150,000部発行
2017年4月7日
通巻第247号
年間郵送購読料3,000円
稲毛新聞
 発行責任者/佐藤 正成  発行/(有)稲毛新聞社 〒263-0043千葉市稲毛区小仲台2-5-2 TEL043-256-4414(代)FAX043-256-4494
HOME Top News 連載・特集 地域一般 芸能・スポーツ 耳より情報 地域新着情報 読者の広場 インフォメーション おすすめリンク
連載・特集へ
 星霜録
 連載シリーズ(17)
 主張 今村敏昭
 今月の運勢
 市民ガイド
 今月の人
 随筆
 セイギくん
読者の広場へ
 読者アンケート
 読者の声
 投稿はこちらへ
 過去の記事検索
Informationへ
 会社案内
 購読申し込み
 お問い合わせ
最新の千葉市のニュース・話題・オトクな情報満載の携帯サイトはこちらからどうぞ!

熊谷市政の2期8年を検証する
破綻寸前の財政危機を乗り越えた功績

熊谷俊人市長
 平成21年6月に、全国最年少の31歳の若さで千葉市長に当選した熊谷市長。今年、39歳となった。今回は熊谷市長の2期8年間の市政運営を検証するとともに、千葉市政の方向性について、いろいろな話を聞いてみた。
 熊谷俊人氏が市長に就任早々ぶち上げたのは脱・財政危機$骭セだった。左のグラフ図の通り、当時の千葉市は将来負担比率が306・4%で政令市でワースト一位で破綻寸前だった。これを自らの報酬や職員の給与もカットし身を切る改革を行い大幅に改善し、現在は京都、広島を抜き18位に回復させた実績は大いに評価される。その他、待機児童の解消、医療・介護の充実やレッドブル・エアレースの誘致など、幕張新都心の国際都市としてのイメージを高めた。 【聞き手・佐藤 正成】

身を切る改革と財政再建
 Q・8年前、熊谷市長就任時は、市の財政状況が厳しく、脱・財政危機≠宣言されて取り組まれたと記憶していますが。
 熊谷市長・非常に危機的な状況でした。国が定めた将来負担比率という財政指標がありまして、21年当時、千葉市は306・4%。これは、簡単にいうと年収の3倍以上借金があるということで、全国の政令市の中で断トツのワースト1位でした。そこで、予算を全面的に見直しました。
 Q・市長の給料もカットしたとか。
 熊谷市長・まずは自らの身を切る改革をするため、月額給与の2割、期末手当の5割、退職手当も5割カットしました。2期8年間で8千万円以上カットしたことになります。また、副市長以下、市職員の給与もカットしました。職員や家族には申し訳ない気持ちですが、市役所一丸となって財政再建に取り組んできた8年と言えます。
 Q・今の財政状況はどうなっているのですか。
 熊谷市長・先ほど述べました将来負担比率は、27年度決算で208・7%にまで改善することができ、京都市や広島市を抜いて、政令市ワースト1位を脱却することができました。また、市債残高という市の借金も21年度に比べて605億円減らすことができ、財政健全化への道筋が見えてきました。

 高齢者に冷たい?
 Q・市長は、高齢者予算をカットし、お年寄りに冷たいと言われているようですが。
 熊谷市長・私の年齢が若いということもあって、そういうイメージを持たれてしまうのですが、高齢者予算は就任した平成21年度の156億円に比べ平成29年度では228億円と72億円も増えています。確かに77歳などの節目に給付していた敬老祝金事業(年1・6億円)を見直しするなどしましたが、そのお金で高齢者が本当に必要とする医療や介護を充実させてきました。
 Q・たとえばどんなところに力を入れてこられましたか?
 熊谷市長・高齢者が肺炎球菌ワクチンを3千円で接種できる事業を作ったり、認知症医療専門の相談センターを千葉大附属病院に整備しました。救急車のたらい回しが無いよう、市立青葉病院に救急棟を整備して、救急受入れ件数を増やしています。また、介護予防やケアプランなど、高齢者の身近な相談窓口である「あんしんケアセンター」を就任時は12か所だったのを今年度で30か所に増やします。確かにお金を貰えるのは誰でも嬉しいものです。しかし、困った時に安心して医療や介護を受けられる体制を作っておくことが私たちの役目だと思います。

 犬猫の殺処分大幅減
 Q・面白いところでは犬猫の殺処分数が減ったそうですね。
 熊谷市長・はい、動物保護指導センターでは以前は年に千匹以上殺処分をしていたのですが、ボランティアの皆さんとともに譲渡先を探し、今では百匹以下となりました。命を大事にする行政を心がけています。

 今後のビジョン
 Q・これから何を重視しますか。
 熊谷市長・まずは医療と福祉です。超高齢社会が進んでも、安心して長生きできる千葉市に向け、具体的には「在宅医療・介護連携支援センター(仮称)」を設置するなど、住み慣れた場所で医療と介護を受けられる環境を作ります。また、健康寿命を伸ばすには生きがいが大事です。元気な高齢者の皆様の知恵とエネルギーを必要としている場所はたくさんあります。仕事、ボランティア、そうした情報を一つにまとめてご紹介する「生涯現役応援センター」を今年度に設置します。

 防災対策について
 Q・防災対策は進んでいますか。
 熊谷市長・大災害時に避難所を地域住民が主体的に運営できるように、避難所運営委員会制度を平成24年に創設しました。現在、市内では221の避難所運営委員会が設立されています。また、食物アレルギーや災害弱者に配慮した備蓄品の増強や、災害時でも水洗トイレのように使用できるマンホールトイレも整備していきます。

 千葉駅周辺の活性化
 Q・三越やパルコが閉店して大丈夫かという声がありますが…。
 熊谷市長・昨年、千葉駅舎がリニューアルされ、エキナカ効果もあり、実は週末に東口を歩く人がかなり増えています。今年の秋に駅ビルの大部分が開業し、三越を超える巨大な商業施設の誕生で、市外から多くの方が千葉駅に来ることが予想されます。既に東口再開発がスタートし、三越があった西銀座も再開発の動きがあります。商業と住居の複合ビル開発が発表されたパルコ跡地と合わせ、新たな賑わいを作るべく、市として積極的に支援していきます。

 投票所が便利に
 Q・駅前の商業施設に設置された投票所が、全国的に注目を集めていますが。
 熊谷市長・買い物のついでに投票ができる、通勤の帰りに投票ができる、そんな便利な場所に投票所があったらよいのにという考えからです。稲毛区では、イオン稲毛店さんの協力を得て、期日前投票所を設置し、投票率向上にもつながっています。
 Q・本日はご多忙中ありがとうございました。

フロントページへ このページのトップへ


千葉と福島を繋ぐ交流イベント
千葉市指定管理業者(株)京葉美装が企画

鎌取コミュニティーセンターで開催された交流イベントの記念撮影
 今年の3月11日で、東日本大震災は6年目を迎えた。千葉市の指定管理業者の(株)京葉美装の国吉晃甲社長は、現在福島から千葉市へ移住をされている方々が4千人であることと、6年目にどう復興支援に協力すべきか悩む人たちへきっかけづくりができればと思い、自社が管理業務を行う4カ所のコミュニティーセンターで、3月1日から26日まで千葉と福島を繋ぐ交流イベントを行った。
 各コミュニティーセンターでは、写真家の山崎芳郎さんが収めた福島6年目の今も変わらない帰宅困難区域の現状の写真展示と福島県産品販売が行われた。
 3月26日(日)は鎌取コミュニティーセンターで、三部構成のメインイベントが開催された。10:30から行われた第一部の「パネルディスカッション」では、福島から避難してきて千葉在住の双葉町ご出身の千代田信一さん、浪江町ご出身の亀田和弘さん、飯館村ご出身の酪農家 小林将男さん、写真家の山崎芳郎さん、千葉大の田代智也さんのお話しを伺い、理解を深め、今後を共に考えていく時間となった。必死の思いで避難し、千葉に落ち着かれた方々への差別的発言や態度は、子供も大人もあるという。また、避難してきて家を建てても、地に足がつかない感覚があり、故郷への想いは消えることがない気持ちを語った。牛130頭と共に山武市に移住された小林さんは、飯館村と千葉に故郷ができたと語ってくれた。今後の課題は、避難解除後、戻る戻らないの心の距離感が難しいと複雑な胸の内を覗かせた。
 第二部は「大懇親会」で、千代田信一さんの福島への想いを込めた「福島慕情」を生歌で披露された。また、福島と千葉のゆるキャラが大集合し、子どもたちは大喜び。福島県復興シンボルのゆるキャラ「キビタンショー」は、復興に向ける勢いを感じた。会場では福島の「野菜麺」が無料で振る舞われ、ヘルマンハープの演奏会や、女流噺家 林家つる子のミニ独演会も開催され、熊谷市長も駆けつけるなど、外はあいにくの雨にもかかわらず、たくさんの家族連れで賑わった。
 第三部は「書道パフォーマンス」で、千葉県立袖ヶ浦高校書道部(国際高校生選抜書展全国準優勝2回、全国青少年書き初め大会団体優勝2回、全国規模の公募展での受賞多数)による、福島県へのメッセージが大きな用紙に綴られた。
 彼女たちは、定期的に福島へ行き、書道パフォーマンスで言葉を届けている。 彼女たちが筆に認めた想いが、福島から避難されて、今共に千葉に生きる方達の心に響いてくれることを心から祈りたい。  【取材:水元富美子】

フロントページへ このページのトップへ


森田健作氏が大差で3選
知事選挙投票率31・18%と低調

当選した森田健作氏
 任期満了に伴う千葉県知事選挙が3月26日(日)に投票が行われ、即日開票の結果、現職の森田健作氏(67)が次点の前浦安市長松崎秀樹氏(67)を破り3期目の当選を果たした。
 森田氏はアクアライン通行料800円にした2期8年の実績や2020年東京オリンピック・パラリンピック千葉で8競技開催を踏まえた安定的発展を訴えながら自民・公明の支持を受け1009万票以上を集め圧倒的な勝利を納めた。
 しかし、投票率は31・8%と、4年前の31・96%より0・78%下回った。
 知事選挙の開票結果は次の通り。
 当選=森田健作氏・百9万4千291票。次点=松崎秀樹氏・34万7千194票。角谷信一氏・13万2千532票。竹浪永和氏・1万6千72票。

フロントページへ このページのトップへ


耳より情報へ
 □耐震工事も地元の(有)マイケン
 □千円で昼カラオケ「モンパヴェ」
 □口が乾く?! 口腔乾燥症とは
  地域新着情報へ  
 □2017年 春の全国交通安全運動
  その他のニュースへ  
 □論壇 成田市 上田 真弓
 □「稲毛新聞」をお気に入りに登録する
  おすすめリンク