はスゴイなと心から感心している。会長さん、社長さんもとてもステキな方々だ。素晴らしい方々に支えられて、ゆいちゃんは幸せだなあと思う。これもゆいちゃんの歌の力量もあるが、性格の良さが作用しているに違いない。最近もっぱら「ゆいちゃんて、ヨーコさんのかくし子?」と聞かれる事が多い。私は「ウウーン。実は儀ちゃんのかくし子なのよ」と冗談を言う。すると「あるかもねえ…」という真剣なお答えが返ってくる。わかる気がしている私だ。真面目一方に見えてた儀ちゃんだけど、あれで中々若い頃は女の人とのおつきあいは、色々あったみたい。勿論、私と一緒になってからはそんな気配もなかった。本人は「俺ほど女性づきあいの無い男は珍しいんだよ」なんて言っていた。
私は「何言ってんのよ、私の店に何人の女性連れて来たかしら」と言ってやる。だってホントだもの。 儀ちゃんは「あれは一生の不覚だったなあ。あんたと結婚するようになるなんて、夢にも思ってなかった。もんなあ」と言ってたけど「私はお父さんと結婚したこと一生の不覚だと思ってんだ」と言い返していたものだ。
「俺にかくし子がいる訳ないじゃないかー」儀ちゃん今頃天国で怒ってるかもしれないな。でもさ、死んでからも艶っぽい話がでるなんて、けっこう幸せだと思うなぁ。皆さんが思い出してくださるってことだものねえ。「儀ちゃん、怒っても怒鳴っても平気だよ。だって今は直接届かないもの…」。それが少しさみしいけどね。 吉成ゆいちゃん、頑張ってスターになって頂戴。儀ちゃんも天国からきっと応援してると思うよ。。
□住まいの救急車
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□口の中の癌について
□千葉明徳中学校の親子天体観望会
□夏のオープンキャンパス
□公開講座「千葉県史講座」
□NNNドキュメント「南京事件Uについて」
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