130,000部発行
2018年4月6日
通巻第259号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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毘沙門堂に固定資産税の課税漏れか?
反対する会、住民監査請求の構え

裁判の結果を待たずに営業ししている毘沙門堂
裁判も許可取り消し訴訟へ変更
 宗教法人毘沙門堂が稲毛東に建設した納骨堂「毘沙門堂稲毛陵苑」の敷地を取得し、地目が宗教用の「境内地」に変更されるまでの間の「宅地」だったときの固定資産税を課税されていなかった疑いが浮上した。
市当局は問い合わせに対し、うつむいたまま回答ができないままであったことから、未納なのではなく課税漏れである可能性は高い。 適正課税と納付の原則が守られていないとすれば、熊谷市長の「脱・財政危機宣言の解除」に反する重大問題に発展することになる。
【取材・武田弥太郎】

「境内地」への変更は昨年11月21日
 登記簿の記載によれば、毘沙門堂が取得した二筆の土地のうち、一つは平成26年3月13日に取得し、もう一つは平成27年10月15日に取得していることがわかり、二つの土地が宗教用の「境内地」に変更されるまでの間は「宅地」であったことも明らかである。
 少なくとも取得した翌年分から平成29年分までは固定資産税が課税されるはずであるものの、市は課税の有無を回答しない。固定資産税の額や納付の状況は開示されるべきではないが、適正に課税されているかどうかは守秘義務の対象ではないのだから、課税の有無は当然回答できるはずである。課税額の計算によっては課税漏れ額は数百万円に上ることも考えられる以上、看過できないはずである。
 広い方の土地は1322平方メートルあり、直前の所有者は株式会社博全社であったこともわかった。
 課税に関することであっても、公開されうる最低限の情報は開示されてしかるべきである。
 「毘沙門堂の納骨堂建設に反対する会」によれば、一連の毘沙門堂問題のうち、この固定資産税課税漏れに関する問い合わせに対する市の対応は特に歯切れが悪いとのことであり、一層不信感が募るばかりだ。
 課税漏れの疑いは納骨堂許可とは別次元の問題であり、放置できないから、適正課税を求めて近く監査請求を行うことを検討している。
 不透明な納骨堂許可にとどまらず、税制面での問題は、一層はっきりさせる必要がある。
 是非、監査請求の動きを見守りたい。

 原告適格を広く 解釈する可能性
 反対する会が納骨堂許可の不誠実さを訴えた裁判の終結を待たず、千葉市が抜き打ちで営業許可を出したが、原告の住民側は訴えを「許可の取り消し」を求める裁判に変更した。
 裁判所は住民らの原告適格(裁判を起こす資格)を広く解釈する可能性を示唆しており、抜き打ち許可が裁判所の心証に影響を与えたかたちとなった可能性が出てきた。
 納骨堂事業の当事者ではない住民が納骨堂経営許可の取消訴訟を起こすには、納骨堂事業により、住民に騒音や悪臭、排水汚染、車両の通行による粉塵の増加などの具体的被害がが発生することが見込まれ、それらが社会通念上、我慢の限界を超えていることが必要となる。原告側は現に発生している問題を含め予想される被害を根拠を示して立証しているが、被告の市はこれを認めず、全面的に争う構えだ。
 次回期日は5月8日午前10時と定められた。裁判所の判断が待たれる。

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千葉市の人事異動
 3月末、千葉市の人事異動の発表がありました。
 副市長に神谷俊一氏が就任されたほか、総務局長は山田啓志氏、総合政策局長に大西公一郎氏、保健福祉局長小早川雄司氏、こども未来局長は山元隆司氏、環境局長は米満実氏がそれぞれ就任した。主な人事は以下の通り。
【特別職】
○副市長・建設局長事務取扱神谷俊一(副市長)
【局長級】
○総務局長・山田啓志(こども未来局長)○総合政策局長・大西公一郎(総務局次長)○保健福祉局長・小早川雄司(都市局次長)
○保健福祉局次長・山口淳一(保健福祉局医監・保健所長事務取扱)○こども未来局長・山元隆司(総務局総務部長)○環境局長・米満実(財政局財政部長)
○都市局次長・峯村政道(総務局市長公室長)○病院局へ出向・病院局次長・初芝勤(保健福祉局次長)
○会計管理者・原誠司(選挙管理委員会事務局長)
【部長級】
○総務局市長公室長・折原亮(総務局市長公室秘書課長)○総務局危機管理監・松島隆一(市民局市民自治推進部広報広聴課長)○総務局総務部長・大野和(教育総務部長)○総合政策局オリンピック・パラリンピック推進部長・安藤文隆(市民局生活文化スポーツ部長)○財政局財政部長・橋本欣哉(財政局資産経営部資産経営課長)○財政局税務部長・深山秀文(議会事務局次長)○市民局生活文化スポーツ部長・那須一恵(都市局都市部都心整備課長)○経済農政局農政部長・加瀬秀行(経済農政局農政部農地活用担当部長・農業委員会事務局長併任)○建設局下水道管理部長・水道局次長併任・岡本啓史(建設局下水道管理部下水道経営課長)○花見川区長・大崎賢一(生涯学習部長)稲毛区長・宮尾孝(稲毛区副区長・稲毛区役所地域振興課長事務取扱)○美浜区長・植草栄司(経済農政局農政部長)○教育委員会事務部局へ出向・教育総務部長・布施俊幸(美浜区長)○選挙管理委員会事務局へ出向・選挙管理委員会事務局長・石野隆史(建設局建設総務課長)
【行政委員会等】
○経済農政局農政部農地活用担当部長・農業委員会事務局長併任・松浦良恵(人事委員会事務局長)○教育委員会事務部局へ出向・生涯学習部長・潮見尚宏(監査委員事務局長)○人事委員会事務局長・人事委員会事務局次長事務取扱・若菜寧(人事委員会事務局次長)○監査委員事務局長・久我千晶(監査委員事務局行政監査課長)○議会事務局次長・湊信幸(議会事務局議事課長)  (以下省略)

副市長
神谷俊一氏

総務局長
山田啓志氏

総合政策局長
大西公一郎氏

保健福祉局長
小早川雄司氏

こども未来局長
山元隆司氏

環境局長
米満実氏

都市局次長
峯村政道氏

病院局次長
初芝勤氏

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2018年 春の全国交通安全運動 
期間=4月6日(金)〜4月15日(日)〜 よくみて ちいさなきみの おおきなて 〜
平成30年「春の全国交通安全運動」実施要綱
 入学シーズンを迎え、子供の交通事故の増加が懸念されます。また、依然として高齢者が関係する死亡事故の割合が高く、中でも歩行中の事故が多く発生しています。そこで、入園・入学して間もない園児・児童などに交通社会の一員としての自覚と基本的なルール・マナーを身に付けさせるとともに、高齢者に対する保護・誘導活動を推進するなど、県民一人一人が交通ルールの遵守と交通マナーを実践することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的に実施します。

千葉県の交通安全運動の重点目標
4月10日(月)は交通事故死ゼロの日
 1、子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止
 子供とその保護者及び高齢者の交通安全意識の高揚を図ると共に、運転者・職場・家庭・地域ぐるみで子供や高齢者に対する保護意識の醸成を図る。
 2、自転車の安全利用の推進
 自転車の交通安全意識の高揚を図り、交通ルールの遵守と交通マナーの向上を促進することにより、自転車乗用中の交通事故防止と自転車利用者による危機・迷惑行為の防止を図る。
 3、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
 自動車乗車中における交通事故発生時の被害防止・軽減を図るため、シートベルトとチャイルドシートの正しい着用に係る積極的な啓蒙活動を展開する。
 4、飲酒運転の根絶 
 運転者をはじめ広く県民に対し、飲酒運転の悪質性・危険性、飲酒運転に起因する交通事故の悲惨さを訴えて、「飲酒運転は絶対しない、させない」という規範意識の確立を図ると共に、地域、職場、家庭、飲食店等、県民ぐるみで飲酒運転の根絶を目指します。
 自転車に乗る前の注意
(1)自転車保険に入ろう
(2)点検整備をしよう
(3)反射器材をつけよう
(4)ヘルメットをかぶろう
(5)飲酒運転はやめよう
 自転車に乗る時の注意
(1)道の左側を走ろう
(2)歩いている人を優先
(3)ながら運転はやめよう
(4)交差点では安全確認
(5)夕方からライトをつける
○シートベルトとチャイルドシートの着用の必要性・効果に関する正しい理解の促進。
○シートベルトの高さや緩みの調整、チャイルドシート本体の確実な取付け方法及びハーネス(肩ベルト)の締付け等、正しい使用方法の周知徹底。
 飲酒運転の根絶
 運転者をはじめ広く県民に対し、飲酒運転の悪質性・危険性、交通事故の悲惨さを訴えて、「飲酒運転は絶対しない、させない、許さない」という規範意識の確立を図るとともに、地域、職場、家庭、飲食店等、県民総ぐるみで飲酒運転の根絶を目指します。
○交通事故被害者等の声を反映した啓発活動等を通じ、飲酒運転を絶対に許さない環境づくりの促進。
○飲食店等における運転者への酒類提供禁止の徹底及びハンドルキーパー運動の促進。
○飲酒運転の悪質性・危険性を理解させるなど、自転車を含めた飲酒運転行為を是正させるための運転者教育の推進。
※ 自転車も車両です!飲酒運転は絶対にやめましょう!

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