150,000部発行
2017年5月5日
通巻第248号
年間郵送購読料3,000円
発行責任者/佐藤 正成
発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
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論壇 成田市 上田 真弓
日中友好は南京大虐殺の嘘をなくすことから
アパホテルに南京大虐殺を否定する内容が書かれている本が置かれていることに中国が抗議し、2月5日には中国人が東京で中日友好と書かれたプラカードを掲げてデモを行なった。しかし、日中友好を妨げているのは南京大虐殺30万人の嘘で反日感情を煽っている中国共産党の方だ。当時の人口20万人の南京で住民30万人も殺すのは不可能だし、同行していた多くの新聞記者やカメラマンもそんな事実は伝えていない。
30万人とは広島・長崎の原爆と東京大空襲で死んだ人を合わせた数だ。あっちで日本軍が中国人を殺しているのを見た、などという程度の話ではない。30万人の死体をいったい誰が片付けたのか。事実なら多くの日本人記者と外国の記者も写真と共に伝えたはずで、戦闘に参加した数多くの日本軍兵士が戦後もずっと黙っているはずがない。日中友好のためには、こんな嘘をなくすことが何より大事だ。
これを機にアパホテルに置いてある本を、ぜひ多くの人に読んでほしいと思う。宿泊しなくても、アパホテルのフロントで買うことができる。
そもそも南京大虐殺の嘘を広めたのは、朝日新聞の記事だ。
1971年、朝日新聞の本多勝一記者が、日本とも国交がなく世界との交流を断っていた中国に「戦争中に日本軍が中国で行なった残虐行為を取材させてください」と入国を申請し、半年後に特別に入国を許可されて書いた記事が朝日新聞に連載された「中国の旅」だ。
当時の中国は文化大革命を推進中で、二千万人近くが死んだとみられているが、外の人たちには中国で何が起きているのか分からなかった。
そんな中国にわざわざ「日本軍の残虐行為を取材させてください」と出かけて行ったら、どんなでたらめを吹き込まれるか今なら容易に想像できる。
本多勝一記者は中国共産党が準備した場所に連れていかれ、中国共産党が用意した人の話を一方的に聞かされ、それをそのまま朝日新聞に連載した。それが「南京大虐殺」だ。
この記事は本になって出版されて多くの人が読むことになったが、とても信じられない話ばかりだ。信憑性を疑われた本多勝一記者は「証言者の話をそのまま書いただけだ」と言って逃げた。
朝日新聞は1937年の南京攻撃の時には報じなかった大虐殺を、なぜ1971年になって突然報じたのか。当時の首都南京の攻防戦に朝日新聞は多くの記者を送り込んだが、残虐行為など報じなかった。戦後も朝日新聞の記者は誰もそんな証言をしていない。なぜ1971年になって南京大虐殺の話を広めたのか、朝日新聞は説明する責任がある。
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